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モバイルバッテリーは安全性で選ぶ時代。半固体(準固体)電池採用製品を16モデル集めてみました!
サポートやPSEも安心、国内メーカー中心にピックアップ text by 石川 ひさよし
2026年6月20日 10:00
モバイルノートPCはもちろん、スマホ、タブレットにスマートウォッチ、ワイヤレスイヤホン……普段持ち歩くデジタルガジェットは増えています。そんなガジェットを出先で充電するのがモバイルバッテリー。ところが最近は「モバイルバッテリーが発火する」ニュースが騒がれています。モバイルバッテリーは、「安さ」だけでなく「安全性」もポイントに選ぶ時代です。
そこで今回は、普段から安心して持ち歩ける、半固体電池技術を用いたモバイルバッテリーを集めてみました。
より安全な新世代の電池技術“半固体電池”のモバイルバッテリー
半固体電池(準固体電池とも。まだ開発・普及が進行している段階にあり、現在は両方の表記が用いられています)は、衝撃・極端な高温/低温に強い安全なモバイルバッテリーの次世代技術の有力株とされているもののひとつです。AKIBA PC Hotline!でも採用製品の初登場時からたびたび注目を集めています。それでは早速2026年6月時点の注目製品を見てみましょう。
エレコム
エレコムの半固体モバイルバッテリーは、5,000mAh、10,000mAh、20,000mAhと、3つの容量ラインナップで展開されています。製品サイトではポートごとの細かな出力を確認できるほか、廃棄時の案内などもしっかり説明されています。半固体に加えて国内大手であることも安心材料になるでしょう。
容量は5,000mAhとやや小さめですが、厚さ約9.2mmとスリムで、重量も約120gと軽量です。USB PD対応で、本体と一体型のType-Cケーブルが1本とType-C端子を備えています。1ポート使用時は最大20Wの給電に対応しています。
容量10,000mAhの製品で、USB PD単ポート使用時で入出力最大35Wに対応しています。USBポートはType-Cが2基、Type-Aが1基。Type-Aについてはヘッドセットやイヤホン向けの「低電流モード」もサポートしています。
オウルテック
PCパーツの代理店としてもおなじみのオウルテック。同社は「準固体電池」と呼んでいます。同社は、準固体電池採用モバイルバッテリーに早い段階から取り組んでいる1社で、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
容量5,000mAhの製品で、USB Type-Cを1基、Type-Aを1基備えています。USB PD単ポート使用時の最大出力は20W。バッテリー残量を表示するパネルも備えています。重量は約110g。Type-Cケーブルが1本付属します。
上のモデルを大容量化したのがこちらの製品です。容量は10,000mAh。ポート数は変わりませんが、USB PD単ポート使用時の最大出力は30Wに強化されています。重量は約182g。こちらもType-Cケーブルが1本付属します。
ワイヤレス充電に対応した容量10,000mAhのモデルです。表面にワイヤレス充電機能(Qi2対応、MagSafe対応)を内蔵する一方、USBポートはType-C 1基のみです。USB PD単ポート使用時の最大出力は30W、ワイヤレス充電単体使用時は最大15Wです。ケーブルも付属します。
大橋産業
大橋産業は、自動車向けのバッテリーメンテナンス機器や、ジャッキなどでご存じの方がいるのではないでしょうか。実はモバイルバッテリーやポータブル電源、ハンディファンなども扱っています。なお、大橋産業も「準固体」表記です。
容量は5,000mAhで、USBポートはType-C 1基のみと割り切った仕様ですが、重量約100g、厚み9mmとかなり軽量&スリムです。USB PDでの最大出力は20W。
上のモデルを大容量化したのがこちらの製品です。容量は10,000mAh。そしてUSB Type-C 1基に加え、USB Type-A 1基も備えています。また、17mmと厚みがある印象ですが、実は5,000mAhのモデルと同じ長さ奥行きです。重量は約195g。
CIO
CIOはUSB充電器やUSBケーブルなどで知られるメーカーです。こうした機器の専門メーカーということもあり、半固体電池採用モバイルバッテリーも、ラインナップ豊富。また、ノートPCを充電できる高出力モデルも展開しています。
容量が20,000mAhで、USB PD単ポート使用時で67W出力に対応するモデルです。95×69×29.5mmと大きめ、約355gと重めですが、半固体の安心感に加え、これ1台で何でも充電できるという点も便利な製品です。
5,000mAhと容量は小さめですが、厚み8.7mmはかなりスリム。重量も約121gと軽量です。また、USB Type-C 1基のほか、ワイヤレス充電(Qi2対応、MagSafe対応)機能も備えています。USB PD単ポート使用時は最大20W、ワイヤレス充電単体使用時は最大15Wとされています。
上のモデルの大容量・出力強化版です。容量は10,000mAhで、USB PD単ポート使用時は最大35W、ワイヤレス充電単体使用時は最大25W出力に対応しています。幅×高さはほぼ同じですが、厚みは17mm、重量は約225gにそれぞれアップ。
バッファロー
各種周辺機器やネットワーク機器で知られるバッファローも半固体電池採用モバイルバッテリーをリリースしています。メーカーとしての知名度、実績共にバツグンですが、「これ、ポータブルHDD……ではなくて~」というだけで十分にトークのネタになりそう!?
容量10,000mAhの製品です。Buffaloロゴに加えて、USB Type-Cケーブル直付けなのでより一層ポータブルHDD風の見た目です。ケーブルはストラップとしても利用できます。本体にはUBS Type-C×1ポート装備。USB PD単ポート使用時の最大出力は30Wとされています。
HAMAKEN WORKS
HAMAKEN WORKSは浜田電機のスマートホン周辺機器ブランドです。秋葉原を知る方なら「おぉ!」となると思いますが、先駆けて準固体電池のモバイルバッテリーをリリースしたことでも知られています。公式サイトも今回紹介する準固体電池採用モバイルバッテリーもオシャレ。
容量は5,000mAh。USBはType-C 1基のみとシンプルですが、厚み8.9mm、重量約100gと携帯性に優れた製品です。USB PDでの最大出力は22.5W。
上のモデルの大容量版です。倍量の10,000mAhとなるほか、USB Type-A 1基も追加されています。USB PD単ポート使用時の最大出力は22.5Wと変わらず。5,000mAhモデルから、厚みは17mm、重量は約195gにそれぞれアップしています。
マクセル
マクセルからも半固体電池採用モバイルバッテリーがリリースされています。電池のことなら電池屋。これに勝る安心感はないでしょう。
容量10,000mAhのモデルです。USB Type-C 1基、Type-A 1基を備え、各最大15W、2ポート使用時も合計出力15Wとされています。USB PDである必要がない機器を中心に、半固体の安全性や使用温度幅の広さを考慮すると、活用シーンは多いでしょう。重量は約230g。














