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Samsungの新型SSD「870 EVO」がデビュー、ランダムリード性能が30%向上

2TBなど3製品入荷

870 EVO

 ランダムリード性能が30%向上したというSamsung製2.5インチSSD「870 EVO」が22日(金)に発売された。今回入荷した容量は500GB(MZ-77E500B/IT)、1TB(MZ-77E1T0B/IT)、2TB(MZ-77E2T0B/IT)の3種類で、販売価格は順に税込6,980円、税込11,480円、税込27,280円。

 なお、容量250GBモデル(MZ-77E250B/IT)と4TBモデル(MZ-77E4T0B/IT)は今回未入荷。

ランダムリード性能が向上したSATA 6Gbps対応の2.5インチSSD

 870 EVOはSATA 6Gbps対応の2.5インチSSDで、2018年2月に登場した「860 EVO」に続く新たなモデル。Samsungの第6世代V-NAND(TLC)と新コントローラ「MKX」を搭載するほか、記憶域の一部を可変容量バッファにする技術「Intelligent TurboWrite」を従来同様に採用する。

 パフォーマンスについては、シーケンシャルアクセスでリード560MB/s、ライト530MB/s、ランダムアクセス(QD1)でリード13,000IOPS、ライト36,000IOPSを実現したといい、ランダムリードについては860 EVOとの比較で30%向上したとアピールしている。

 耐久性は860 EVOと同クラスで、MTBF 150万時間、最大TBW 2,400TB(4TBモデル)といったスペックを公称。5年間保証も付属する。サイズは100×69.85×6.8mm(7mm厚2.5インチHDD互換)。

[取材協力:パソコン工房 秋葉原BUYMORE店オリオスペックパソコンショップ アークツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館]