2TB SSDで税込39,800円の大特価品が出現、全体で大幅安が進行中

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Micron製2.5インチ2TBが税込39,800円で出現、SSD全体で大幅安が進行中

　2月下旬、Micron製の2.5インチ・2TB SSDが、税込39,800円(19.4円/GB)の超特価で出現した。「MTFDDAK2T0TBN-1AR1ZABYY」で、最大データ転送速度は読み出し530MB/s、書き込み500MB/s、耐久性は400TBW。2月24日時点で2TBが軒並み60,000円超という中、それらを出し抜く驚くべき安さだ。特価品ながら継続して販売され、3月24日調査時にも複数ショップで確認している。

　突然のサン・キュッ・パは衝撃的だったが、2TBクラス全体としても値下がりが急速に進行。次点のCrucial MX300は前回比5,820円安の税込54,980円、MX500も2,680円安の税込59,300円と、2機種が60,000円を割っている。ほかにもWesternDigitalとSanDiskが税込62,000～63,000円台に急落し、Samsung 850Eに至っては25,215円安の税込64,584円に下げてきた。

Micron製2TBが驚きの税込39,800円

CFD販売「S6ONCG3V」

　1TBクラスも、税込30,000円以下が3機種から5機種に増加。最安はJ&A JS300で、前回比1,180円安の税込26,800円に下がった。大手メーカー製品も30,000円前後に下落し、MX500が3,046円安の税込29,138円、Transcend 220が7,798円安の税込29,980円、X600が3,680円安の税込30,880円となっている。

　480～525GBは、Kingston UV400 480GBが税込11,970円、KINGMAX製480GBが税込11,980円で特売。この容量帯が12,000円を割るのは、昨年1月以来、1年2ヶ月ぶりと見られる。WesternDigital、Crucial、SanDiskなど大手は税込15,000～16,000円台が中心。240～275GBは、Goldkeyの税込6,960円をはじめ、HIDISC、PNYの計3機種が7,000円を割った。

　このほか、Phison製コントローラーと3D TLC NANDフラッシュメモリを採用するCFD販売 S6ONCG3Vが販売開始。最大データ転送速度は読み出し550MB/s、書き込み500MB/s、耐久性は60TBWで、調査時点の最安値は480GBが税込14,680円、240GBが税込7,890円となっている。

　M.2/NVMe対応はIntel 760pが人気。特に512GBと256GBは読み出し3.2GB/sクラスで、Samsung 960 EVOに並ぶ高性能を誇る。前回は512GBが在庫ゼロだったが、3月に入ってから3～4店で推移しており、24日時点の実売価格範囲は税込26,480～26,980円。256GBは5店に在庫があるものの、税込13,780～14,980円と多少ばらついている。

　960 EVOも負けてはおらず、500GBが前回比3,999円安の税込27,800円、250GBが2,000円安の税込14,800円と迎撃。760pには用意されていない1TBまでが、10,487円安の税込51,800円に急落した。なお、こちらも在庫ショップ数は2～5店で、760pとどっこいどっこいであり、中でも大幅安となった1TBは品薄だ。

　値動きの面では、WesternDigital WD Black PCIeが特売されており、512GBが4,520円安の税込17,280円、256GBが2,224円安の税込9,576円で、それぞれの容量帯で群を抜く安値。1TBクラスはADATA SX7000が7,000円安の税込39,980円に下がり、NVMeの1TBで唯一40,000円を切った。ほかにもApacer、Plextor、Transcendなど、大幅な特価や下落が多数見られるが、どれも在庫ショップ数はあまり多くない。