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17万円前後でGeForce RTX 3070/6コアCPU/144Hz液晶、仕事も遊びも全部イケるノート「MSI GP66 Leopard」

高コスパ仕様モデル「GP66-10UG-252JP」、仕事にゲームに動画編集までOK text by 浅倉吉行

MSIの高コスパノートPC「GP66-10UG-252JP」、17万円前後で全部入りといったモデルだ。

 この時期は年度も変わり、新しい環境に合わせたPCなども良く売れるシーズンだ。学生であれば履修する科目などの概要がわかり、社会人であれば配属先で業務を始めている頃で、自分が行うことに合わせたスペックのPCを探している人もいるだろう。

 今回はそういったユーザーにお薦めな1台、MSI GP66 Leopard 10Uシリーズの中から「GP66-10UG-252JP」を紹介したい。

 価格は17万円前後にも関わらず、GPUはGeForce RTX 3070 Laptop GPU、6コアCPUのCore i7-10750H、144Hzの15.6インチまで搭載した全部入りのモデルだ。実際に仕事にもゲームにも動画編集にも使ってみたので、どれくらい便利なのかを見てもらいたい。

17万円前後で全部入り、GeForce RTX 3070 Laptop GPU/6コアCPU/144Hz液晶搭載高コスパなMSIのゲーミングノート

 まずはスペックから紹介しよう。今回撮影に使用しているはメーカー試作機で、見た目などに製品版と若干異なる部分があるかもしれないが、スペックは現在市販されているモデルと変わりないので、この点はご了承いただきたい。

 MSIの「GP66-10UG-252JP」は、同社のゲーミングノートPC「GP66 Leopard 10Uシリーズ」の中でも特にコストパフォーマンスに優れたモデルで、販売価格は公式販売サイトや各販売店で169,800円前後(レビュー掲載時)。

 液晶ディスプレイは15.6型/フルHD/144Hz対応で、CPUは6コアのCore i7-10750H、GPUはGeForce RTX 3070 Laptop GPU(VRAM 8GB)を搭載している。

 インターフェイスは右側面にUSB3.2 Gen1 Type-A×2、左側面にUSB3.2 Gen1 Type-A×1と4極のオーディオ端子を備えている。背面側にはHDMI×1、2.5GbE LAN×1、USB3.2 Gen2 Type-C(映像出力対応)×1とACアダプタ接続ポートが用意されている。

 無線はWi-Fi 6とBluetooth 5.1をサポートしており、液晶上部にWebカメラ(マイク内蔵)も搭載している。標準構成時のメモリは16GBで、ストレージはM.2 NVMe SSD 512GB。メモリやストレージに関しては、MSI公認サポート店であれば、注文時のカスタムや購入後の増設などのサービスがノートPCの製品保証を維持したまま受けられる。このあたりは自分の用途に合わせて調整すると良いだろう。

本体右側面
本体左側面
本体背面側
ディスプレイの上部にWebカメラを搭載

 MSI製のゲーミングノートは冷却能力が高いクーラーが搭載されており、「GP66-10UG-252JP」にも同社オリジナルデザインのクーラー「Cooler Boost 5」が搭載されている。ノートPCの性能がしっかりと発揮できるかは冷却性能が大きく影響するので、ゲームやクリエイター用途などに使う際はクーラー性能の高いモデルを選びたい。

 付属のACアダプタは230W対応で、ビジネスノートなどに比べると大型なものだが、持ち運べなくはない大きさだ。ノートPCの本体サイズは358×267×23.4mm(幅×奥行×高さ)で、本体重量は2.38Kgが公称スペックとなっている。

GP66 Leopard 10U(GP66-10UG-252JP)
CPUCore i7-10750H(6コア/2.6GHz/ブースト時5.0GHz)
GPUGeForce RTX 3070 Laptop GPU(GDDR6 8GB)
メモリDDR4 16GB(8GB×2)
ストレージM.2 NVMe SSD 512GB
ディスプレイ15.6型/フルHD(1,920×1,080ドット)/144Hz
有線LANKiller Ethernet E3100(2.5GbE)
無線LANWi-Fi 6 + Bluetooth 5.1
OSWindows 10 Home 64bit
バッテリー4,160mAh(4セル/65Whr)
本体サイズ358×267×23.4mm
重量2.38Kg

外での仕事でも5時間近く使えるバッテリーライフ、発表会取材を想定して使ってみた会議にも取材にも事務仕事でも活躍する機能を搭載

 「GP66-10UG-252JP」の実際の使い勝手はどうなのだとうか。仕事用途、ゲーム用途、クリエイティブ用途の3パターンで今回は簡単にテストしてみた。

 初めに仕事用途だが、筆者は外でPCを使用することも多いので、発表会に持ち込んだことを想定してテストしてみた。

 仕事で使う際は、画面が見やすいかどうかが使い勝手に直結する部分だ。15.6型/フルHDのディスプレイは視認もしやすく、作業はしやすいだろう。視野角などもしっかり確保されており、この辺りも好印象。ベゼルも狭額縁タイプで、本体サイズをコンパクトにすることに貢献している。

15.6型/フルHDの画面は文字なども見やすく、左右・上下ともに視野角も確保されている印象だ。ベゼルも狭額縁タイプで圧迫感が無い。

 画面の良し悪しと合わせて、キーボードが使いやすいかも重要な部分になる。GP66-10UG-252JPのキーボードはタッチ感も悪くなく、キーバックライトを備えているので、暗い場所で使用する際も安心だ。バックライトはRGBで好みの色を表示可能で、ビジネスシーンなどに合わせて発光を単色に設定したりもできる。ゲーミングモデルだが、設定次第で仕事でも学校でも違和感なく使える。

キータッチは悪くない印象で、メモを取ったりする際も快適だ。ゲーミングモデルなので、バックライトはデフォルトの際は虹色のように光るが、設定を変えれば単色発光や消灯も可能。利用シーンに合わせて好みの設定で利用できる。

 仕事で持ち出した際にはバッテリー周りの仕様も気になるところだ。事務ワークで使用した際バッテリー駆動でどの程度利用可能なのか、PCMark 10のバッテリーテストのベンチマークをオフィス用途の設定にして計測してみた。

 利用可能時間は4時間43分で、ゲーミングノートではあるが、外に持ち出しての使用も考慮されたものになっている。取材時に使用した際は負荷はもう少し軽いので5時間くらいは利用できるだろう。

 これだけの時間使えれば、2時間くらいの製品発表会の取材に持ち出し、その足で2時間くらいの長めの打ち合わせに参加してもまだゆとりがある。学校などに持ち込んで使用しても、充電無しで半日くらいは使えるのではないだろうか。

事務ワークで利用した際にバッテリー駆動でどの程度利用できるのか、PCMark 10で計測したところ時間は4時間43分だった。これだけの駆動時間が確保できれば、発表会取材の後にそのまま打ち合わせに持ち込んでもゆとりがあるので、外でも安心して使える印象だ。

 仕事や学校で使う際は、PC自体のデザインもそれなりにマナーに沿ったものにしたい。「GP66-10UG-252JP」は表面のパネルに光る部分などは無く、ロゴマークなども本体色に近い色となっているため、外観は落ち着いたデザインにまとめられている。

 前述した通りキーボードの発光色も好みに合わせて変えられるので、利用シーンを問わず利用できるモデルといえるだろう。

ゲーミングモデルだが、デザインは落ち着いたトーンでまとめられている。仕事でもプライベートでも利用シーンを選ばず使えるモデルだ。

144Hz液晶/GeForce RTX 3070 Laptop GPUなのでゲームもガッツリいける!コンセントがあればどこにでも快適なゲーム環境を展開可能

 「GP66-10UG-252JP」はゲーミングPCなので、ゲームの性能も見てみよう。今回は「Apex Legends」を使って使用感を確認してみた。

 CPUにIntel Core i7-10750H、GPUにNVIDIA GeForce RTX 3070 Laptop GPUを搭載する本機は、デスクトップ型のゲーミングPCに引けを取らない性能を持っており、当然「Apex Legends」も快適に遊べる。100fpsを超えるハイムレームレートで遊べるのでかなり快適。

 この快適な環境が外に持ち出せるのはなかなか衝撃的で、電源さえ確保できれば場所を問わず快適なゲーム環境が展開できる点は、「GP66-10UG-252JP」の大きな魅力だ。本体重量が約2.4kgなので軽くはないが、仕事のちょっとした合間にゲームをしたり、休み時間にゲームをしたりと、本格的なゲームが外でも遊べる価値は大きい。

 仕事スタイルの多様化により、電源があるカフェなども増えているので、利用できるシーンが増えているのはこうしたモデルには追い風だ。

CPUにCore i7-10750H、GPUにGeForce RTX 3070 Laptop GPUを搭載する「GP66-10UG-252JP」のゲーム性能はかなりパワフル、コンセントがあれば、ちょっとしたカフェスペースでもデスクトップのゲーミングPCで遊ぶような本格的なゲームが遊べる。

 また、「GP66-10UG-252JP」は144Hzのディスプレイを搭載している点も大きな特徴となっている。ゲーミングモデルでも、ノートPCの場合は液晶ディスプレイの性能に関しては妥協せざるを得ないケースも多いが、「GP66-10UG-252JP」であれば勝つためのディスプレイが標準で搭載されている。

 「GP66-10UG-252JP」はゲームで高フレームレートが出せる性能を持っているので、別途ゲーミングディスプレイを用意しなくても本格的に遊べる環境が単体で揃っている。高コストパフォーマンスモデルだが、こうした部分の性能が高い点も魅力といえるだろう。

144Hzのディスプレイなので、FPSゲームなどのプレイも快適。高コスパモデルだが、こうした部分の性能に妥協が無いのも「GP66-10UG-252JP」の魅力だ。

 ゲームを遊ぶ際に、CPUやGPUの性能、ディスプレイ以外に気にする部分だとネットワーク回りの機能だろう。有線LAN側はKiller Ethernet E3100を搭載しており、最高で2.5GbEでの通信が可能だ。無線はWi-Fi 6対応で、こちらは「Intel Wi-Fi 6 AX201」が搭載されている。

有線LANはKiller Ethernet E3100を搭載し、2.5GbEでの接続が可能だ。無線はWi-Fi 6対応で、こちらは「Intel Wi-Fi 6 AX201」が搭載されている。有線が利用できない場合でも高速な通信が可能だ。

 なお、「GP66-10UG-252JP」は映像出力にHDMIとUSB Type-Cを備えており、外部ディスプレイと接続して使用することも可能だ。大画面のディスプレイと接続して使用するのはもちろん、仕事などの用途であれば、自分のデモプレイを見せるために対面側にモバイルディスプレイを置き、プレゼンを行うといったとこにも使える。隣に立って見てもらうよりプレゼンはしやすく密も避けられ便利だ。

実機で動作しているところをプレゼンする際などにはモバイルディスプレイを接続して見せるのが便利だ。ノートPC搭載のディスプレイよりも大型で高性能なディスプレイを接続する用途はもちろん、仕事などに活用することもできる。「GP66-10UG-252JP」は背面側に映像出力端子があるので、ゲーブルもスッキリまとめられてこうした用途にも向いている。

ゲームプレイの動画編集も余裕、自宅に帰って大型ディスプレイに繋げば快適なクリエイティブ環境に

 最後にクリエイター用途となるが、「GP66-10UG-252JP」はかなりの高性能なので、もちろん創作活動などにも十分に対応できるパフォーマンスを持っている。

 ゲームプレイのテストをするのに合わせ動画を録画し、その動画を簡単に編集してみたが、CPUやGPU性能にゆとりがあるので快適だ。メモリも16GBあり、ストレージも高速なNVMe SSDが搭載されているので、そうした部分も快適な操作に一役買っている。

 最近の映像編集ソフトはCPUだけでなく、GPUも活用するものが増えているので、どちらの性能も高い「GP66-10UG-252JP」は様々なシーンで活躍してくれるだろう。今回はDaVinci Resolveを使ってみたが、こちらもGeForceの性能を活用できるソフトだ。

「GP66-10UG-252JP」は6コア/12スレッドCPUを搭載しているので、ゲームだけでなく動画編集などの用途にも性能を活かせる。クリエイター向けのソフトはGPUを活用するものも増えているので、そうしたソフトではGeForce RTX 3070 Laptop GPUの性能をゲーム以外に活かすことも可能だ

 「GP66-10UG-252JP」は外部ディスプレイとの接続も簡単なので、自宅に液晶ディスプレイやマウス/キーボードなどを用意しておき、帰ってきてケーブルを繋ぐだけでデスクトップPC的に使用することもできる。並みのPCよりは「GP66-10UG-252JP」はだいぶ性能が高いので、ノートPCとデスクトップPCを使い分けるのではなく、接続を変えることで「GP66-10UG-252JP」1台で両方まかなってしまうというもの良いだろう。

自宅に液晶ディスプレイやマウス/キーボードを用意しておけば、最小のケーブル接続するだけでデスクトップPC環境も構築できてしまう。「GP66-10UG-252JP」は高性能なのでメインPCとして使うのも当然アリだ。

 動画の編集は解像度が高く大きいディスプレイの方が作業がしやすいので、クリエイティブな用途に使用する場合は外部ディスプレイを用意することを筆者としてはお薦めしたい。今回はMSIの27インチ/WQHD対応液晶ディスプレイ「Optix MAG274QRF-QD」を接続して作業してみたが、サイズも解像度も上がるので快適だった。

 また、こうしたノートPCを母艦にクリエイティブ環境を構築した際、ノートPC側のディスプレイは素材を表示し、編集など作業を行うのは外部ディスプレイ側と、用途を分担することができるのもメリットだ。このスタイルはかなり快適なのでぜひ試してみてもらいたい。

今回解像度もサイズも二回り大きい外部ディスプレイを接続して映像を編集してみた。「GP66-10UG-252JP」は性能が高いこともあり、クリエイター用途の母艦としても優れている。ゲームをプレイして、それを録画して即動画として公開したいといった人にはお勧めなモデルだ。

17万円前後で全部入り、仕事もゲームも動画編集まで何でもこなせるノートPC

 「GP66-10UG-252JP」は、事務作業などのデスクワークはもちろん、流行のゲームも動画編集もこなせるハイパフォーマンスな1台だ。「Apex Legends」などはハイフレームレートで遊ぶことが可能で、動画編集では6コア12スレッドのCPUとGeForceのGPGPU性能が活用できる。デスクトップ向けのビデオカードが入手難となっているので、代替としてこうしたノートPCを選ぶのもありだろう。

 また、こうした搭載パーツの性能だけでなく、144Hz/フルHDのゲーミング仕様のディスプレイを備えるのも魅力だ。ゲーミングディスプレイを別途用意しなくてもこのノートPC単体で妥協無くゲームが楽しめる。本格的なゲーミングディスプレイまでついてくると考えると、「GP66-10UG-252JP」の17万円前後という価格はかなり破格だ。気になる点があるとすればと本体重量くらいだろう。

 これからノートPCを購入するユーザー、特に1台で何でもこなしたいといった人にはぜひこの「GP66-10UG-252JP」を購入候補として検討してもらいたい。

[制作協力:MSI]