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日本向きサイズのピラーレスケースに超ド級大型PCケースをCORSAIRがアピール、ゲームパッドも本格展開
ホームユースからプロ向けまで盛りだくさん!(COMPUTEX AKIBA出張所 / CORSAIR編)
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- CORSAIR
2024年6月12日 00:00
PC/IT関連の見本市「COMPUTEX TAIPEI 2024」が、6月4日~6月7日(現地時間)の日程で、台湾にて開催された。
CORSAIRは期間中ホテルの一角を貸し切り、新製品発表会を実施。新型のPCケースや冷却ファンをはじめ、ストリーマー向け機材を扱うElgato、カスタムゲームパッドで知られるSCUF Gaming、キーボードブランドのDropなど、CORSAIR傘下の企業の製品も多数展示されていた。今回のレポートではその中から目立った展示物を紹介しよう。
日本ユーザーにも扱いやすいサイズのCORSAIR製ピラーレスケース「3500X」ASUSとMSIの裏配線マザーボードにも対応
「3500X」シリーズはCORSAIRの新型ピラーレスケース。同社のピラーレスケースはmicroATX対応の2500Xシリーズ、ATX対応の6500Xシリーズが発売されているが、3500Xシリーズはこれらに続くもので、ATXマザーボードに対応しつつ、6500Xシリーズよりも小型化したモデルとなっている。
ASUS BTFまたはMSI PROJECT ZEROマザーボードなどの裏配線マザーボードに対応しており、本体サイズ(W×D×H)は240×460×506mm。E-ATXサイズのマザーボードも搭載可能で、同社は日本市場に受け入れられやすいサイズ感の新型ピラーレスPCケースとアピールしている。
冷却ファンの最大搭載可能数は120mm径の場合10基、140mm径の場合5基。付属ファン無し、ARGBファン付属、iCUE LINK対応ファン付属の3種類がラインナップされており、カラーはホワイトとブラックの2色が用意されている。
ラジエーターは、トップ・サイドともに280mm/360mmまで、リアは120mmまでのものが取り付け可能。
2基のシステムが搭載できるモンスター構成にも対応したフルタワーケース「9000D」
CORSAIR 9000Dは、SSI-EEBおよびCEBサイズのマザーボードに対応したフルタワーケース。過去に同社から発売されたCORSAIR 1000Dの後継モデルで、こちらもASUS BTFまたはMSI PROJECT ZEROマザーボードなどの裏配線マザーボードをサポートしている。
ATXマザーボード+Mini-ITXマザーボードといったような2システムが搭載可能な大型ケースで、ラジエーターやファンを多数搭載可能な点も特徴。12cmファンであれば最大21基、240mmラジエーターであれば6基も搭載できるというモンスター級の製品だ。
前モデルにあたる1000Dからの最大の違いはエアフロー重視の設計になった点で、パネルなどが変更され吸排気性能が高い構成となっている。そのほか全体的にブラッシュアップが施され、端子類なども今のトレンドにあったものに変更されている。
ゲームパッドブランド「SCUF Gaming」はiPhone向けコントローラーをアピールキーボードブランド「Drop」はカスタム素材を多数展示
CORSAIRのグループ企業となったSCUF Gamingのモデルも多数展示。今回の発表会ではiPhoneに装着して使用できるBluetooth接続のゲームパッド「NOMAD」をアピール。
iPhoneにケースを付けたまま使えるタイプの製品で、人間工学に基づいてデザインされており、持ちやすくより長く快適にゲームをプレイできるという。また、最大16時間動作する内蔵バッテリーを搭載。サムスティックはドリフトが起きにくく、耐久性に優れている。
専用アプリを用いてサムスティックの感度の微調整や、トリガーの調整など、ゲームタイトルに合わせて好みのカスタマイズが可能。
また、SCUF Gamingのコーナーでは多数のゲームパッドを展示。様々なデザインのモデルが展示されており、外観のカスタマイズ性の高さもアピールされていた。
カスタマイズ性の高いキーボードをラインナップするDropは、フレームの付け換えが可能なキーボードをアピール。
真鍮で作られたゴールドカラーのフレームや、本物のカーボン素材で作られた軽量仕様のフレームなどが用意されており、ユーザーが好みに合わせてカスタマイズすることができる。
また、背面にも付け換え可能なバックプレートを備えており、好きな重さのプレートを取り付け、安定した操作感でゲームなどをプレイできるとしている。