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GIGABYTEが福岡でゲーミングPCの組立イベントを開催、村井理沙子さんとgradeon氏が早組み対決!

プロesportsチーム「QT DIG∞」がPC早組みに挑戦、ゲーム大会も実施 text by 久保勇

 日本ギガバイトがゲストを招いてゲーミングPCの早組を競うイベント「Build & Battle 最強ゲーミーティング PC を一緒に作ろう!」を11月16日に福岡県福岡市のesports Challenger's Park(Luz福岡天神 8F)で開催した。

 声優・MCとして活動している村井理沙子さん、PCパーツ系YouTuberのgradeon氏、プロesportsチーム「QT DIG∞」のメンバーをゲストに招き、ゲーミングPCの組み立てを実演しつつ、チーム対抗戦で組み立ての早さを競争。イベントの後半では、組み立てたゲーミングPCを使ったゲーム大会も行われた。

GIGABYTEのPCパーツでゲーミングPCの早組対決を実施
自作PCユーザーはもちろん、村井理沙子さんやQT DIG∞のファンも会場に駆けつけていた
会場のesports Challenger's Park(Luz福岡天神 8F)

村井理沙子チームとgradeonチームに分かれゲーミングPCの早組みで対決プロesportsチーム「QT DIG∞」のメンバーがPC組み立て初チャレンジ

 ゲーミングPCの組立対決は、村井理沙子チームとgradeonチームに分かれ、ゲーミングPCを構築しWindowsの起動をどちらが早く行えるかという形式で行われた。

 村井理沙子さんのチームは白いPCパーツ中心、gradeon氏のチームは黒いPCパーツが中心の構成となっており、どちらのチームもRyzen 5 9600XをCPUに使ったSocket AM5環境の構成となっていた。

村井理沙子さん
gradeon氏
プロesportsチーム「QT DIG∞」のメンバーがゲーミングPCの組み立てに挑戦
対決のルール
各チームのPCパーツ構成表
gradeonチームは黒いPCパーツをメインにゲーミングPCを構築
村井理沙子チームは白いPCパーツをメインにゲーミングPCを構築

 なお、今回参加しているQT DIG∞のメンバーは、PCの自作に関しては初心者とのこと。村井理沙子さんとgradeon氏がチームの監督を務め、組み立て方をメンバーにレクチャーしながら対決。両チームメンバーは、村井理沙子チームがYuran選手とKIPPEI選手の2名。gradeonチームがMisaya選手、margaret選手、Impact選手の3名。

 QT DIG∞のメンバーはPCの組立経験はないとのことだったが、CPUやメモリの取り付けなどは村井理沙子さん・gradeon氏のレクチャーが必要だったものの、その他の部分はかなりスムーズに進行しており、トラブルなどもなく思いのほかハイペースな展開となっていた。

ゲーミングPC早組対決スタート
gradeon氏と村井理沙子さんがそれぞれチームの監督を務め、ゲーミングPCの完成を目指す
gradeon氏も村井理沙子さんもPCの組み立てに関しては経験豊富なので、CPUの取り付け方法やメモリの挿し方などのレクチャーをメンバーに行っていた
QT DIG∞のメンバーはPCの組み立ては初心者とのことだったが、トラブルなどもなくスムーズに進行していた

 なお、組み立て中の各チームの進行状況などは、日本ギガバイトの川村直裕氏が解説を行った。PCを組む際のポイントや、今回使われているPCパーツの特徴など、製品紹介も状況解説と合わせて行われていた。

日本ギガバイト プロダクトリーダーの川村直裕氏から、PC組み立て手順の解説や、使用されているパーツの紹介も行われた
マザーボードやビデオカード、電源やケースなど、GIGABYTE製品の特長が紹介された

 両チーム、どの部分から組み立てるのかの違いはあったものの、ほぼ同じスピードでPCの組み立てが進行。最終的なケース内の配線などもほぼ同じタイミングでのスタートとなった。

 ここまでの展開は大きなトラブルもなく、両チームかなり順調といった印象。QT DIG∞のメンバーは、PCを自作するのは今回が初めてだが、手際などはなかなか良かった。

CPUの取り付け完了後は2チームともペースアップ
水冷クーラーのケースへの取り付けもほぼ同時に行われていた
終盤まで進行状況は両チームほぼ同じペース、かなりの接戦となった

 PC自体の完成は2チームほぼ同時だったが、見事一発でPCが起動したのはgradeonチーム。OSの起動も確認され勝利となった。

 村井理沙子チームもほぼ同じタイミングで電源を入れたが、惜しくも起動に失敗。日本ギガバイトEの川村氏がチェックに入り、配線に一部ミスがあることが判明したが、再配線後にPCは無事起動していた。

タッチの差でPCを先に完成させたのはgradeonチーム。見事一発でPCの起動に成功
gradeonチームが勝利となった
ほぼ同時にPCは完成したが、配線ミスでPCが起動しなかった村井理沙子チーム
日本ギガバイトの川村氏がチェックに入り、配線などを修正
村井理沙子チームのPCも無事起動した

完成したゲーミングPCでゲーム大会も実施、一般参加のユーザーが大活躍!?

 イベントの後半では、早組みで完成したゲーミングPCを使い、ゲーム大会が開催された。

 VALORANTの「スカーミッシュ」モードを使い、来場した一般ユーザーを交えて対戦を実施。プロゲーマーと一般ユーザーがペアになり、2vs2で対戦を実施。プロはライフルなどの使用を禁止してピストルやナイフのみを使うハンデ戦で行われた。

完成したPCの性能テストも兼ねてゲーム大会を実施
VALORANTの撃ち合いに特化したモード「スカーミッシュ」で、来場者を交え2vs2で対戦

 対戦に参加したユーザーがVALORANT経験者やFPS経験者だったため、試合の流れを左右するのはプロではなく一般ユーザーという意外な展開に。参加ユーザーのレベルが高かったため、プロが撃ち負ける場面などもあり、なかなか白熱した試合展開となった。

 また、早組で完成させたゲーミングPCの性能はなかなか良かったようで、高フレームレートを維持しつつイベントが終わるまで安定して動作していた。

来場者を交えての対戦は2回行われ、プロゲーマー側は武器のハンデを付けた状態で対戦が行われた
2戦目のゲストプレイヤーは二人ともVALORANT経験者で、プロが撃ち負ける場面も見られた

 一般ユーザーが参加した対戦のあとは、プロ同士のエキシビジョンマッチも行われた。対戦はmargaret選手とImpact選手の韓国人チームと、Yuran選手とKIPPEI選手の日本人チームで実施。普段は同じチームで練習したり戦っているため、お互いに手の内を知り尽くした中での対戦だったが、この日のImpact選手のコンディションが良かったこともあり、韓国人チームが試合を優勢に進め勝利となった。

2vs2のプロゲーマー同士のエキシビジョンマッチも実施
1本取ると互いにあおりを入れる掛け合いも見られた
この日は韓国人チームと日本人チームにわかれての対戦となり、韓国チームが見事勝利
gradeon氏からは、勝利には使用したPCがRyzen + RadeonのAMD構成だったことも影響しているはずと、AMDのアピールもさりげなく行われていた

新キャラクター「神鷹凛」をあしらった特別モデル「B850M AORUS ELITE WIFI7 ICE-P」西井綾音(あたた)さんが「神鷹凛」のコスプレでアピール

 会場にはGIGABYTEの新キャラクター「神鷹凛」をあしらった特別モデル「B850M AORUS ELITE WIFI7 ICE-P」も展示されていた。

 イベントではモデル/コスプレイヤーの西井綾音(あたた)さんが「神鷹凛」のコスプレで製品とキャラクターをアピール。撮影会やサイン会の時間も設けられた。

GIGABYTEの新キャラクター「神鷹凛」のコスプレで特別モデルのマザーボードをアピールする西井綾音(あたた)さん
B850M AORUS ELITE WIFI7 ICE-P、製品パッケージは神鷹凛のイラスト入り
イベント中には西井綾音(あたた)さんの撮影タイムやサイン会の時間も

 会場にはB850M AORUS ELITE WIFI7 ICE-P以外にも複数のGIGABYTE製品を展示。「B860 AORUS ELITE WIFI7 ICE」、「B860 AORUS ELITE WIFI7」、「B850M D3HP」、「X870I AORUS PRO ICE」といったマザーボードや、有機ELパネル採用のゲーミングモニター「MO27Q28G」、ゲーミングノートの「AORUS MASTER 16」、「AERO X16」、「GAMING A16」などが振られれる状態で展示されていた。

B860 AORUS ELITE WIFI7 ICEとB860 AORUS ELITE WIFI7
B850M D3HPとX870I AORUS PRO ICE
MO27Q28G
AORUS MASTER 16
AERO X16
GAMING A16