DDR4 16GB×2枚組が税込9,790円を記録後、相場全体は反転して大きく値上がり

・相場月報記事一覧ページ

年始特価で過去最安品が登場するも、その後は多くのモデルで最安値・平均値が上昇

　DDR4-2666 16GB×2枚組が1月4日(土)に特価販売で税込9,790円を記録。16GB×2枚組が税込1万円を切るのは、調査時に在庫があったものとしては2019年11月2日(土)のDDR4-3000(税込9,980円)に続き2例目だ。

　しかしながら、これを境にメモリの価格は上昇へと反転。25日(土)時点での16GB×2枚組は、DDR4-2666が前回比1,800円高の税込12,580円、DDR4-3200が1,100円高の税込14,278円に跳ね上がり、平均の上げ幅もそれぞれ1,796円(14.6％)、893円(6.3％)と大きい。中心価格帯は、2666の安値品が税込13,000～14,000円台、3200が税込15,000円台となっている。

　1月4日(土)は、8GB×2枚組にも大幅特価が出現。DDR4-2400が8GB×2枚組として過去最安の税込3,990円を記録し、2666も税込4,780円を付けた。やはりその後は値上がり傾向で、2666と3200が平均10％前後上昇。それでも25日(土)には、DDR4-2400に税込4,990円の特価品が出ている。中心価格帯は、2666が税込7,000円前後、3200が税込7,000～8,000円台だ。

DDR4-2666 16GB×2枚組の最安モデルは25日(土)時点で税込12,580円

DDR4-3200 16GB×2枚組の最安モデルは25日(土)時点で税込14,278円

DDR4-3600 32GB×2枚組で税込35,980円の特価品があった

　なお、今回調査ではDDR4-2666の32GB×2枚組を販売するショップが増加したものの、価格は上昇。前回はG.SKILLなどに比較的安価な製品が見られたが、今回は目立つ特価もなく、最安値は3,800円高の税込35,780円となっている。一方、高速なDDR4-3600には税込35,980円の特価品が出ていた。

　SO-DIMMは大雑把に見て、DDR4-3200が下落、DDR4-2666は大きく上昇、DDR4-2400はやや上昇といったところ。最も値上がりが目立つのはDDR4-2666 16GB×2枚組で、1月4日(土)には税込12,780円の特価が出ていたのだが、25日(土)時点の最安値は前回比2,250円高の税込15,930円となっている。2666の中心価格帯は、16GB×2枚組が税込16,000円台、8GB×2枚組が税込8,000円台だ。