Ryzen Threadripperが下落するも、CPU相場全体は増税の影響などで小幅に上げ

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Ryzen Threadripperが急落した一方で、増税の影響などもありCPU相場全体は値上がり傾向

　「Ryzen Threadripper」が最上位の2990WXを除いて大幅特価。2970WXが3,700円安の税込93,498円、2950Xが8,200円安の税込82,498円、2920Xが4,480円安の税込49,498円を付けた。

　一方、第3世代Ryzenと「Ryzen G」、それに「Athlon」などは1.9％値上がり。Ryzen 9 3900Xが1,196円高の税込65,780円となるなど、10月からの消費税増税分をきっちり反映した形だ。

　なお、Athlon 220GEは10月19日(土)に通常より1,000円以上安い税込5,995円を付け、下位の220GEに迫る安値を記録したが、26日(土)時点では税込7,018円に戻っている。

Ryzen Threadripperが大幅特価

Ryzen 9 3900Xは税込65,780円になり、消費税増税分を反映した価格に

　Intelからは、第9世代CoreシリーズのCore i3-9100が発売。4コア、動作クロック3.6GHz(ターボ時最大4.2GHz)、キャッシュメモリ6MB、TDP 65Wで、GPUを搭載している。最安価格は税込15,796円で、GPUを搭載しないCore i3-9100F(税込9,680円)との差額は6,116円だ。

　また、低価格PC向けのCeleron G4950も販売開始。2コア、動作クロック3.3GHz、キャッシュ2MB、TDP 54Wで、GPUを搭載している。調査時点の最安値は税込7,590円で、Pentium Gold G5400など上位機種より高い。

Core i3-9100

Celeron G4950

Core i3-9350KFが税抜き15,980円(税込17,578円)

　価格面では、10月に入っていったん増税分上昇した後、一部が値下がり。26日(土)時点では、Core i3-9350KFが前回比4,000円安の税込17,578円に急落したほか、Core i3-9100Fが310円安の税込9,680円となっている。

　なお、Core i7-9700KFは調査時点で品薄。最上級PC向けのCore Xも在庫ショップ数が減ったため、価格表から外した。