2TBプラッタ採用のSeagate製4TB HDDが8,480円に、過去最安値を更新

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2TBプラッタ採用のSeagate「BarraCuda」4TBが8,480円で最安更新、8TBと6TBも販売開始

　Seagate ST4000DM004が一部ショップの大幅特価で税込8,480円(1GBあたり2.12円)を付け、4TB HDDの最安記録を更新した。

　4TB HDDの中心価格帯は9,200～9,400円台だが、9,000円を切る特価は年末から毎週のように見掛ける。WesternDigital WD40EZRZは前回比500円高の税込9,480円で、中心は9,700～10,000円弱。東芝 MD04ACA400は税込11,858円で前回と変わらず、複数ショップが特価で12,000円を割っている。

　3TB HDDはキャッシュ256MBのST3000DM007が広く特売されており、最安値は108円安の税込6,566円。前回調査時のWD30EZRZ(6,280円)には及ばないが、1GBあたり2.19円と良い数字だ。なお、Seagate「BarraCuda」にはキャッシュ64MBのST3000DM008もあり、年末年始の最安値はST3000DM007と同じ税込6,674円だったが、20日時点では税込7,290円に上がっている。

Seagate ST4000DM004が限定特価で4TB HDD最安値を記録

Seagate BarraCudaシリーズに2TBプラッタ採用の6TBモデルと8TBモデルが登場

　1月中旬、それら「BarraCuda」にST8000DM004(8TB)とST6000DM003(6TB)が追加された。どちらも1枚あたり2TBの高密度記録プラッタを採用し、キャッシュメモリを256MB搭載している。価格は少々ばらつきがあるが、20日時点の最安値は8TBが税込25,480円、6TBが税込20,980円。これでキャッシュ256MB版の「BarraCuda」は、3～8TBが店頭に出揃った。

　NAS向けにも変化があり、Seagate「IronWolf」に属するST6000VN0033(6TB)が販売開始。従来機種ST6000VN0041と比べて、キャッシュメモリが128MBから256MBへと倍増されたのが特徴で、価格は従来機種の税込23,220円より3,500円ほど高い税込26,784円だ。在庫ショップ数はどちらも1店しかない。

　ところで、1ヶ月ごとの数字を記した一覧表からは分かりにくいが、この年末年始にはNAS向けHDDが大容量品を中心に品薄化。価格も1,000円前後ではあるが上昇した。特に目立ったのはHGSTとSeagateで、4～12TBが年越しを挟んで急減し、1月中旬以降は在庫、価格とも回復へ向かっている。なお、WesternDigital「WD Red」も10TBが品切れ間近まで行ったが、NAS向け最多の在庫ショップ数を誇るだけあって影響は限定的だったようだ。