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アイドルと改造バカがPCを自作、GIGABYTEが大阪で最新PCパーツ/ゲーミングノートのイベントを開催

組み立てやすくなったGIGABYTEの最新パーツ、GeForce RTX 50シリーズ搭載ノートも展示 text by 久保勇

 アイドルの月野もあさんと改造バカこと高橋敏也氏がGIGABYTE製PCパーツの紹介をしながらPC組み立ての実演を行う「見て、触って、楽しんで AORUSファンになるイベント AORUS西日本ツアー」が18日に開催されました。

 会場は大阪日本橋のジョーシン日本橋店 7Fのイベントホール。会場には発売前のGeForce RTX 5090 Laptop GPU搭載ゲーミングノートや、最新のB850/B860搭載マザーボードなどの展示も行われたほか、会場限定の特価品販売やプレゼント抽選会も行われ、多くの来場者で賑わいました。

ジョーシン日本橋店
会場はジョーシン日本橋店の7Fにあるイベント用ホール
AORUS西日本ツアー
会場は自作PCユーザーや月野もあさんのファンが訪れ盛況
会場限定の特価品も
ジョーシン日本橋店では4Fで自作PCパーツを販売
GIGABYTEの製品も多数取扱い

アイドルと改造バカが最新のGIGABYTE製パーツでPCを自作新世代のPCパーツは想像以上に組みやすい

 この日のメインイベントは、アイドルグループ仮面女子の月野さんと改造バカとこライターの高橋氏がGIGABYTEの最新PCパーツでゲーミングPCの組み立てをセッション。月野もあさんと高橋敏也氏の進行に合わせ、該当するPCパーツを日本ギガバイト プロダクトリーダーの川村直裕氏が解説するスタイルで進められました。

仮面女子の月野もあさん
ライターの高橋敏也氏
二人でPCの組み立てに挑戦
今回のイベントで使用されたPCパーツ
日本ギガバイト プロダクトリーダーの川村直裕氏
進行に合わせ使用されるPCパーツを川村氏が解説

 日本ギガバイトの川村氏からは、最新世代のマザーボードは組み立てを簡単にする設計が多数取り入れられている点が紹介されました。ドライバーレスでM.2 SSDの取り付けを簡単にするM.2 EZ-Latch PlusやSSDのヒートシンクがワンタッチで着けられるM.2 EZ-Latch Click、ビデオカードの着脱を簡単にするPCIe EZ-Latch Plusなどの機能が取り入れられている点を解説。無線LAN周りにも、アンテナが簡単に取り付け可能なWIFI EZ-Plug、アンテナ設置に適した位置を探せるWIFIコンパスなど、ユーザーフレンドリーな機能が採用されています。

 また、設計や搭載機能にAIが活用されている点も解説。基板上の配線を最適化して性能を上げるため設計や、自動オーバークロック機能などにAIを活用しているとのこと。自動オーバークロック機能のAORUS AI SNATCHは、メーカー保証範囲内の利用になるそうで、通常利用時はもちろんこうした自動オーバークロック時に製品が故障しないよう、複数の安全機構が取り入れられている点も紹介されました。

最新世代のマザーボードに取り入れられているGIGABYTEの簡単DIY支援機構
AI活用した設計を行っている点も紹介
無線LANのアンテナも取り付けが簡単に
無線LANのアンテナを置くのに良い場所を探せるWIFIコンパス機能
自動オーバークロック機能のAORUS AI SNATCH、このユーティリティによる自動オーバークロックはメーカー保証範囲内とのこと
安全機構も強化しており、こうした部分も自動オーバークロック時に製品が故障しないための機能となっている

 月野さんはPCの組み立てに関しては初心者ですが、マザーボードに組み立てやすい機構が多数取り入れられていることや、高橋氏や日本ギガバイト 川村氏の補助もあり、想定よりもかなりスムーズに進行。一部未配線部分などがあり、最後にリトライする場面もありましたが、無事セッション中にPCは完成し起動完了。

 時間にゆとりがあったこともあり、セッション中には高橋敏也氏からのPCパーツ解説や、月野もあさんへの質問コーナーなども設けられ、ネタ話なども交えつつ、和気あいあいと言った感じで進行していました。

月野さんがPCの組み立てを実演
高橋氏が取り付け方法をレクチャー
CPUやビデオカードの取り付けなど主要パーツは月野さんが担当
難しい部分などは川村氏が補助に入る場面も
高橋氏からは組み立て時のポイントの解説も
ケース内の細かい配線も体験
最後は月野さんがスイッチを押して起動を確認
PCはセッション中に無事完成

 川村氏からは、発売されたばかりの電源「UD850GM PG5 (rev. 2.0)」とPCケース「C301 GLASS WHITE V2」の紹介も。電源に関しては高橋敏也氏からも解説があり、品質を気にするなら80 PLUS Gold認証以上を選びたい、実利用時の効率性とコストのバランスを考えると80 PLUS Gold認証の電源が良いといった話がありました。

 ケースに関してはエアフロー重視のモデルである点やRGB LED搭載ファンが標準で4基搭載されているといった特徴を解説。電源とケースは発売を記念したキャンペーンが実施されており、電源やケースを含むGIGABYTE製品を3点購入したユーザーにQUOカード1万円分、購入製品にZ890マザーボードも含まれる場合は360mmラジエーターの水冷クーラーAORUS WATERFORCE II 360がプレゼントされることなどが紹介されました。

UD850GM PG5 (rev. 2.0)の特徴を解説
80 PLUS Gold認証で、140mmサイズのATX 3.0対応電源
発売されたばかりのC301 GLASS WHITE V2を解説
RGB LEDファン×4基を標準搭載、フロントとトップには最大360mmのラジエーターを搭載可能
エアフロー重視のモデルで、冷却性能も高さも特徴
GIGABYTE製電源とケースの新モデル発売キャンペーンも実施中

GeForce RTX 50 Laptop GPU搭載ゲーミングノートを解説GIGABYTEの製品ブランドも改めて紹介

 製品紹介のセッションでは、GIGABYTEノート営業部セールスマネージャーのMarvin Huang氏が発売前のGeForce RTX 50 Laptop GPU搭載ゲーミングノートを解説。

 最上位となる18インチでGeForce RTX 5090 Laptop GPUを搭載するAORUS MASTER 18(BZHC6JPD45JP)を取り上げ、性能を引き出すうえで最も重要になるクーラーの性能に関して解説。ヒートパイプに変わりベイパーチャンバーを採用し、ファンを4基備えた高性能モデルを搭載しているとのこと。GPUだけでなくCPUやメモリもしっかりと冷却されるものになっているとのこと。

GIGABYTEノート営業部セールスマネージャーのMarvin Huang氏
18インチの最上位モデルAORUS MASTER 18(BZHC6JPD45JP)を解説
発売直近の次世代ハイエンドGPUのGeForce RTX 5090 Laptop GPU 24GB GDDR7を搭載
性能をより引き出すため、ベイパーチャンバーを使用したより冷却性能に優れるクーラーを搭載

 16インチのAORUS MASTER 16(BZHC6JPE65SP)はディスプレイに240Hzの有機ELを採用している点が特徴。こちらのモデルも強力なクーラーが搭載されており、性能には期待できるようです。

 次世代ミドルクラスGPUのGeForce RTX 5070 Laptop GPUを搭載するAERO X16 EWHは、クリエイター向けのモデル。可搬性を考慮して薄型筐体となっており、クーラー性能を高めつつも1.9kgと2kg未満の重量に抑えたモデルとのこと。

16インチでGeForce RTX 5090 Laptop GPU 24GB GDDR7を搭載するAORUS MASTER 16 BZHC6JPE65SP
こちらのモデルは240Hzの有機ELパネルが採用されている点が特徴
デザイン性にもこだわったクリエイター向けのAERO
AEROブランドのモデルでは16インチでGeForce RTX 5070 Laptop GPU 8GB GDDR7を搭載するAERO X16 EWHが発売予定

 AIを使ったユーティリティ「GiMATE」の紹介も行われ、対応モデルは音声認識での操作が可能に。例えば、ゲームモードと音声で指示を出せばユーティリティ側がゲームに合わせたCPU/GPUの動作クロック、クーラーの動作などが自動で最適化されるそうです。プライバシーを守る機能も備えており、自分の後ろに人が立った場合にアラートが出る機能や、自分がPCから離れた時にすぐに自動でロックされる機能などもあるそうです。

 ノートPC関連の話では最後にキャンペーン情報も紹介。ゲーミングノートのGIGABYTE G6Xがストリートファイター6動作認証済機種となったことを記念して、対象モデル購入者にストリートファイター6のSteamキーがプレゼントされるキャンペーンを実施中。ノートPC全モデルを対象に購入者にWPS Office 2のプレゼントも行っているそうです。

AIを利用したユーティリティの「GiMATE」を紹介
ノートPC購入者向けのキャンペーンも実施

 GIGABYTE 日本マーケティング担当のInes Tsai氏からは、GIGABYTEが展開するAORUS、AERO、GIGABYTEの3ブランドについて解説がありました。

GIGABYTE 日本マーケティング担当のInes Tsai氏
GIGABYTEの3ブランドを改めて解説。

 AORUSブランドのモデルは同社のプロゲーマーやAI用途などにも向いている性能重視モデルのブランド。代表的な製品はマザーボードで、ビデオカードやCPUクーラー、キーボードやマウスなどでも展開しているとのこと。

 AEROはクリエイター向けのモデルで、今年はZ世代のユーザーにも受け入れられるようにスタイリッシュなモデルを投入していく予定とのことです。トレンドに敏感なユーザーにぜひおすすめしたいとアピールされていました。

 GIGABYTEブランドのモデルは、ライトゲーマーや一般ユーザー向けのモデル。PCパーツはもちろん、ノートPCやゲーミングモニターなど扱いやすい性能のモデルが揃っているそうです。

性能重視の最上位ブランドAORUS
扱いやすい製品が揃っているGIGABYTEシリーズ
クリエイタームケでデザイン性にもこだわったAERO
CESで発表された新チップセット搭載マザーボードのほか、GeForce RTX 50シリーズを搭載するビデオカードやゲーミングノートの簡単な紹介も
GIGABYTEの従業員は全世界で約8,000名
マザーボードのシェアは世界2位で、アメリカやインド、韓国などの市場で強いそうです

発売前ゲーミングノートやB860/B850チップセットマザーを多数展示来場者向けの抽選会も実施

 会場には、製品解説のセッションで紹介されたGeForce RTX 50 Laptop GPU踏査のゲーミングノートをはじめ、AMD B850/Intel B860を搭載したマザーボードなど多数の製品を展示。実際に触れることができる状態でデモが行われていました。

発売前のGeForce RTX 5090 Laptop GPU搭載モデルをはじめ、新型ゲーミングノートを紹介
最新のAMD B850/Intel B860搭載マザーボードも多数展示
18インチでGeForce RTX 5090 Laptop GPU 24GB GDDR7を搭載するAORUS MASTER 18(BZHC6JPD45JP)
16インチでGeForce RTX 5090 Laptop GPU 24GB GDDR7を搭載するAORUS MASTER 16(BZHC6JPE65SP)
16インチでGeForce RTX 5070 Laptop GPU 8GB GDDR7を搭載するAERO X16 EWH(EG6EWH)
16インチ液晶にGeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載するGIGABYTE G6X。ストリートファイター6動作認証済機種
16インチ/4K対応の有機ELパネルにGeForce RTX 4070 Laptop GPUを搭載するAERO 16 OLED
WQHD解像度の14インチ有機ELパネルにGeForce RTX 4050 Laptop GPUを搭載するAERO 14 OLED
B850 AORUS ELITE WIFI7
B850M AORUS ELITE WIFI6E ICE
B850I AORUS PRO
B860 EAGLE WIFI6E
B860M AORUS ELITE WIFI6E ICE
B860I AORUS PRO ICE
WQHD/180Hz対応の白い27インチゲーミングモニターMS27QA ICE
31.5インチ有機ELパネルのゲーミングモニターAORUS FO32U2P
ほとんどのPCパーツがGIGABYTE製のモデルで構築されたデモPC
デモPCのスペック表、CPUはCore Ultra 7 265K、マザーボードはZ890 AORUS MASTER

 イベントの最後には来場者向けの抽選会を実施。当日の会場内の様子をSNSに投稿すると参加できるというもので、月野さんに投稿内容を確認してもらい、OKがでればくじ引きが行えました。抽選会は予想外に好評で、くじが足りなくなる事態に。

 また、閉会間際にはミニ撮影会も行われ、イベントは盛況なうちに終了となりました。

会場の様子をSNSに投稿すると参加できたくじ引き
くじ引きは想定以上に好評で、順番待ちの行列ができていました
イベント最後のミニ撮影タイム
せっかくなので高橋氏も撮影させてもらいました