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EIZOのColorEdgeで猫を超かわいく見よう!プロ向け液晶は一般ユーザーにも幸せアイテムだった
人肌の再現もバツグン!?きめ細やかな色調や明暗も再現する「ColorEdge CS2410」 text by ぬこ目男爵
- 提供:
- EIZO
2019年7月24日 06:00
我が輩は猫……好きである。名前はぬこ目男爵としておこう。仕事に疲れた時には、かわいい猫やポートレートを見るのが日課だ。今日もお気に入りのはなちゃん(猫)に癒やされていたところ、ふらっと編集Kがやってきた。
[編集K]EIZOのColorEdgeなら、猫がすごくかわいく見えるそうですよ。
[ぬこ目男爵]は?(な、何を言っているのだこやつは……EIZOのColorEdgeはモニターにさほど詳しくない私でも知っている。クリエイター志向の本格派シリーズで数十万クラスはザラ、最低でも10万円以上は覚悟。品質は良いだろうが……いくら猫好きだからって見るだけのためだけにそこまで高級なもん使うわけないだろう?)
[編集K]綺麗なディスプレイなら、かわいいペットがよりかわいく見える!
[ぬこ目男爵]どうせお高いんでしょう~?
[編集K]だと思うでしょ?実は最近「ColorEdge CS2410」っていう税抜5万円以下で買えるモデルもあるんですよ。
[ぬこ目男爵]!でも、何か裏があるんじゃないの?(あれ、意外と安い?)
[編集K]価格はお手頃ですけど、ColorEdgeクオリティは健在ですよ。工場で1台ごと色が調整されているので色再現性がカンペキ、階調表現が繊細で、瞳とか「ちゅるる~ん」って感じで引き込まれますよ!輝度ムラや色度ムラがないから毛並みも「超もふもふ~」みたいな。
[ぬこ目男爵]!!ち、ちゅるる~ん?超もふもふ~?
[編集K]かわいいものを見て幸せになるなら画面が美しいディスプレイに限りますよ、さっそく試してみます?
[ぬこ目男爵]イエッサー!
最高の猫写真を体験!愛するペットがいる人にめっちゃお勧めな液晶ディスプレイ
もふもふが超もふもふ?瞳がちゅるる~ん?み、見たい……超見たい……。ということで、2つ返事でOKした。さっそくとっておきの猫の写真を見てみよう。
我々がColorEdge CS2410を体験した際の第一声が「なんとまぁ……、かわいいじゃない!!」。カラーマネジメントディスプレイの実力を早速味わうのだった。
良いものをよりよく見せてくれる、そんなディスプレイがColorEdge CS2410なのだ。
今回は猫のはなちゃんに協力してもらったが、かわいく映るのは猫だけではない。当然、犬をはじめ鳥や兎など、様々な動物のかわいさや良さを映し出してくれる。
透き通るような瞳の美しさ、柔らかな毛並みや模様など、普段使っている液晶ディスプレイでは見えにくい部分も自然に映し出してくれる。加工して鮮やかに見えたり、デフォルメされたりといった劇的に変化する方向での驚きはないが、ColorEdge CS2410が見せてくれる動物の姿は自然で心地よいのだ。
ペットを飼っている人は写真もたくさん撮っていると思うが、愛する我が家のペットをもっとかわいく見たいという人にはぜひお勧めしたい。見ていてギューッと抱っこしたくなるはずだ。
ColorEdge CS2410だとなぜキレイ?ポイントは優れた色再現性、ムラが無くてグラデーションも完璧!
ColorEdge CS2410を使うとなぜこんなにきれいに見えるのか。大きなポイントは高い色再現性と、階調表現の正確さ。
ディスプレイの性能の一つに色域があるが、ColorEdge CS2410はインターネットコンテンツなどで標準となっているsRGB規格の色域を100%カバー。sRGBコンテンツであれば、制作者の意図した色をしっかりと再現できる。
sRGBの色域は、Adobe RGBやDCI-P3といった規格に比べると広色域ではないが、インターネット上のコンテンツのほとんどはsRGBを基準に制作されており、sRGBの色域があれば十分な美しさが楽しめる。
そして、グラデーションがなぜ美しいかというと、工場で1台ごとにRGBすべての階調で色や濃淡の出方を調整しているためで、はじめからベストに近い状態にセッティングされている。
また、独自のデジタルユニフォミティ補正回路により、画面の隅々まで輝度・色度ムラのない均一性を確保していることも大きい。
さらに、見る角度による色変化の少ないIPSパネルを採用していること、環境照明の映り込みを抑えたアンチグレア仕様も実際の見た目が良い理由だろう。アンチグレア仕様には、長時間閲覧しても目が疲れにくいというメリットもある。
柔らかな人肌の階調もしっかり再現女子がよりかわいく見えるColorEdge CS2410
ColorEdge CS2410で見る猫は強烈にかわいい。そんなディスプレイで人を見たらどうなるのか、オキニのモデルさんの写真や、イベントコンパニオンの写真でチェック!
モデルさんの写真を見た我々は、「いいわぁ、凄く良いわぁ。ただただかわいい、かわいい……」とColorEdge CS2410が映し出す画面に酔いしれるのだった。
続いてイベント会場のコンパニオンさんも見てみよう。こっちも結構良い感じに雰囲気を再現してくれているのだ!
ちなみに、モデルさんやコンパニオンさんを撮影する場合、必ず一声かけて許可をもらってからにしよう。掲載する場所なども合わせて伝えておくと、安心してもらえてなお良しだ。
といった感じで、女性のモデルさんを例にColorEdge CS2410が被写体のかわいさや美しさを引き出せることはわかってもらえたと思う。
こうした被写体の良さを再現する特性は、子供であったり、男性アイドルであったりしても同じだ。愛するわが子の写真を最高の状態で見るために導入するも良し、推しの男性アイドルの存在感をより感じるために導入するも良しと、よりよく人物を見たい、近くに感じたいという人にもColorEdge CS2410はお勧めの一台なのだ。
ハードウェア・キャリブレーション対応でより正確な色を表示イラストや漫画は原画レベルの絵が見られる!
ColorEdge CS2410は、ハードウェア・キャリブレーションに対応していることも大きな特徴の1つ。本製品は1台1台工場で色の調整を行ったうえで出荷されているため、そのままでも高い色再現性をもっているが、ディスプレイは経年変化するため、長く同じ状態を維持するためには、定期的な表示調整(キャリブレーション)が必要になる。
ソフトウェアで色を合わせるソフト・ウェアキャリブレーションならば、市販のキャリブレーションツールを使えば、どのモニターでも可能だが、PC(GPU)側の出力を調整するためモニターの階調が減少してしまう。ハードウェア・キャリブレーションでは直接モニターの表示色を調整するため、階調を犠牲にせずに調整ができる。ここが大きな違いで、本格的な制作もするならハードウェア・キャリブレーションが扱える環境を導入するのがベター。ハードウェア・キャリブレーションなら、短時間かつ高精度な調整ができるので、断然お勧めだ。
ColorEdge CS2410でのハードウェア・キャリブレーションは、別売のキャリブレーションセンサーと、専用の無償キャリブレーションツール「ColorNavigator 7」を利用する。設定作業は「ColorNavigator 7」の画面の指示に従っていくだけの簡単操作だ。
こうした機能はコンテンツを見て楽しむユーザーにもメリットは大きいが、本格的に写真を撮影しているユーザーや、イラストやCGなどを作成しているユーザーなど、クリエイター層にも導入するメリットは大きい。
実際、プロのイラストレーターの多くはハードウェア・キャリブレーションに対応したディスプレイで創作活動を行っており、見る側のユーザーもハードウェア・キャリブレーション対応ディスプレイを導入することで、作者が本来意図していた色や階調を反映したイラストを見ることができる。すなわち、ColorEdge CS2410でイラストを見れば、ある意味原画を見るということに限りなく近い体験ができるというわけだ。
見ることにこだわるユーザーにお勧めのCS2410、眼福を体験しよう
これまで見てきたように、ColorEdge CS2410は、見るディスプレイとしても最高だった。猫や女子はよりかわいく、毛並みや髪の毛などの階調もしっかりと描写され、うっとりと引き込まれてしまう。
さらに「制作者の意図どおりの正しい色で見ている」という安心感が持てることもいい。環境に合わせてキャリブレーションを行うのがベストではあるが、工場で1台1台調整されているので標準のままでも色再現性は非常に高いため、誰でもすぐにお気に入りのデータ鑑賞を楽しめる。
何よりうれしいのが、4万9,800円(税抜)というリーズナブルな販売価格だ。EIZOダイレクトでは、キャリブレーションセンサーや遮光フード、ケーブルなどをセットにした割安なセット販売も行われている。
ColorEdge CS2410はEIZOダイレクト専売ということで、店頭販売はされていない。実機を見たいという方もいるだろう。東京であれば、ショールームのEIZOガレリア銀座に展示されているので、そこで確認することができる。
また、同社のWebページでは、ColorEdge CS2410を実際に購入して使用している方の声を集めた「ColorEdge CS2410ユーザーボイス」も公開されている。すでに多くの投稿があり、具体的な使用目的や実際の使用感が紹介されているので、購入前の参考にしてもらいたい。
ColorEdgeというとプロ向けというイメージが強いが、プロが作ったものを楽しむユーザーが使っても魅力を十分に楽しめるモデルなので、見ることに幸せを感じたいユーザーにはぜひ使ってみてもらいたい。