アキバ店員のPCパーツウォッチ

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( 廉価版IvyBridge )

このコーナーは、最近発売された気になるPCパーツの「その後」をショップ店員に聞くコーナーです。ショップ店員による売れ行き動向やアドバイスなど、購入等の参考としてご活用下さい。

廉価版IvyBridge

 最下位モデルが4千円を切る廉価版Ivy Bridge 計8モデル(Core i3 1種類、Pentium 4種類、Celeron 3種類)が1月に発売された。人気の中心は最下位モデルのCeleron G1610で、ほとんどのショップで低価格CPUの定番モデルになっている。

TSUKUMO eX.

 発売当初からCeleron G1610がダントツで売れています。Intel系CPU全体で見ても3位か4位くらいに入っていて、安いCPUの定番になっています。まあ、最近は安いマザーが多いですし、セットで買っても1万円でお釣りがきますからね。古いマシンのリプレイスやサブマシン用で買っているらしく、B75マザーの組み合わせも多いです。ちなみに、このCPUが出てから、Celeron 847を搭載したマザーの売れ行きが少し鈍りましたね。

ドスパラパーツ館

 出だしから好調な滑り出しですね。好調な理由として、価格が安いという点はもちろんありますが、ラインナップがシンプルになったのも大きかったかなと感じています。Sandy Bridgeの時はCeleronだけで結構な種類がありましたからね(苦笑)。今では「とにかく安く組みたいならCeleron G1610を選ぶ」という流れができています。

ソフマップ 秋葉原 本館

 Celeron G1610が主に売れていますね。安価なB75搭載マザーボードとあわせて1万円前後で購入できるのが強みでしょうか。ただ、廉価モデルとしては種類がちょっと少ないので、もうちょっとラインナップが増えても良いかなと思いますね。

ソフマップ 秋葉原 リユース総合館

 Celeron G1610がかなり好調ですね。家族向けPCを組みたい人やライトな使い方しかしないという人などに、とにかく安く組めるモデルとして支持されています。

ZOA 秋葉原本店

 発売当初からCeleron G1610が良く売れていて、低価格CPUの定番商品になっていますね。どちらかと言えば、乗り換え用に買っていく人が多く、Sandy Bridge世代のCeleronであるG550から乗り換えるという人もいました。価格が4,000円前後前後と安価なので、気軽に交換できるのだと思いますよ。

パソコンショップ アーク

 Celeron最下位のG1610とPentium G2020はよく売れていますよ。まあ、G2020は代理店が行っているキャンペーン特価で割安になっいるというのもあるんですけどね。売れ行き的には、LGA1155の下位モデルもSandy BridgeからIvy Bridgeに移行したように感じますね。

パソコンハウス東映

 この辺は結構売れますね。Pentium G2020やCeleron G1610とか。あと、値段が逆転していたPentium G2010(編集注:キャンペーンで上位のPentium G2020のほうが安くなっている)も売れました。

(AKIBA PC Hotline!編集部)