「WD Blue」など1TB SSDが3万円割れを記録、平均価格も3万円台前半に

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「WD Blue」など1TBSSDの3万円割れが相次ぐ、新型SSDはCrucial「MX500」とSanDisk「X600」が登場

　12月30日にCrucial「MX300」1,050GBが税込29,980円で特売されたのをはじめ、1月20日にはWesternDigital「WD Blue」1TBの2.5インチが税込29,800円、同M.2が税込28,980円と、1TBクラスが相次いで3万円割れを記録。SanDisk「SSD Plus」の960GBも特価で税込30,800円となるなど、1TB前後の大容量品に大幅安が続出した。

　シリーズ別に見ると、Colorful「SL500」640GBが13日に税込15,980円を記録。1GBあたり25円とは、なかなかお目にかかれない数字だ。MLCタイプのKingSpec「P3」も引き続き特売中で、512GBが税込14,029円(1GBあたり27円)と、前述の「JS300」に負けていない。このほか、SanDisk「Ultra 3D」が平均1.9～5.3％下がり、500GBの最安値が2,882円安の税込16,988円に急落したのが目に付く。

1TB SSDが特価などで3万円割れになる例も

Crucialの新型SATA SSD「MX500」

SanDiskの企業向けSATA SSD「X600」、2.5インチ形状とM.2形状の2タイプが登場

　M.2/NVMe対応では、MLCタイプのApacer「Z280」が大幅特価で、480GBが前回比3,000円安の税込24,800円、240GBが2,500円安の税込12,980円を付けた。容量帯ごとの最安は、960GB～1TBがIntel「600p」の税込44,800円、480～512GBがWesternDigital「WD Black PCIe」の税込22,980円、240～256GBがColorful「CN600」の税込11,980円となっている。

　新製品ではCrucialの「MX500」が登場。調査時点で出回っているのは2.5インチ・250GB～2TBで、Micron製3D NANDフラッシュメモリを採用し、最大データ転送速度は読み出し560MB/s、書き込み510MB/sとなっている。販売開始は1月上旬だが、翌週になって在庫ショップ数が急増し、特に大容量品は2,000円前後下落。20日時点の最安値(税込)は2TBが63,800円、1TBが33,640円、500GBが17,980円、250GBが9,980円だ。

　対するSanDiskからは「X600」が発売。2.5インチとM.2/SATAの128GB～2TBが用意され、WesternDigital製3D NANDフラッシュメモリ採用で、最大読み出し530～560MB/s、書き込み490～530MB/sだ。税込価格は2.5インチ・2TBが72,500円、1TBが37,480円、512GBが19,500円、256GBが11,880円、M.2/SATA・512GBが19,980円、256GBが11,880円などで、在庫ショップ数は1店のみと少ない。

　低価格の新製品としては、J&A「JS300」がある。最大読み出し560MB/s、書き込み370～550MB/sで、価格は480GBが税込13,980円(1GBあたり29円)、240GBが税込8,380円、120GBが税込4,980円だ。1月20日現在、このうち480GBと120GBは、それぞれの容量帯で最安の位置にある。