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PCの買い時はまさに今!?サイコムに現在の価格動向とPCを選ぶ際のポイントを聞いてみた
高騰時こそサポートの質に注目!サイコム「Premium Line」の良さ text by 日沼諭史
- 提供:
- サイコム
2026年3月30日 00:00
急にメモリ・ストレージが高騰したことで、PCの新調やアップグレードの計画を変更せざるを得なくなり、新生活を前に自分や子供のPCを買おうと思っていたのに出鼻をくじかれたといった人も少なくないだろう。
今は買い時じゃない気がしてきたり、しばらくすれば落ち着き価格も元に戻るのではないかと思ったり、今は「待ちが正解」と考えてもおかしくはない。
しかしながら、長年カスタマイズPCを販売するサイコムによると、「近いうちに必要であったり欲しかったりするのであれば、先延ばしにするのはリスキー」なのだとか。なぜ今が買い時と言えるような状況なのか、価格高騰のこのタイミングでPCを購入するにあたり本当に目を向けるべきところはどこなのか、埼玉県八潮市にある本社の生産現場を訪ね、話をうかがった。
本当に必要な性能に絞り、初期コストを抑えるべしメモリやストレージの値上がりが継続中のため必要なら早く買うほうが良い状況
国内のBTO PCメーカーのなかでも、とりわけ「品質」にこだわって作り続けているサイコム。ゲーミングPCの「G-Master」シリーズや、静音性にこだわった「Silent Master」シリーズ、Fractal DesignのPCケース+Noctuaファンといった高級ブランドパーツを採用し、細部までクオリティを追求した「Premium Line」など、幅広いバリエーションで展開している。
27年の歴史と品質の高さにより、ハイエンドを求めるユーザーの人気は厚く、古くからのユーザーのリピート買いも少なくないという同社製品。しかし、昨今のメモリ・ストレージ高騰の影響で売れ筋も変わってきているようだ。
同社セールス&マーケティング担当マネージャーの佐藤氏によると、「PC価格は以前と比べて平均3割ほど値上がりしました。メモリ搭載量も64GBを選ぶユーザーが多かったところ、最近は32GBにするパターンが増えています」とのこと。初期コストにダイレクトに響く大容量メモリは避け、ストレスに感じないと思われるレベルの容量を選ぶ人が多いのだろう。
メモリが高騰している今、本当に使い切れるか分からない大容量メモリを実用途に合わせて削るのはたしかにアリだ。たとえば「導入コストを最優先するのであれば、PC本体購入時は16GBの1枚だけにしておき、不足したと感じたタイミングでもう1枚メモリを追加するアップグレード方法も考えられます」と話す。
ただし、サイコムとしてはパフォーマンスを考慮してデュアルチャネルになるよう2枚ごとの搭載を推奨している。その意味でも、最初は多くの用途で十分な32GB(16GB×2)を選んでおき、その後必要に応じて増設する、というのが賢いだろう。
導入コストを抑えるもう1つの方法として、GPUや電源ユニットのグレードやスペックでコストコントロールするのも手だ。「大は小を兼ねる」と少しゆとりを持った性能にしたいところだが、自分の用途にピッタリ合ったスペックのものを選ぶことが重要になる。例えば、VRAM容量は16GB必須なのか、12GBや8GBでも運用可能なのか、GeForce RTX 5080のコア性能が必要なのか、GeForce RTX 5070 Tiの性能でも十分なのかといったあたりはしっかり見極めたい。GPUのグレードを1つ下げるだけで5万円以上の差になることもある。
また、「いつか安くなったら買う」といった考えは持たない方が良さそうな情勢ではある。サイコムいわく「今後もメモリやストレージの価格は上がる」からだ。「パーツは仕入れるたびに値上がりしている」と言い、この先小康状態になることはあっても、大きな値下がりはすぐには期待できない。
サイコムでは、取材時には「春の新生活応援キャンペーン」などのセールを行っており、キャンペーン終了まで価格は維持するとのことだったが、その後の値上げは避けられない見通しだ。
部材の値上がりが継続する限りPCの販売価格も上昇するので、実体として「PCは今買ったほうがよい」という状況になっている。いずれにしろPCが必要なのであれば、まさに今すぐ購入すべきタイミングだと言える。
PCパーツのメーカー/ブランドにこだわることも失敗しない選び方の一つ長く使えるPCを選ぶならアフターサポートの“質”にも注目
せっかくPCを購入するのであれば失敗は避けたいもの。そこでBTO PCを選ぶ際に「注意しておきたいこと」としてサイコムが挙げたのが、「パーツのメーカーやブランドが明示されていること」だ。
メモリ、ストレージ、電源ユニット、GPUなどにどんなパーツが使われているのかは、スペックをあらかじめ測るうえで重要な情報となる。性能が想定できるのはもちろん、実績のあるパーツであれば信頼性の面でも安心できるだろう。
また、搭載パーツのメーカーやモデルを知っておくことは、後々アップグレードなどを行う際に重要となる場合もある。そもそも増設などが可能なのかを確認したりするのはもちろん、同じメーカーで揃えた方が相性などの問題を回避しやすくもなる。安定性と将来的な拡張性まで考慮しておくなら、PCに何が使われているのかは最初に把握しておきたい。
その点、サイコムのBTO PCは、ほとんど全てのパーツについてメーカー・ブランドを明示しているのが強みだ。カスタマイズの際に選択肢を複数用意し、特定のブランドを選べるようにしている部分もある。
有名ブランドになると多少の差額は発生してしまうが、長く、安心して使えるPCを手に入れられるこうした気遣いは、買い物に失敗したくない今の時期は非常に大切なことではないだろうか。
ところで、BTO PCは基本的に汎用パーツで組み上げられていることから、後でパーツ交換したり、増設したり、といったことが比較的自由に行えるのもメリット。ただ、販売元によってはユーザー自身が手を加えた場合、製品保証がなくなるケースも存在するので注意が必要だ。
そうした点においてもサイコムの製品は有利と言える。「ユーザー自身が増設や交換をしても、それだけで保証対象外にはならない」としており、購入したPCを自力でアップグレードしながら、長く大事に使いたいというニーズにも応える。BTO PCながら、自作PC的なカスタマイズの醍醐味を満喫できるのも嬉しいポイントだ。
さらに、同社のPremium Lineでは「アップグレードサービス」も提供している。PC購入後でも、メモリやストレージの増設・交換、CPU・GPUのアップグレードなどを依頼できるというものだ。
問い合わせ時には、同社が把握しているPC購入時の構成を基にユーザーの要望やパーツの相性なども考慮しながら最適なアップグレード方針を提案してもらえるので、安心感は抜群。カスタムに慣れていない、あるいはパーツ選定の手間をかけたくないという場合は積極的に利用したい。
そしてもう1つ、Premium Lineでは「無償オーバーホールサービス」も用意している。外装と内部の清掃を依頼でき、必要に応じてリスクの高いBIOSアップデートなども確実に実施してくれるというメンテナンスサービスだ。消耗品については、余剰パーツがあればクリーニングするのではなく新品パーツに交換してしまうこともあるのだそう。
長くPCを使っているとどうしてもホコリが入り込み、動作に影響を与える可能性がある。ただ、精密機器ということもあって、うかつに内部パーツに触れたりすれば故障につながりかねない。PCの自作に慣れている人でもなるべく遠慮したい内部清掃などを丸ごと任せられるのはうれしい点だろう。
大きな買い物になるからこそ、単にPCの処理性能だけを見るのではなく、使い勝手や長寿命に関係する製品としての「質」、そしてアフターサポートの「質」にも注目しながらBTO PCを選びたいところだ。
せっかく買うなら見た目も静音性も満足感の高い一台に安定性と高性能を長く保てる「Premium Line」
「質」を重視するユーザーにサイコムがおすすめしているのが、同社のフラッグシップモデルとなる「Premium Line」。サイコムの「高性能・高耐久・静音」に対するこだわりが妥協なく詰め込まれたシリーズだ。
製品が届いてまず気づくのが梱包の丁寧さ。クッションの配置や構造、持ち手部分の補強など、輸送時の事故を防ぐための工夫が見て取れる。こうしたところからも高級感が感じられ好印象だ。
Premium Lineのモデルは保証書が箱に入って届くのも特徴。鑑定書のようなかなりしっかりしたものが付属しており、プレミアム感のあるアイテムとなっている。PCの保証書は封筒やビニール袋に収められていることが多いが、専用の箱に入っているものは珍しく、ユニークな取り組みだ。
今回取り上げているPremium Line Miniは、PCケースにFractal Designの「Era 2 Silver」を採用したモデル。
四方はマット塗装が施されたシェルに包まれ、トップパネルにリアルウッドのウォールナットがあしらわれた格調高さを感じさせるスタイリング。インテリアにもマッチするデザインで、部屋に置いても馴染むモデルになっている。
シェルを取り外して内部を覗いてみると、まず目に入るのがNoctuaのハイグレード冷却ファン。簡易水冷のラジエーターに2つと、GPUに2つ。このGPUはサイコムオリジナルの「Sycom Silent Master Graphics RTX5060Ti 16GB」で、静音ファンであるとともに、低負荷時には動作そのものを停止するセミファンレス仕様となっている。
また、ケーブル類は部分的に使い捨てではない結束バンドでまとめられ、エアフローや重要パーツへのアクセスを遮らないようきれいに取り回されていることも分かる。メンテナンスやパーツ交換時の脱着・調整のしやすさにも配慮しているようだ。
起動直後は一度ファンノイズが大きくなるが、すぐに落ち着き、あとはよほど高負荷にならない限り「ファー」というささやかな風切り音とモーター音が聞こえる程度。デスク上に置いてもノイズは気にならない。デザイン性の高いPCケースなので、視界に入る場所に置いてあると所有感も満たされるというものだ。
今回の試用機はAMD Ryzen 7 9700X、GeForce RTX 5060Ti(VRAM 16GB)、メモリ32GB、ストレージ2TBを搭載していた。ミドルクラスのゲーミングPCとしても、クリエイター向けPCとしても十分なスペックをもつ。ベンチマークテストを実行してみたところでも、下記の通りしっかり高いパフォーマンスを発揮してくれた。VRAM容量が大きいので、ローカルAI処理でも活躍してくれるだろう。
今回使用したPCのスペック
| サイコム Premium_Line_Mini_B850FD-E2-A | |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 7 9700X(8コア/16スレッド) |
| GPU | Sycom Silent Master Graphics RTX5060Ti 16GB |
| メモリ | DDR5-5600 32GB(16GB×2) |
| ストレージ | Crucial T500 2TB |
| 電源 | SilverStone SST-SX700-PT(700W/80PLUS Platinum) |
| ケース | Fractal Design Era 2 Silver |
| OS | Windows 11 Home |
| 製品保証 | 標準2年/無償オーバーホール・アップデートサービス対応 |
こんな時だからこそ長く使えるPCを選ぶべき、サポートも重要なポイント値引きもある新生活キャンペーンを見逃すな!
PCのコストアップはやむを得ないが、せっかく購入するのならできるだけ長く使えるものにしたい。だからこそ、最初の製品選びではより慎重に、吟味に吟味を重ねて決めたいもの。サイコムは、そうしたユーザーニーズに的確に応えてくれる製品ラインアップに、手厚いサポート体制を整えているメーカーだ。
サイコムの直販サイトでは4月13日まで「春の新生活応援キャンペーン2026」として、PC本体が最大3万円引き、Crucial製SSDが全モデル1万円引き、といったおトクなセールを開催している。その後は同じ製品でも値上げされる公算が高い。「常に今が買い時」である状況を念頭に置きつつ、新生活に向けたPC選びを進めてほしい。
春の新生活応援キャンペーン2026
なお、前述のとおりサイコムでは2026年4月13日(月)まで「春の新生活応援キャンペーン2026」を開催中だ。
シリーズ別に割引が設定されており、CPU/GPUデュアル水冷のG-Master Hydro・Lepton Hydroシリーズは30,000円引き、Silent Masterシリーズは20,000円引き、G-Masterシリーズは20,000円引きとなっている。また、Crucial製SSDを選ぶと全製品一律1万円引きとなるほか、サイコムオリジナルのトートバッグ(先着300名)や、Silent Masterシリーズ/Silent Master Graphics購入者にはNoctuaのマウスパッド(先着20名)のプレゼントも用意されている。
このほかにも、送料無料やSMBCショッピングローンの36回払いまで金利無料、下取りキャンペーンなどが実施されているので、PCの購入を検討しているユーザーはぜひ活用してもらいたい。















































