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EIZOのColorEdgeで猫を超かわいく見よう!プロ向け液晶は一般ユーザーにも幸せアイテムだった

人肌の再現もバツグン!?きめ細やかな色調や明暗も再現する「ColorEdge CS2410」 text by ぬこ目男爵

カラーマネジメント液晶ディスプレイ「ColorEdge CS2410」。話によると猫が超もふもふに見える!というので、さっそく使ってみた。
ハードウェアキャリブレーション対応でありながら、EIZOダイレクトで税抜き49,800円とお手頃。あのColorEdgeの品質がこの価格で体験できる!

 我が輩は猫……好きである。名前はぬこ目男爵としておこう。仕事に疲れた時には、かわいい猫やポートレートを見るのが日課だ。今日もお気に入りのはなちゃん(猫)に癒やされていたところ、ふらっと編集Kがやってきた。

[編集K]EIZOのColorEdgeなら、猫がすごくかわいく見えるそうですよ。

[ぬこ目男爵]は?(な、何を言っているのだこやつは……EIZOのColorEdgeはモニターにさほど詳しくない私でも知っている。クリエイター志向の本格派シリーズで数十万クラスはザラ、最低でも10万円以上は覚悟。品質は良いだろうが……いくら猫好きだからって見るだけのためだけにそこまで高級なもん使うわけないだろう?)

[編集K]綺麗なディスプレイなら、かわいいペットがよりかわいく見える!

[ぬこ目男爵]どうせお高いんでしょう~?

[編集K]だと思うでしょ?実は最近「ColorEdge CS2410」っていう税抜5万円以下で買えるモデルもあるんですよ。

[ぬこ目男爵]!でも、何か裏があるんじゃないの?(あれ、意外と安い?)

[編集K]価格はお手頃ですけど、ColorEdgeクオリティは健在ですよ。工場で1台ごと色が調整されているので色再現性がカンペキ、階調表現が繊細で、瞳とか「ちゅるる~ん」って感じで引き込まれますよ!輝度ムラや色度ムラがないから毛並みも「超もふもふ~」みたいな。

[ぬこ目男爵]!!ち、ちゅるる~ん?超もふもふ~?

[編集K]かわいいものを見て幸せになるなら画面が美しいディスプレイに限りますよ、さっそく試してみます?

[ぬこ目男爵]イエッサー!

最高の猫写真を体験!愛するペットがいる人にめっちゃお勧めな液晶ディスプレイ

今回使用している写真の一例。お気に入りの猫をどれだけ再現してくれるのかチェック!

 もふもふが超もふもふ?瞳がちゅるる~ん?み、見たい……超見たい……。ということで、2つ返事でOKした。さっそくとっておきの猫の写真を見てみよう。

 我々がColorEdge CS2410を体験した際の第一声が「なんとまぁ……、かわいいじゃない!!」。カラーマネジメントディスプレイの実力を早速味わうのだった。

 良いものをよりよく見せてくれる、そんなディスプレイがColorEdge CS2410なのだ。

か、かわええ……。つぶらな瞳、もふもふの毛並み、ピーンと伸びたヒゲ、背景のピンク、イエローまで、肉眼で見たイメージをCS2410は完璧に再現しているにゃ!
そ、そんな目で見つめられたら……はなちゃんのつぶらな瞳はまさに「ちゅ、ちゅるる~ん」。吸い込まれるような艶やかな透明感から目が離せにゃい……。ふにゃっと握られた手の柔らかさもたまらん。
絨毯みたいなはなちゃんの背中。CS2410は毛色の滑らかなグラデーションを完全再現し、背景の白色まで白飛びさせずムラなく表示。もふもふしたい……もふもふ……もふもふ……超もふもふぅ~。
耳毛ふっさふさ。そしてその顔……。はなちゃんはじゃれるのが大好き、まーた悪さするんかーい?
ふっさふさの毛の中に見える肉球のぷにぷに感。しゅ、しゅごい……。
そこ好きねぇ。なんでそこ好きなのかにゃ~?はなちゃんの存在する優しい空気感まで表現できてるにゃ。
抱っこされて幸せそうなはなちゃん。猫のやわらか~い表情もばっちり!
取材協力;譲渡型保護猫カフェ「ちよだニャンとなるcafé」 旅館の一部を改修し「猫のいる古民家空間を楽しむ」コンセプトで運営されている保護猫カフェ。営業時間は平日14~20時、土日祝日11~18時。月曜日と火曜日が定休日。

 今回は猫のはなちゃんに協力してもらったが、かわいく映るのは猫だけではない。当然、犬をはじめ鳥や兎など、様々な動物のかわいさや良さを映し出してくれる。

 透き通るような瞳の美しさ、柔らかな毛並みや模様など、普段使っている液晶ディスプレイでは見えにくい部分も自然に映し出してくれる。加工して鮮やかに見えたり、デフォルメされたりといった劇的に変化する方向での驚きはないが、ColorEdge CS2410が見せてくれる動物の姿は自然で心地よいのだ。

 ペットを飼っている人は写真もたくさん撮っていると思うが、愛する我が家のペットをもっとかわいく見たいという人にはぜひお勧めしたい。見ていてギューッと抱っこしたくなるはずだ。

ColorEdge CS2410だとなぜキレイ?ポイントは優れた色再現性、ムラが無くてグラデーションも完璧!

 ColorEdge CS2410を使うとなぜこんなにきれいに見えるのか。大きなポイントは高い色再現性と、階調表現の正確さ。

 ディスプレイの性能の一つに色域があるが、ColorEdge CS2410はインターネットコンテンツなどで標準となっているsRGB規格の色域を100%カバー。sRGBコンテンツであれば、制作者の意図した色をしっかりと再現できる。

 sRGBの色域は、Adobe RGBやDCI-P3といった規格に比べると広色域ではないが、インターネット上のコンテンツのほとんどはsRGBを基準に制作されており、sRGBの色域があれば十分な美しさが楽しめる。

 そして、グラデーションがなぜ美しいかというと、工場で1台ごとにRGBすべての階調で色や濃淡の出方を調整しているためで、はじめからベストに近い状態にセッティングされている。

インターネットコンテンツの標準である「sRGB」を100%カバー。工場にて1台1台色を調整して出荷しているので、コンテンツ制作者の意図通りの色を再現できる。
表示解像度は1920×1200ドット。独自のデジタルユニフォミティ補正回路により、画面の隅々まで輝度・色度ムラのない均一性を確保している。

 また、独自のデジタルユニフォミティ補正回路により、画面の隅々まで輝度・色度ムラのない均一性を確保していることも大きい。

 さらに、見る角度による色変化の少ないIPSパネルを採用していること、環境照明の映り込みを抑えたアンチグレア仕様も実際の見た目が良い理由だろう。アンチグレア仕様には、長時間閲覧しても目が疲れにくいというメリットもある。

角度による色変化が少ないIPSパネル、発色の良さも見た目の美しさに貢献している。
環境光の映り込みを抑えたアンチグレア仕様、光沢による反射が無いので目が疲れにくいというメリットもある。
入力端子はDisplayPort、HDMI、DVI-Dと3系統入力に対応。ピボット機能で縦位置にもできるので、縦位置で撮った写真の閲覧にも適している。
入力切り替えや表示モード変更は前面の静電タッチセンサー式ボタンで簡単にできる。

柔らかな人肌の階調もしっかり再現女子がよりかわいく見えるColorEdge CS2410

今回使用している写真の一例。猫は強烈にかわいかったが、人も美しく映し出されるのかチェック。

 ColorEdge CS2410で見る猫は強烈にかわいい。そんなディスプレイで人を見たらどうなるのか、オキニのモデルさんの写真や、イベントコンパニオンの写真でチェック!

 モデルさんの写真を見た我々は、「いいわぁ、凄く良いわぁ。ただただかわいい、かわいい……」とColorEdge CS2410が映し出す画面に酔いしれるのだった。

か、かわええ……。ゆるふわヘアーの繊細さ、瞳のうるうる感、透明感のある肌……すべてイメージどおりに再現されているッ!
ポートレート(人物写真)は縦位置も多いだけに、ピボット機能で縦位置にして画面いっぱいに表示できる点は嬉しい。ゆるふわのロングヘアーがとってもきれい(ウットリ)。
これも縦位置。UFOキャッチャーの光が当たってハイライトからグラデーションになっている肌の描写がビューティフォー。
モデル協力;うさみみつG-mail(業務依頼用) / Twitter:@usamimitsuアイドルユニット「ねこの集い」のアリア役、ヘアメイクとしても活動するフリーランスモデル。

 続いてイベント会場のコンパニオンさんも見てみよう。こっちも結構良い感じに雰囲気を再現してくれているのだ!

 ちなみに、モデルさんやコンパニオンさんを撮影する場合、必ず一声かけて許可をもらってからにしよう。掲載する場所なども合わせて伝えておくと、安心してもらえてなお良しだ。

COMPUTEX TAIPEI 2019のイベントコンパニオンさんの写真。印象的なサラサラのロングヘアのサラサラ感がしっかり描写されている。
白い肌がきれいなコンパニオンさん。これものっぺりとせず自然な質感で描写されている。
鮮やかなピンクの衣装も実際の印象そのままに自然な色で再現されている。
ライティングが良いとは言えないイベント会場でも、写真が好きな人は機材やテクニックを駆使して、階調や色合いの美しい写真を撮影しているはず。CS2731はそうした手間を掛けた部分もしっかりと再現してくれるのだ。

 といった感じで、女性のモデルさんを例にColorEdge CS2410が被写体のかわいさや美しさを引き出せることはわかってもらえたと思う。

 こうした被写体の良さを再現する特性は、子供であったり、男性アイドルであったりしても同じだ。愛するわが子の写真を最高の状態で見るために導入するも良し、推しの男性アイドルの存在感をより感じるために導入するも良しと、よりよく人物を見たい、近くに感じたいという人にもColorEdge CS2410はお勧めの一台なのだ。

ハードウェア・キャリブレーション対応でより正確な色を表示イラストや漫画は原画レベルの絵が見られる!

 ColorEdge CS2410は、ハードウェア・キャリブレーションに対応していることも大きな特徴の1つ。本製品は1台1台工場で色の調整を行ったうえで出荷されているため、そのままでも高い色再現性をもっているが、ディスプレイは経年変化するため、長く同じ状態を維持するためには、定期的な表示調整(キャリブレーション)が必要になる。

専用キャリブレーションセンサー(別売り)が用意されており、階調を犠牲にせず正確な色調整ができる。
ColorEdge専用の無償キャリブレーションツール「ColorNavigator」が用意されている。画面の指示に従うだけで誰でも簡単にキャリブレーションができる。

 ソフトウェアで色を合わせるソフト・ウェアキャリブレーションならば、市販のキャリブレーションツールを使えば、どのモニターでも可能だが、PC(GPU)側の出力を調整するためモニターの階調が減少してしまう。ハードウェア・キャリブレーションでは直接モニターの表示色を調整するため、階調を犠牲にせずに調整ができる。ここが大きな違いで、本格的な制作もするならハードウェア・キャリブレーションが扱える環境を導入するのがベター。ハードウェア・キャリブレーションなら、短時間かつ高精度な調整ができるので、断然お勧めだ。

 ColorEdge CS2410でのハードウェア・キャリブレーションは、別売のキャリブレーションセンサーと、専用の無償キャリブレーションツール「ColorNavigator 7」を利用する。設定作業は「ColorNavigator 7」の画面の指示に従っていくだけの簡単操作だ。

素材Goodで公開されている、フリー素材を使ってイラストの表示も試してみた。屏風のようなグラデーションを多用した和風柄だが、とても美しい。
RESTAで配布されているフリーの壁紙から。アニメ調の絵や漫画なども作者の意図した通りの画質で再現。原画レベルの品質を楽しめる贅沢な体験ができる。

 こうした機能はコンテンツを見て楽しむユーザーにもメリットは大きいが、本格的に写真を撮影しているユーザーや、イラストやCGなどを作成しているユーザーなど、クリエイター層にも導入するメリットは大きい。

 実際、プロのイラストレーターの多くはハードウェア・キャリブレーションに対応したディスプレイで創作活動を行っており、見る側のユーザーもハードウェア・キャリブレーション対応ディスプレイを導入することで、作者が本来意図していた色や階調を反映したイラストを見ることができる。すなわち、ColorEdge CS2410でイラストを見れば、ある意味原画を見るということに限りなく近い体験ができるというわけだ。

見ることにこだわるユーザーにお勧めのCS2410、眼福を体験しよう

ColorEdge CS2410ユーザーボイス」のWebページ。やはり写真趣味の方が多いが、鑑賞用に購入されている方も。色再現性の高さ、色合わせが確実にできる点を高く評価する声が多い。

 これまで見てきたように、ColorEdge CS2410は、見るディスプレイとしても最高だった。猫や女子はよりかわいく、毛並みや髪の毛などの階調もしっかりと描写され、うっとりと引き込まれてしまう。

 さらに「制作者の意図どおりの正しい色で見ている」という安心感が持てることもいい。環境に合わせてキャリブレーションを行うのがベストではあるが、工場で1台1台調整されているので標準のままでも色再現性は非常に高いため、誰でもすぐにお気に入りのデータ鑑賞を楽しめる。

 何よりうれしいのが、4万9,800円(税抜)というリーズナブルな販売価格だ。EIZOダイレクトでは、キャリブレーションセンサーや遮光フード、ケーブルなどをセットにした割安なセット販売も行われている。

 ColorEdge CS2410はEIZOダイレクト専売ということで、店頭販売はされていない。実機を見たいという方もいるだろう。東京であれば、ショールームのEIZOガレリア銀座に展示されているので、そこで確認することができる。

 また、同社のWebページでは、ColorEdge CS2410を実際に購入して使用している方の声を集めた「ColorEdge CS2410ユーザーボイス」も公開されている。すでに多くの投稿があり、具体的な使用目的や実際の使用感が紹介されているので、購入前の参考にしてもらいたい。

 ColorEdgeというとプロ向けというイメージが強いが、プロが作ったものを楽しむユーザーが使っても魅力を十分に楽しめるモデルなので、見ることに幸せを感じたいユーザーにはぜひ使ってみてもらいたい。