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世界初の750W SFX-L電源が登場、Lian Li製
120mmファン内蔵の静音タイプ
(2016/5/25 22:05)
SFX規格よりも冷却性能を向上させた「SFX-L」規格の電源に新モデルが登場、Lian Liの「PE-750」と「PE-550」が発売された。
店頭価格はPE-750(750W)が税抜き24,800円(税込26,784円)、PE-550(550W)が税抜き17,800円(税込19,224円)で、販売ショップはツクモeX.パソコン館、ツクモパソコン本店、オリオスペック。
静音120mmファン搭載のSFX-L規格電源、ケーブルはフルモジュラー方式
SFX-L規格は、PCケースや電源などのPCパーツを手がけるSilverStoneが提唱する電源規格。一般的なSFX電源は奥行きが100mm前後で、搭載ファンは80mm以下が多いが、SFX-L規格では奥行きを130mmに延長することで、大型の120mmファンが搭載できる点が特徴。これにより、冷却性能がアップするほか、静音性にも効果があるとされている。 なお、幅と高さはSFX規格と変わらないため、SFX対応ケースであれば取り付けは可能だが、奥行きが長くなるため、ケースに収まりきらないことがある点には注意が必要だ。
今回登場したPE-750とPE-550は、ハイエンド化する小型PC向けに開発したという大出力電源。750Wという容量はSFX-L規格としては世界初(国内代理店のディラック)だという。製品は日本製コンデンサやフルモジュラー方式のプラグインケーブルを採用しており、PE-750は80PLUS Platinum認証を、PE-550は80PLUS GOLD認証をそれぞれ取得している。
両モデルとも本体サイズ(W×H×D)は125×63.8×130mmで、負荷によって回転数が変化するPWM方式を採用した120mmファンが搭載されている。
[撮影協力:ツクモパソコン本店]