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夢の卓上自販機?在宅ワーク中にいつでも冷たい飲料が飲める「俺の自販機」を買ってみた

仕事のお供にこれ一台!サンコーの便利家電を導入 text by 新井将彩成

サンコー 俺の自販機

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、筆者も在宅勤務な毎日。自室にこもって作業をしていると、動かなくてよい分、リビングまで飲み物を取りに行くのも面倒に感じたりもするのですが……。

 そんな面倒くさがりを救済してくれそうなアイテム「サンコー 俺の自販機」を購入したので、簡単にご紹介します。これは卓上に置ける自動販売機型の保冷庫で、インテリアにもなかなか良かったりします。

インテリアにもOKな自販機風の保冷庫シガーソケット給電対応で車載でも使える

 それでは段ボールの開封から行ってみたいと思います。

 本体の寸法は高さ650×奥行415×横幅235mm、重量は約7.9kg。かなり大きいサイズの段ボール入って届きますが、取り出そうと持ち上げてみると、大きさに対して意外と軽いといった印象です。ちなみに、購入時の金額は税込14,800円でした。

箱はかなり大きめ、2Lのペットボトルと比較してもこの大きさ
さっそく取り出していきます。

 デザインは黒を基調としたカラーリングで、インテリアとしても部屋にマッチさせやすいのは嬉しいところ。機能性だけでなくアイテムとしての見た目を気にする人にも良い製品かもしれません。

 飲み物を収納できる段は合計5段、1段に2本の飲料を入れることができます。なお、一般的な350mlの缶飲料は収納できますが、エナジードリンク、ペットボトルなど高さがある飲料や直径が66mmよりも大きい飲料は対応していません。

 電源はACとDCの2種類が用意されており、コンセントのほかシガーソケットからの給電も可能。車載用の保冷庫としても使えそうです。

"保冷庫"って本当に冷える?卓上に置ける小型家電の実力をお試し

 購入時に一点だけ気になっていたことがあり、この製品は"冷蔵庫"ではなく"保冷庫"とされています。この手の製品は小さくなり過ぎると冷えないといった可能性があるので、実際に飲み物を入れて自室で使用してみました。

実際に缶飲料を入れてどれくらい冷えるのか試してみました。

 まずは飲み物を収納するために扉を開けます。ハンドルを引っ張るとロックが解除される簡単な仕組みが採用されており、段の奥には冷気の吹き出し口を塞がないためのストッパーが装備されています。

ハンドル型のロックは手前に引っ張ることでロックが解除されます。
表のボタンが押されると内側のボタンも押される仕組み。
350mlの缶よりも小さいサイズであれば収納できます。
冷気の吹き出し口を塞がないよう、飲料のストッパーが奥にあります。

 飲料をセットしたら、背面の電源スイッチをONにしてしばらく放置すれば準備は完成。電源を入れた際の動作音は予想よりも気にならない大きさで、電源を付けた状態でも眠りにつける程度の動作音でした。

全部の段に飲み物をセットしました。
飲料をセットしたら電源をいれて冷えるのを待ちます。電源は前述通りACとDCの2種類。

 「俺の自販機」ですが、通常の卓上冷蔵庫的に使うこともできますが、自販機風に飲料を取り出せることがこの製品の醍醐味。

 右側に備えられたボタンを押すと、自販機のように飲料が下から出てきます。「ガコン」と少し大きめな音をたてて出てきますが、取り出し口には衝撃緩和材が備えられているので問題は無さそうです。

さっそくボタンを押して自販機の感覚を楽しみました。
「ガコン」と自販機らしく出てきます。
本体下部の取り出し口には緩衝材が備えられています。
取り出した缶には結露による水滴が。思っていたより冷えます。

 取り出し口を開いて手を入れると保冷庫の中はかなり冷えていました。飲料も想像していたよりも冷えていて美味しく飲めるので、しっかり冷やせる印象です。サンコーによると、内部の温度は周辺温度によって変わるそうで、本体の周囲が25℃の時、庫内は約5℃になるそうです。

 自宅の仕事環境をより快適にしたり、机から動きたくないといった人にはなかなかお勧めできるアイテムです。