2TB SSDの14,000円割れなど特売多数、特価を除くとSSD全体は横ばいの値動き

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2.5インチSSDの2TBが税込13,000円台など新春特価多数

　年末年始に超特価が多数出現。特に新春初売りは驚異的な安値も見られた。

　2.5インチSSDは、1月3日(日)にWesternDigital「WD Blue」2TBが税込13,398円(1GB単価6.7円)で限定特価販売。残念ながら調査時点で既に在庫がなく、記録には残せなかったが、2TBとしてはついぞ見たことのない数字で驚く。同じく売り切れながら、「WD Green」も1TBが税込7,568円(7.6円)、480GBが税込3,740円(7.8円)と大幅な安値だ。

　ほかにもグリーンハウス製960GBが税込7,980円、480GBが税込4,980円(Klevvも同額)、Samsung「860 EVO」1TBが税込9,980円など。WDの特価販売は9日(土)も続き、「WD Blue」の2TBが税込19,980円、「WD Green」の480GBが税込4,480円で、この日は在庫があった。

1月3日(日)にWD Blue SSD 2TBが税込13,398円で限定特価販売

同日にWD Green SSDも1TBが税込7,568円、480GBが税込3,740円で販売

　今回調査の1月23日(土)時点で見ると、まず2TBクラスの最安はSanDisk「SSD Plus」の税込19,800円(1GB単価9.9円)、次点はADATA「SU650」の税込19,980円で、税込み2万円以下を切るのは2製品のみ。Crucial「MX500」は税込26,620円、「BX500」は180円高の税込23,980円、WesternDigital「WD Blue」は812円安の税込24,178円、Samsung「870 QVO」は税込22,980円など、概ね前回から横ばいと言える。

　1TBクラスの最安はグリーンハウス製960GBの税込9,480円(1GB単価9.9円)、続いてTEAM製960GBが500円高の税込9,980円で、これら2製品が税込1万円以下。Samsung「860 EVO」1TBは税込10,479円、「MX500」は2,162円高の税込12,480円、「BX500」は568円高の税込11,748円、「WD Blue」は268円高の税込11,748円、「WD Green」は税込11,550円だ。年末に安かったものは上げ幅が大きい。

1月23日(土)時点では、SanDisk「SSD Plus」の2TBが税込19,800円

1TBクラスはグリーンハウス製960GBが税込9,480円

870 EVO

　新製品としては、Samsung「870 EVO」(250GB～4TB)が発売された。最大データ転送速度はリード560MB/s、ライト530MB/s、耐久性は150～2,400TBWで、ランダムリード(QD1)が13,000 IOPSと「860 EVO」から30％向上したのが特徴。販売が始まったのは500GB～2TBで、価格(最安値)は2TBが税込27,280円、1TBが税込11,479円、500GBが税込6,979円となっている。

　M.2/NVMeも、1月3日(日)に初売り特価でWesternDigital「WD Blue SN550」2TBが税込13,948円(1GB単価7.0円)、1TBが税込9,988円(10.0円)を付けたが、2.5インチと同じく調査時点で売り切れ。9日(土)は2TBが税込20,480円、1TBが税込11,480円で、3日(日)ほど極端ではなくとも十分に魅力的な価格だった。

　23日(土)時点では、2TBクラスの最安は「SN550」の税込26,378円(1GB単価13.2円)だが、Intel「660p」が税込26,708円、Transcend「220S」が税込26,800円、ADATA「SX8200 Pro」が税込26,928円と、税込26,000円台に4製品が集中している。ほかにSeagate「FireCuda 510」が4,070円安の税込27,808円、WesternDigital「WD Black SN750」(ヒートシンクなし)が税込33,530円、Crucial「P5」が税込40,780円、「P1」が6,180円安の税込28,800円、Samsung「970 EVO Plus」が税込40,800円など。横ばいが多いが、「FireCuda 510」など大幅に下がった製品も見られる。

M.2/NVMe SSDは2TBが税込13,948円で1月3日(日)に特価販売された

1月23日(土)時点では、2TBクラスが税抜き23,980円(税込26,378円)が最安

1TBクラスはKingston A2000の税抜き10,980円(税込12,078円)が最安

　1TBクラスはKingston「A2000」の税込12,078円が最安。「660p」が税込12,408円、「665p」が税込12,480円、「SN550」が税込12,650円と続き、税込12,980円にCFD販売「EG1VNE」など4製品が並んでより取り見取りだ。「FireCuda 510」は3,622円安の税込15,378円、「SN750」は税込16,110円、「P5」は税込17,578円、「970 EVO Plus」は税込19,980円などで、やはり「FireCuda 510」の値下がりが目立つ。

Seagate「FireCuda 520」の2TBが税抜き42,980円(税込47,278円)に

　PCIe 4.0 x4(Gen 4)対応でも、Seagate「FireCuda 520」が急落。2TBが3,702円安の税込47,278円、1TBが3,531円安の税込19,448円、500GBが498円安の税込13,780円に下がった。容量別に見ると、2TBの最安はCFD販売「PG3VNF」の税込34,980円で、3万円台はこれだけ。実は「PG3VND」の2TBが出回り始め、3日(日)時点で税込32,780円だったのだが、現在は品切れとなっている。1TBは「PG3VND」の税込16,808円をはじめ、2万円以下が4製品。500GBは「PG3VNF」が499円安の税込9,980円に下がり、Gen 4の500GBクラスで唯一、税込1万円を切っている。

AORUS Gen4 SSD 1TBのヒートシンク非搭載モデル

　新製品では、GIGABYTE「AORUS」のヒートシンク非搭載版Gen 4 SSD(500GB～2TB)が販売開始。最大データ転送速度はリード5,000MB/s、ライト2,500～4,400MB/s、耐久性850～3,600TBWとなっている。出回り始めたのはGP-AG41TB(1TB)のみで、価格は21,450円だ。