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SilverStoneがイベントでVR向けマシンを展示、体験デモも実施
新型PCケースやTitanium認証の大容量電源なども紹介 text by 関根慎一
(2016/4/14 12:05)
4月9日、SilverStoneが2016年に発売予定の新製品を展示する「SilverStone Expo 2016 Spring」が開催された。主催はSiverStoneとディラック。会場はアキバナビスペース。
正午過ぎより約4時間にわたって実施された本イベントでは、SilverStoneの電源やPCケースをはじめとした新製品を一堂に展示したほか、SilverStoneのマーケティングマネージャー、Tony Ou氏による製品紹介のセッションを実施。ケースや電源が当たるじゃんけん大会も催していた。
製品紹介のセッションでは2016年のSilverStoneが採る製品展開について、Tony氏より「VRへの対応を強化する」との方向性が示された。
VRコンテンツでは左右で視差の異なる別々の映像を出力する必要があるため、ビデオカードの性能が何よりも重要になることから、必然的にミドルハイクラス以上の比較的大型なクーラーを搭載できるPCケースを多くラインナップする方針だという。PCケースのセッションでも、RedLineシリーズの最新モデル「RL05」において、375mm長までのビデオカードをサポートすると話している。
イベントではRL05を用いたVR向けPCの作例も展示しており、全てのセッションが終了した後、来場者がHTC ViveによるVRコンテンツを体験できる機会も設けられた。
VR作例PCの主なスペックは、CPUがCore i5-6400、ビデオカードがPalit「GeForce GTX 980 Ti Super JetStream」、マザーボードがASUS「MAXIMUS VIII GENE」、メモリが8GB。デモに用いたコンテンツは。Googleの「Tilt Brush」。