SanDiskが最安クラスの2TB SSDを投入、SSD相場全体は方向感のない小幅な値動き

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SanDisk「SSD Plus」に低価格な2TBモデル、NVMe対応のPlextor「M9P Plus」などが発売

　SanDisk「SSD Plus」に2TBモデルが追加。21日(土)時点の価格は税込22,880円(1GB単価11.4円)で、2TBクラス最安の位置に立った。

　続いて、昨年暮れに2万円を切っていたSUNEAST製2TBが税込23,980円、販売開始から間もないCrucial「BX500」2TBが前回比6,200円安の税込24,480円となっており、2.5インチ2TBはこれら3機種が25,000円以下で購入可能だ。

SanDisk「SSD Plus」2TB

Crucial「BX500」2TB

　1TBクラスは1万円を切るものが消え、最も安いのはグリーンハウス製960GBの税込11,000円(1GB単価11.5円)。次点は「BX500」1TBが4,500円安の税込11,980円、CFD販売「CG3VX」960GBも税込11,980円、「SSD Plus」1TBが2,990円安の税込11,990円とほぼ並ぶ。3月14日(土)にSeagate「BarraCuda 120」とWesternDigital「WD Blue 3D NAND」が12,000円前後を付けたが、21日(土)調査時には上昇していた。

　500GBクラスは「WD Blue 3D NAND」500GBが660円安の税込5,918円(1GB単価11.8円)と唯一6,000円を切るが、一部ショップの大幅特価であり、中心価格帯は税込7,500～8,000円前後。以下、「CG3VX」480GBが322円安の税込6,028円、グリーンハウスとHIDISKの480GBがどちらも400円高の税込6,380円、HP製500GBが330円安の税込6,578円などと続いている。

　250GBクラスは14日(土)にBIOSTAR製256GBが税込3,058円(1GB単価11.9円)だったが、21日(土)時点の最安は「CG3VX」240GBの税込3,278円だ。

1TBクラスはグリーンハウス製の960GBが最安

500GBクラスはWD Blue 3D NANDの500GBが特価販売で唯一6,000円を切る

Plextor「M9P Plus」

　M.2/NVMe SSDでは、Plextor「M9P Plus」(256GB～1TB)のうち1TBモデルが販売開始。キオクシア製96層3D NANDフラッシュと、Marvell 88SS1092コントローラを採用し、最大データ転送速度はリード3,400MB/s、ライト1,700～2,200MB/s、耐久性160～640TBW。価格はヒートシンク搭載の「PX-1TM9PG+」が税込22,858円、ヒートシンクなしの「PX-1TM9PGN+」が税込21,538円、PCIeカード型の「PX-1TM9PY+」が税込25,058円だ。

Intel「665p」の1TB

　また、IntelからはQLCタイプ3D NANDを採用する「665p」(1～2TB)の1TBが出てきた。リード2,000MB/s、ライト1,925～2,000MB/s、耐久性300～600TBWで、価格は税込22,800円。ADATA「S40G」には大容量品が出回り始め、2TBが35,580円、1TBが税込20,280円となっている。

　このほか、低価格品をざっと見ると、まず2TBクラスはIntel「660p」が2,178円高の税込29,678円、次点のADATA「SX8200 Pro」も1,980円高の税込32,780円と上昇。1TBクラスはCrucial「P1」が550円安の税込12,430円に下がった。500GBクラスはKLEVV「C700 PCIe M.2」480GBが税込7,128円で横ばいなど、上昇と下落が入り交じった値動きだ。

　一方250GBクラスは東芝「KBG30ZMV256G」(256GB)というモデルが税込2,980円で、同容量帯の2.5インチよりも安い。ショップの表示によると、PCIe 3.0 x2対応で、最大データ転送速度はリード1,000MB/s、ライト600MB/s。続いてWesternDigital「SN520」256GBが税込3,480円、KLEVV「C700 RGB」240GBが税込3,980円と、3機種が4,000円以下で特売されている。