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ASUS好きのための“ROG”で統一した高級ゲーミングPC「ZEFT Z44PBA」、もちろんゲームも高性能
パソコンショップSEVENの「Powered By ASUS」モデル text by 坂本はじめ
- 提供:
- パソコンショップSEVEN(セブンアールジャパン)
2023年9月29日 12:00
今回紹介するのは、パソコンショップSEVENとASUSが共同開発した「Powered By ASUS」のゲーミングPC「ZEFT Z44PBA」。主要なパーツをASUSのゲーミングブランド「ROG」製品で統一したハイエンドモデルだ。
ケースからマザーボード、電源ユニットに至るまでASUS ROGブランドを採用したZEFT Z44PBAは、純粋な性能だけでなくハイエンドらしい重厚なビジュアルも魅力の一台。厳選されたパーツで構築されたBTOパソコンのクオリティとパフォーマンスをチェックしてみよう。
主要パーツをASUSで統一した「Powered By ASUS」のハイエンドゲーミングPC
パソコンショップSEVENの「ZEFT Z44PBA」は、剛性の高いアルミ合金フレームと両サイドに強化ガラスパネルを備えるフルタワーケース「ASUS ROG Hyperion GR701」を筐体に採用したハイエンドゲーミングBTO PC。
ASUSと協力して製作したPowered By ASUSモデルの上位製品で、主要パーツにASUS ROGブランドのパーツで統一している。
搭載パーツについては後ほど詳しく紹介するが、8P+16Eコア/32スレッドCPU「Core i9-13900KF」と、アッパーミドルGPUである「GeForce RTX 4070 Ti」を搭載したハイスペックなゲーミングPC。標準構成時の価格は税込み808,280円なのだが、記事執筆時点ではセール価格として税込679,580円で購入できる。パーツ構成の変更にももちろん対応しており、豊富なカスタマイズプランが用意されている。
パーツメーカーであるASUS協力のもと製作されたPowered By ASUSモデルは、パーツの組み合わせによる問題を回避し、優れた安定性とパフォーマンスを実現できることも大きなメリットだが、主要パーツをASUS ROG製品で揃えたZEFT Z44PBAでは、統一感のあるビジュアルやLEDイルミネーションも魅力的。
見た目に違わず実際の重量もヘビー級なフルタワーケースや、大型のビデオカードなどは組み立て作業の負担が大きいことからBTO PCでは採用を見送られることも多いが、そこは流石のパソコンショップSEVEN。自作PCでも扱いが大変な重量級パーツをしっかりと組み上げている。
ROGブランドのパーツを多数採用、高級仕様の「ZEFT Z44PBA」
ここからは、ZEFT Z44PBAが採用しているASUS ROGブランド製品を中心に、搭載パーツについてチェックしていこう。
ASUS ROG Hyperion GR701
まずはケースの「ASUS ROG Hyperion GR701」。X字状のアルミ合金製フレームが印象的なこのケースは、両サイドにダークスモーク仕様の強化ガラスパネルを装備。サイドパネルはメンテナンスが容易な観音開き式となっている。ケース各部にはRGB LEDが埋め込まれており、他のASUS ROG製品と同期したイルミネーションを楽しめる。
高価な素材をふんだんに使って製造されているこのフルタワーケースの重量は単体で20.8kg。組み立て作業や輸送の負担も大きくなる超ヘビー級ケースをBTO PCに採用するハードルは相当に高いはずだが、それをやってのけるのがパソコンショップSEVENだ。
ASUS ROG Strix GeForce RTX 4070 Ti O12G GAMING
GeForce RTX 4070 Tiを搭載したハイエンドビデオカード「ASUS ROG Strix GeForce RTX 4070 Ti O12G GAMING」。
豪快に3.15スロットを占有する超大型GPUクーラーは、回転方向の異なる3基のファンを搭載することでエアフローを最適化。セミファンレス動作にも対応。静粛性とパフォーマンスに優れ、各部に配置されたRGB LEDのイルミネーションも楽しめるハイクオリティなビデオカードだ。
ASUS ROG STRIX Z790-F GAMING WIFI
「ASUS ROG STRIX Z790-F GAMING WIFI」は、Intel Z790チップセットを搭載するROGシリーズのマザーボードでは万能タイプとされるモデル。
瞬間的に300W以上の電力を消費することもあるCore i9-13900KFにも十分な電力を供給できる16+1フェーズのVRMを備えるほか、2.5GbEやWi-Fi 6E/Bluetooth 5.3といったネットワーク機能も装備。ハイスペックなゲーミングPCのマザーボードに求められる能力をしっかり備えた1枚だ。
ASUS ROG Strix LC II 360 ARGB
360mmサイズの大型ラジエーターを採用したオールインワン水冷クーラー「ASUS ROG Strix LC II 360 ARGB」。水冷ヘッドと3基の冷却ファンはアドレッサブルRGB LEDを装備しており、他のパーツと連携したイルミネーションを楽しめる。
ZEFT Z44PBAは、この水冷クーラーのラジエーターをケース天板部分に配置してCPUであるCore i9-13900KFを冷却している。優れた冷却性能でCPU性能を引き出せるのはもちろんのこと、LEDイルミネーションにおいても重要なポジションを担っている。
ASUS ROG Thor 1200W Platinum II
1,200Wの大容量を実現する80PLUS Platinum認証電源「ASUS ROG Thor 1200W Platinum II」。Core i9-13900KFやGeForce RTX 4070 Tiといった消費電力の大きなハイエンドパーツに対しても、十分な余裕をもって電力を供給できる製品だ。
本体側面にはイルミネーション用のRGB LEDのほか、消費電力モニター機能を備えたOLEDパネルを搭載。リアルタイムにPCの消費電力を表示可能で、ケースのASUS ROG Hyperion GR701との組み合わせでは、この消費電力表示とLEDイルミネーションの両方を楽しめる。
見栄え重視のLED搭載メモリ×4枚組、ASUS ROG以外もこだわりのパーツ構成
主要なパーツをASUS ROGブランドで統一しているZEFT Z44PBAだが、ASUS ROGブランド以外の搭載パーツについてもパソコンショップSEVENならではのこだわりが光る構成となっている。
例えば、メモリはCORSAIR VENGEANCE RGBシリーズ製品を16GB×4枚で合計64GB搭載しているのだが、これは空きスロットがあることで光らない部分が生じる「抜け」を作らず、RGB LEDイルミネーション対応メモリによる美しいビジュアルを実現するためのパーツ選定であるという。コスト優先のPCはメモリ2枚の構成が多く、メモリ4枚搭載時に安定動作する製品の選別なども必要になるため、こうした部分は高級モデルだからこそできるものだ。
もちろん、メモリ自体はクロックダウンなどもせずDDR5-4800動作の合計64GBのメモリとして問題なく動作しており、高性能かつ美しく見せることを意識してパーツを選んでいるのがパソコンショップSEVENらしさといえる部分でもあるだろう。
見た目だけにこだわっているわけではなく、PCIe 4.0 SSDであるWD_BLACK SN850Xの2TBモデルを2枚搭載することで、大容量化の著しい大作ゲームのインストールに対応。OSにWindows 11 Proを採用しており、価格を下げることよりもハイエンドに相応しいことを基準にパーツが選定されている。
CPUベンチマーク「CINEBENCH R23」と「CINEBENCH 2024」をテスト
搭載パーツの紹介に続いては、ZEFT Z44PBAのパフォーマンスをチェックしていく。
まずはCPUベンチマークである「CINEBENCH R23」と、その後継となる「CINEBENCH 2024」の結果をみていこう。
CINEBENCH R23ではMulti Coreで「35,981」、Single Coreで「2,125」というスコアを記録しており、相当に高いマルチスレッド性能と、非常に優秀なシングルスレッド性能を実現している。
これが最新ベンチマークであるCINEBENCH 2024になると、Multi Coreが「2,024」、Single Coreが「126」というスコアになる。新旧CINEBENCHのスコアに互換性は無いので比較はできないが、現行のCPUとしては相当に優秀なスコアであることは間違いない。
CINEBENCH 2024実行中のCPU温度や動作クロックをチェック
CINEBENCHにおいて、Core i9-13900KFのパフォーマンスをしっかり引き出して優秀なスコアを記録したZEFT Z44PBA。実際にベンチマークを実行している際、CPUはどのような動作になっていたのかモニタリングデータから確認してみよう。
以下のグラフは、CINEBENCH 2024のMulti Core実行中に測定したモニタリングデータをまとめたもの。テスト中の室温は約27℃だった。
ZEFT Z44PBAが搭載するCore i9-13900KFは、テスト序盤に300W前後の電力を消費しながらPコア=5.5GHz前後、Eコア=4.3GHz前後動作したあと、約3分が経過したあたりで253Wの電力リミット(PL2)が作動、Pコア=5.3GHz前後、Eコア=4.0GHz前後で動作していた。
その結果、全体の平均値としてはCPU温度が92.7℃、CPU消費電力が265.8W、Pコアが5.34GHz、Eコアは4.09GHzとなっている。電力リミットや温度リミットに触れつつも、これほど高いブーストクロックを維持できているのは、CPUクーラーのASUS ROG Strix LC II 360 ARGBをはじめとするZEFT Z44PBAの優れた冷却システムによるものだ。
バトルロイヤルFPS「エーペックスレジェンズ」はフルHDなら300fpsターゲット
バトルロイヤルFPSの人気タイトル「エーペックスレジェンズ」で、ZEFT Z44PBAのパフォーマンスを計測してみた。
テストではグラフィック設定をできる限り高品質に設定して、フルHD/1080p、WQHD/1440p、4K/2160pの3画面解像度でフレームレートを計測した。上限フレームレートは300fps。
平均フレームレートの計測結果は、フルHD=291.8fps、WQHD=260.7fps、4K=162.7fps。フルHDではフレームレートの上限付近で動作し、WQHDでも240fpsを超える平均値を記録。4Kについても144fpsを超えており、いずれの解像度も高性能なゲーミングモニターの表示性能を引き出せる高いパフォーマンスが得られた。
アーマード・コア最新作「ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON」も高フレームレートでプレイ可能
アーマード・コアシリーズの最新作「ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON」でもフレームレートを計測してみた。テスト時のグラフィック設定は「最高」で、上限フレームレートは120fps。
平均フレームレートの計測結果は、フルHD=119.0fps、WQHD=118.9fps、4K=89.5fpsで、フルHDとWQHDについてはほぼ上限フレームレートの維持が可能で、4Kでも60fpsをしっかり上回る快適な動作を実現可能だった。
ASUS ROGで性能も見た目も妥協しないこだわりBTO「ZEFT Z44PBA」さらなるハイエンド構成にもカスタマイズ可能
パソコンショップSEVENがASUS ROGブランドのパーツを使って豪華に組み上げたのZEFT Z44PBAは、ハイエンドと呼ぶに相応しいビジュアルとパフォーマンスを兼ね備えたゲーミングPCだった。
標準構成の時点でも十分に高性能なゲーミングPCとして完成しているZEFT Z44PBAだが、カスタマイズオプションには更に上位のGeForce RTX 4090なども用意されており、予算があればより強力な性能を得ることもできる。
パソコンショップSEVENによる珠玉のPowered By ASUSモデル「ZEFT Z44PBA」は、性能だけでなく筐体や搭載パーツの質感やビジュアルにまでこだわりたいユーザーにとって興味深い存在だ。これに限らず、パソコンショップSEVENはパーツ選定に凝ったBTO PCを多数ラインナップしているので、次のPCはこだわりの1台が欲しいというユーザーはパソコンショップSEVENのBTO PCをぜひチェックしてみよう。
なお、パソコンショップSEVENでは、X(旧Twitter)でキャンペーンを行っており、パソコンショップSEVENの公式アカウントをフォローし、プレゼント対象となるポストをリポストすると本記事で使用したPCを抽選で1名にプレゼントするという(※PC構成は一部変更される可能性あり)。さらに本記事の感想を添えて引用リポストすると当選確率が2倍になるエクストラオプションもある。期間は10月9日(月)までなので、気になるユーザーはパソコンショップSEVENの公式アカウントを参照してもらいたい。