8TB HDDが過去最安値を記録、NAS向けの東芝製4TB HDDが破格の9,482円に

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Seagate製8TB HDDが続落、NAS向けの東芝製4TB HDDが税込み9,482円に

　8TB HDDのSeagate ST8000DM004が前回比432円安の税込18,338円(1GB単価2.29円)に下がり、8TBクラスの最安記録を更新した。中心価格帯は19,000円前後で、平均の値動きはほぼ横ばい。追いかける東芝MD05ACA800は2,160円安の税込20,498円だが、こちらは回転数7,200rpmの上級PC向け機種だ。

　6TBもST6000DM003が216円安の税込12,182円(1GB単価2.03円)に下がったが、4月28日調査時の税込11,980円には及ばない。WesternDigital WD60EZRZは6月に入って14,000円を割り、9日に税込13,586円まで下落したが、23日時点では税込13,980円を付けている。

　気になるのは、6TB各機種の在庫ショップ数が5月下旬頃から減ってきている点だ。特に、MD05ACA600は6月中旬から在庫ゼロが続いているので、東芝を指名買いされる向きは注意したい。代わりと言っては何だが、5TBのMD04ACA500が2,700円安の税込11,858円で特価販売中だ。

限定特価品の8TB HDDが過去最安値を更新

NAS用の1TB HDDは1.2～1.5万円前後が相場だが、東芝製のNAS用4TB HDDが破格の1万円割れに

　4TBの最安はWD40EZRZで、432円安の税込8,186円(1GB単価2.05円)。次点はST4000DM004の税込8,294円だが、平均ではこちらが427円安く、両者の値動きを見ても、ちょくちょく8,000円を割るSeagateのほうが概ね安価だ。もっとも、5月19日にもWDが税込8,078円でSeagateと逆転したことがあり、価格重視なら先入観は持たないほうがいい。

　NAS向けでは、東芝MN04ACA400(4TB)に注目。調査時の最安値が税込9,482円(1GB単価2.37円)と、デスクトップPC向け・MD04ACA400の税込9,698円より低価格だ。NAS向け4TBで在庫ショップ数最多のWD40EFRXが税込15,098円、特価販売の目立つST4000VN008も税込12,930円であり、MN04ACA400の安さが際立つ。

　このほか、WesternDigital「WD Red」の8TBにWD80EFAXが追加された。従来から販売されているWD80EFZXと比べて、キャッシュメモリ容量が128MBから256MBへと倍増されたのが特徴。最安値は税込26,970円となっている。