16コア/32スレッドの「Ryzen Threadripper 2950X」が販売開始、「Core X」シリーズ上位機種に下落の動き

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「Ryzen Threadripper 2950X」が販売開始、「Core X」上位機種に下落の動き

　Socket TR4対応のAMD「Ryzen Threadripper 2950X」が発売された。16コア・32スレッド動作、内部クロック3.5GHz(最大4.4GHz)で、2次キャッシュメモリ8MB、3次キャッシュメモリ32MBを搭載し、TDPは180W。22日時点の最安値は税込116,420円で、最上位2990WX(税込229,770円)と比べてコア数、キャッシュ、価格とも半分だ。

　値動きの面では、Ryzen 7/5「Pinnacle Ridge」のうちRyzen 7 2700が2,582円安の税込30,218円、Ryzen 5 2600が1,966円安の税込19,418円に下落。一方で、2700Xと2600Xはやや上昇している。前回もお伝えしたが、「Pinnacle Ridge」は特価の有無による上下が大変激しく、8月4日に2700Xが税込29,980円、2600Xが税込19,980円と大幅安だったのをご記憶の向きもあろう。お買い物の前には、本誌の「アキバお買い得価格情報」を参照して欲しい。

16コア/32スレッドCPU「Ryzen Threadripper 2950X」が発売」

「Ryzen」セール

　このほか、グラフィック機能を持つRyzen 5/3「Raven Ridge」が値下がり。Ryzen 5 2400Gの最安値が1,642円安の税込16,718円、Ryzen 3 2200Gが678円安の税込11,102円で、平均では3.3～4.8％の下落傾向だ。

　なお、「Threadripper」の1900番台は在庫ショップ数が減少。価格は1950Xが2,700円安の税込97,178円に下がる一方、1920Xは大幅特価が消えて12,960円高の税込64,778円に上昇、1900Xは横ばいという結果だった。「Ryzen」1000番台も店頭から消えつつあり、Ryzen 7 1800XにCPUクーラー添付で29,980円など特売されている。

　Intelは、LGA2066対応「Core X」のうち、Core i9-7820X以上の上位機種に下落の動き。下げ幅はまちまちで、16コア・32スレッドのCore i9-7960Xは、前回比14,768円安の税込179,610円と大きい。ただし、18コア・36スレッドの最上位機種、Core i9-7980XEは税込222,980円のまま動きがない。

　LGA1151対応の「Coffee Lake-S」は、Core i7-8700Kが数量限定で1,591円安の税込38,858円に下落。税込40,000円を切るのは2ヶ月ぶりで、7月21日調査時に税込36,979円を付けて以来の安値だ。このほかはCore i5-8500が1,728円安の税込21,470円、8400が9月上旬に税込19,998円となるなど、Core i7/i5の一部機種で特価販売がぽつぽつ見られる。