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筋力低下の症状がある人向けのキーボードが発売
丸い穴が開いたパネル状のカバーでキー入力を支援
(2016/5/26 22:05)
手の震えや筋力低下などのある人へ向けたUSBキーボード「BFKB113PBK-G」がビットフェローズ(ビット・トレード・ワン)から発売された。以前発売された製品に、キーガードを付属したバリエーションモデル。店頭価格は税込10,054円。
販売ショップはパソコンショップ アーク。
ゲーム向けキーボード「BFKB113PBK」のバリエーションモデル、「キーガード」が付属
BFKB113PBK-Gは、メンブレンスイッチを採用したパンタグラフタイプのUSB接続キーボード。2014年10月にゲーム向けキーボードとして発売された「BFKB113PBK」のバリエーションモデルで、表面に被せて使用する「キーガード」が付属している。
キーガードは、各キーの位置に丸い穴が開いたパネル状のカバーで、穴に指を入れてキーを押すという仕組み。キーボード面のどこにでも手を置いたまま入力することができ、同社は「上肢に震えなどの不随意運動や筋力低下などの症状を持つ人向け」としている。
キー配列は日本語(かな表記なし)で、キー数は113。キーストロークは2.5mm、押下特性は60g±20gで、耐久性については約2,000万回の押下が可能としている。また、Windowsキーの無効化や、Nキーロールオーバーに対応している。
本体サイズは幅447×奥行き141×高さ24mm(キーガード装着時は高さ約26.3mm)。重量は約940g(USBケーブルを含む)。USBケーブル長は約1.8m。
なお、製品パッケージはBFKB113PBKのものを流用しているが、側面にある型番やJANコードで判別することができる。
[撮影協力:パソコンショップ アーク]