最速の「DDR5-8400」対応メモリが発売、全体は品薄などで値上がりするモデルも [11月後半のメモリ価格]

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最速の「DDR5-8400」が発売されるも、高速品を中心に品薄などで上昇

　DDR5 DIMMが高速品を中心に値上がり傾向。DDR4 DIMMは比較的静かだが、平均価格の上昇が見られた。

「DDR5-4800」16GB×2枚組が10,980円、8GB×2枚組が4,470円

　DDR5で最安かつ基本となる「DDR5-4800」は、32GB×2枚組が22,781円(ARK)で横ばい、16GB×2枚組が240円安の10,980円(ドスパラセレクト)、8GB×2枚組が290円安の4,470円(同)。中心価格帯は、32GB×2枚組が24,000円台(ADATA)または33,000円弱(Crucial)、16GB×2枚組が13,000円前後(ADATAなど)または15,000円前後(Crucial)、8GB×2枚組が5,000円前後(Crucialなど)または7,000円前後(ADATAなど)となっている。

　ひとつ上の「DDR5-5200」は、32GB×2枚組が265円安の26,199円(Corsair)と若干下がったものの、平均では1,527円(5.6％)上昇。中心は27,000円前後と30,000円前後に分かれている。16GB×2枚組は1,000円高の13,980円(G.SKILLなど)で、14,000～15,000円前後が多い。

「DDR5-5600」48GB×2枚組が47,980円

　「DDR5-5600」は、48GB×2枚組が7,500円高の47,980円(Corsair)、24GB×2枚組が7,296円高の25,680円(Crucial)に急騰。その上も「DDR5-6200」16GB×2枚組が6,053円高の21,033円(Corsair)、「DDR5-6800」48GB×2枚組が4,462円高の70,798円(Corsair)、「DDR5-7000」16GB×2枚組が3,820円高の30,800円(Corsair)といった調子だ。値上がりと安価な製品の品切れが最安値に現れている。

　そんな値動きをよそに、最速級となる新製品「DDR5-8400」および「8200」が店頭に登場。G.SKILL製の24GB×2枚組で、価格はそれぞれ55,580円、49,680円だ。以前の最速メモリ「DDR5-8000」24GB×2枚組は、8～9月に42,000～43,000円台だったのが、10月に入ると安値のショップが品切れし、最後に見た10月21日時点では58,180円となっていた。

「DDR5-8400/8200」24GB×2枚組

G.SKILL Traident Z5 RGBのDDR5-8400対応品とDDR5-8200対応品が販売開始

　DDR4 DIMMは、「DDR4-3200」32GB×2枚組が15,730円(KLEVV)、16GB×2枚組が10円高の7,570円(ドスパラセレクト)、8GB×2枚組が3,960円(同)。最安値を見る限り安定的だが、平均価格は2.0～5.9％上昇している。その上の「DDR4-3600」も上昇傾向。「DDR4-2666」は32GB×2枚組が683円安の17,600円(ADATA)、16GB×2枚組が1,490円安の6,980円(ARK/SK-Hynix)と下落・特価が見られる。

　SO-DIMMは、「DDR5-4800」16GB×2枚組が880円高の14,850円(Corsair)に上がったが、DDR5全体としてはほぼ横ばい。「DDR4-3200」は平均価格が4.7～6.2％下落し、このうち8GB×2枚組は899円安の3,380円(Team)で特売中だ。

「DDR5-2666」16GB×2枚組が6,980円

SO-DIMM「DDR5-3200」8GB×2枚組が3,380円

【 調査日：2023年11月11日(土)～11月18日(土) 】