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今、PCゲームをプレイするならRTX 3070搭載のG-GEARが最適解だ!!2020冬のゲーミングPCのツボ、押さえてます

~4年前のマシンと注目の6タイトルで性能比較してみた~ by 芹澤 正芳

 2020年末はPCゲーミングが大豊作。「サイバーパンク2077」、「ウォッチドッグス レギオン」、「アサシン クリード ヴァルハラ」と大作が続々登場。「VALORANT」、「Apex Legends」、「フォートナイト」などeスポーツ系タイトルの人気も相変わらずだ。そんな折、革新的な新GPUが登場し、まさにゲーミングPCの買い時が到来している。

G-GEAR GA7J-F203/T 直販価格:177,800円(税込)~

 では、どのようなゲーミングPCがよいのだろうか。GPUは、従来モデルの倍近い性能を叩き出すGeForce RTX 30シリーズの中でもコスパに優れるRTX 3070が現在の狙い目。CPUは、ゲームで高fpsを絞り出せるIntel製の第10世代Coreプロセッサがおいしい。今回はこれらのGPU、CPUを搭載した“この冬の最適解”と言えるG-GEARの最新モデル「G-GEAR GA7J-F203/T」で、その性能を旧世代のPCとの比較も踏まえてチェックした。

【主な仕様】
CPUIntel Core i7-10700F(8C16T)
メモリ16GB(DDR4-2666)
グラフィックス機能NVIDIA GeForce RTX 3070(GDDR6 8GB)
ストレージ500GB SSD[M.2(PCIExpress x4)、NVMe]
光学ドライブDVDスーパーマルチ
前面インターフェースUSB 3.0×2、ヘッドホン×1、マイク×1
背面インターフェースUSB 3.2 Gen 2×1、USB 3.2 Gen 2(Type-C)×1、USB 3.2 Gen 1×2、USB2.0×4、DisplayPort×3、HDMI×1、オーディオ入出力×2
LAN1000BASE-T
OSWindows 10 Home 64bit
サイズ(W×D×H)190×475×435mm
重量約12kg
裏配線ではないが、ケーブル類は美しくまとめられている。2.5インチと3.5インチシャドーベイが多く、ストレージの拡張性は高い
前面にはマイク入力、ヘッドホン出力、USB 3.0×2を備えている
メモリ、ビデオカードは信頼性の高い大手メーカーのパーツで固めている

 RTX 3070は、従来モデルからリアルな光の処理を生み出す「レイトレーシング」(レイトレ)への性能向上もポイントだ。レイトレはフォートナイトやマインクラフト(Windows 10版)が対応を果たし、ウォッチドッグス レギオン、サイバーパンク2077など最新AAAタイトルにも採用例が増えている。レイトレはPS5、Xbox Series Xと次世代ゲーム機にも導入されており、これからゲームするなら押さえておきたい。

フォートナイト(左)やマインクラフト(右)もレイトレに対応

人気の対戦ゲームも話題のAAAタイトルも快適にプレイできる高い性能

 それでは本機のパフォーマンスを見てみよう。まずは定番のPCMark 10と3DMarkのスコアから見ていこう。比較用の旧世代PC(2017年初頭の高性能ゲーミングマシン)のスペックは以下のとおりだ。

【旧世代PCの検証環境】
CPUIntel Core i7-7700K(4C8T)
マザーボードASUS PRIME Z270-K(Intel Z270)
メモリMicron Crucial Ballistix RGB BL2K8G36C16U4BL
(PC4-28800 DDR4 SDRAM 8GB×2、※PC4-19200で動作)
ビデオカードGeForce GTX 1070 G1 Gaming 8G
(NVIDIA GeForce GTX 1070)
SSDMicron Crucial MX500 CT1000MX500SSD1/JP
(Serial ATA 3.0、1TB)
電源SUPER FLOWER LEADEX V Gold 1000W
(80PLUS Gold、1000W)
OSWindows 10 Pro 64bit版

 PCMark 10を見ると当然ではあるが、旧世代からすべてのスコアが向上。とくに写真や動画編集、レンダリング性能を見るDigital Content Creationでは大幅にスコアが伸びた。旧世代に比べて、ゲーム性能だけではなく、クリエイティブ系の処理にも強くなっているのが分かる。

PCMark 10の計測結果。すべてのテストが旧世代より上回ったが、とくにクリエイティブ系の処理が伸びた

 3DMarkのスコアも旧世代に比べて大きく伸びているが、とくにDirectX 12ベースのTime Spyは2倍以上のスコアを出した。新しいビデオカードのほうが、新しいDirectXへの最適化が進んでいるのが見て取れる結果だ。レイトレーシング性能を見るPort Royalは、旧世代のGTX 1070だと、とりあえず動くというだけなので参考値として見ておこう。

3DMarkの計測結果。大幅に伸びているが、とくにDirectX 12のテストは2倍以上のスコア上昇

 ここからは実ゲームでのフレームレートを見よう。VALORANTは射撃場の一定コースを移動した際のフレームレートをCapFrameXで測定した。軽めのゲームだけあって4Kでも平均449.7fpsと十分過ぎるフレームレート。これなら、360Hzなど超高リフレッシュレート液晶と組み合わせてもその性能を十分体感できる。

VALORANTの計測結果。軽めのVALORANTなら4Kでもフレームレートはほとんど落ちない

 フォートナイトはソロプレイのリプレイデータを再生した際のフレームレートをCapFrameXで測定。WQHDまでは平均100fpsを超える高フレームレートを維持。4Kでも平均60fps超えと快適にプレイできるのはさすがアッパーミドルのRTX 3070。12月1日に発表されたGeForce RTX 3060 TiもコスパのよいGPUとして注目されているが、RTX 3060 Tiではフォートナイトを4K解像度で60fpsを出すのは難しい。

フォートナイトの計測結果。WQHD解像度で高リフレッシュレート液晶が十分活かせるフレームレートが出ている

 Apex Legendsはフレームレート制限を解除し、トレーニングモードの一定コースを移動した際のフレームレートをCapFrameXで測定した。このゲームも4Kで平均100fpsを超えており、どの解像度でも快適にプレイが可能。フルHDなら、超高リフレッシュレート液晶も活かせる。

Apex Legendsの計測結果。4Kでも非常に高いフレームレートが出る。高速液晶でプレイしたいところだ

 重量級ゲームも見てみよう。ウォッチドッグス レギオンはゲーム内のベンチマーク機能を利用した。さすがに重たいゲームなので4Kでは平均40fpsだが、WQHDまでなら平均60fps以上。アサシン クリード ヴァルハラもゲーム内のベンチマーク機能を利用した。こちらも同じ傾向で、WQHDまでなら平均60fps以上だ。

ウォッチドッグス レギオンの計測結果。WQHDなら最新の重量級ゲームを最高画質でも快適に遊べる
アサシン クリード ヴァルハラの計測結果。4Kでも平均60fps近く出ており、十分快適にプレイできる

 モンスターハンターワールド:アイスボーンは集会エリアを作成し、一定のコースを移動した際のフレームレートをCapFrameXで計測している。こちらも同様の傾向。重量級ゲームもWQHDまでなら最高画質でも快適に遊べるパワーがあると言ってよいだろう。

モンスターハンターワールド:アイスボーンの計測結果。WQHDまでは最高画質で快適プレイが可能。4Kではちょっと設定を落とそう
ウォッチドッグス レギオンはレイトレーシングの技術をふんだんに取り入れている。水や車へのリアルな映り込みに注目

 レイトレーシングの性能はどうだろうか。ウォッチドッグス レギオンのレイトレーシング設定ごとに同じくゲーム内のベンチマーク機能を実行してみた。RTX 3070は、前世代のRTX 20シリーズに比べてレイトレーシング用のRT Coreの性能が強化されているだけあり、レイトレーシングの設定を最大にしてもWQHD解像度で平均60fps以上を維持している。負荷軽減機能と言えるDLSSを有効にする、という条件は必要なものの、レイトレーシングを楽しみやすくなったのは素直に歓迎したいところだ。

ウォッチドッグス レギオンで、レイトレ設定を変更してテストした計測結果。G-GEAR GA7J-F203/Tならレイトレーシング最大にしてもWQHDで平均60fps以上をキープできる

GTX 1070世代PCから乗り換えるなら今がそのタイミング!高速液晶もオススメ

 VALORANTやフォートナイトなら4Kでも最高画質でプレイ可能。とくにVALORANTなら4Kでも240Hzや360Hzといった超高リフレッシュレート液晶も活かせる。さらに、重量級のウォッチドッグス レギオンやアサシン クリード ヴァルハラ、モンハンなども最高画質でもWQHDまでなら快適なプレイの目安になる平均60fpsをクリアした。現在のゲーミング液晶は、WQHD解像度の高リフレッシュレート仕様がトレンドなので、G-GEAR GA7J-F203/Tは、そんなトレンドに合致したゲーミングPCだ。旧世代のPCと比べても2倍以上の性能を見せるシーンが多く、性能・タイミングともに買い換えにピッタリと言ってよいだろう。

[制作協力:TSUKUMO]