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かわいいだけじゃなくて高性能、神鷹凛デザインのB850マザー「GIGABYTE B850 AORUS ELITE-P ICE」
Ryzen 7 9850X3Dが余裕で動作する高性能VRMを搭載 text by 坂本はじめ
- 提供:
- GIGABYTE
2026年7月27日 00:00
GIGABYTEの「B850 AORUS ELITE-P ICE」は、同社のイメージキャラクターである神鷹凛(かみたか・りん)をフィーチャーしデザインされたSocket AM5対応マザーボード。
いわゆる「キャラもの」であるB850 AORUS ELITE-P ICEは、GIGABYTEのこだわりが凝縮された神鷹凛仕様の装飾が最大の特徴だが、マザーボードとしての完成度も高い実力派でもある。今回はそのビジュアルと実用性を紹介しよう。
ビジュアルと実用性を兼ね備えたGIGABYTEのキャラものマザーボード
B850 AORUS ELITE-P ICEは、AMDのB850チップセットを搭載するSocket AM5対応マザーボード。フォームファクターはATXで、基板サイズは305×244mm。
基板やスロット類のほとんどを白系のベースカラーで揃えたオールホワイト仕様のカラーリングに、GIGABYTEのイメージキャラクターである神鷹凛のデコレーションを施した特別なビジュアルを採用。付属品の一部も神鷹凛仕様となっており、デコレーションシールや神鷹凛ぬいぐるみも同梱されている。
キュート系のデコレーションでかわいいビジュアルに仕上げられたB850 AORUS ELITE-P ICEだが、CPUに電力を供給するVRMには、60A対応DrMOSを採用する16+2+2フェーズのパワフルなデジタルTwin電源を搭載。
ヒートパイプ内蔵の大型VRMヒートシンクとの組み合わせにより、TDP 220W(PPT=270W)のRyzen 9 9950X3D2 Dual Editionにも対応可能な電力供給能力を実現している。
メモリスロットには白い両ラッチ式のDDR5メモリスロットを4本搭載。最大で256GB(64GB×4枚)の大容量を実現できるほか、オーバークロックによって最大DDR5-8200動作を実現可能としている。
バックパネルインターフェイスにはUSB4こそ未搭載だが、5GbEやWi-Fi 7といった先進的なネットワーク機能や多くのUSBポートを搭載。また、電源/リセットスイッチやCMOSクリア、CPUレスでのBIOS更新を実現するQ-Flash Plusなどもバックパネルに集約されており、トラブル時の対処が容易なのも魅力的だ。
拡張スロットは、CPU直結で最大PCIe 5.0 x16に対応するPCIEX16スロット(上段)と、チップセット接続で最大PCIe 4.0 x4をサポートするPCIEX4スロット(下段、形状はPCIe x16)の計2本を搭載。CPU直結スロットは重量級ビデオカードを想定して金属補強を施したGIGABYTE独自のPCIe UDスロット仕様となっており、ラッチ解除用のスイッチも備えている。
M.2スロットの構成は、CPU直結がPCIe 5.0 x4対応×1とPCIe 4.0 x4対応×1、チップセット接続がPCIe 4.0 x4×2。CPU直結のPCIe 5.0 x4以外のスロットは、M2 2280に加えM2 22110サイズのM.2カードにも対応する。
PCIe帯域を共有している関係で、M2D_SBスロットとPCIEX4スロットは排他利用となっているが、B850マザーボードとしてはなかなか充実した拡張性を備えていると言える仕様だ。また、M.2スロットのすべてをカバーするヒートシンクを備えている点もありがたい。
B850 AORUS ELITE-P ICEは、64MBのBIOS ROMにGIGABYTE独自の高機能BIOS「UC BIOS 2.0」を搭載。GUIデザインは神鷹凛仕様となっており、キービジュアルとは異なるものの神鷹凛のイラストが大きく表示される。また、電源投入直後に表示されるブランドロゴもAORUS&神鷹凛仕様の特別なものとなっている。
Ryzen 7 9850X3DとGeForce RTX 5080で高性能ゲーミングPCを構築
B850 AORUS ELITE-P ICEがキャラものとしてなかなか凝ったデザインを採用しながらも、ハイエンドパーツにも引けを取らない充実した機能を備えたマザーボードであることは確認できたので、実際に高性能PCの構築に耐えうる実力が備わっているのか確かめてみよう。
今回は、Ryzen 7 9850X3Dと、GeForce RTX 5080を搭載するGIGABYTE製ビデオカード「GIGABYTE GV-N5080AORUSM ICE-16GD」を組み合わせてゲーミングPCを構築。その性能や高負荷時の挙動をチェックする。
また、検証用PCのCPUクーラーには、GIGABYTEオールインワン水冷クーラーの「AORUS WATERFORCE II 360 ICE」を採用。ポンプスピードを最大に設定する一方で、冷却ファンについては静粛性を確保できるPWM制御50%(約1,400rpm)で固定した状態でテストする。

標準動作モードと独自の「3D Turbo Mode」でパフォーマンスを計測
ここからは、構築した検証用PCのパフォーマンスをベンチマークテストやゲームで計測していく。
今回の計測では、メモリ以外の基本的な設定をBIOSの標準設定通りに適用した「デフォルトモード」に加え、B850 AORUS ELITE-P ICEが備える独自のパフォーマンス最適化機能「X3D Turbo Mode」を使用した場合のパフォーマンスを計測する。
GIGABYTEのX3D Turbo ModeはBIOSから設定可能で、主に3D V-Cache搭載CPUのゲーム性能を最適化する機能だ。適用するとSMTを無効化するなど独自の調整が適用される。なお、GIGABYTE製マザーボードにはこの機能を発展させたオーバークロック機能「X3D Turbo Mode 2.0」が存在するが、B850 AORUS ELITE-P ICEは「X3D Turbo Mode 2.0」には対応していない。
Cinebench 2026
3DCGレンダリング性能を計測するCinebench 2026では、CPUのマルチスレッド性能を計測するMulti Threadsを最低実行時間10分でテストした。

テスト用PCが記録したスコアは、デフォルトモードが「5,484」で、X3D Turbo Modeが「4,044」だった。
デフォルトモードのスコアはまさにRyzen 7 9850X3Dが最大限のパフォーマンスを発揮している時の結果に等しいものであり、B850 AORUS ELITE-P ICEがRyzen 7 9850X3Dの性能をしっかり引き出せていることを示している。
一方、X3D Turbo Modeについては、同時マルチスレッド技術であるSMTを無効化して8コア/8スレッドCPUとなっているため、デフォルトモードを下回るのは当然の結果ではあるが、とはいえ3割以上のスコア差はなかなかに大きなものだ。マルチスレッド性能が必要な場合はX3D Turbo Modeはオフにした方が良いだろう。
VALORANT
FPSゲームのVALORANTでは、フルHD解像度(1,920×1,080ドット)の高画質設定で、訓練場の高CPU負荷シーンで平均フレームレートを計測した。

計測の結果、デフォルトモードの平均フレームレートが約560.9fpsであったのに対し、X3D Turbo Modeは約626.4fpsを記録。10%強ほどX3D Turbo Modeがデフォルトモードを上回った。
極端なCPUボトルネックが生じるシチュエーションであることを考慮すべきではあるが、X3D Turbo Modeは確かにゲームのパフォーマンスを改善する効果があることが確認できた。
Forza Horizon 6
Forza Horizon 6では、フルHD解像度でアンチエイリアスをTAAに設定し、グラフィックプリセット「エクストリーム」と「ミディアム」でベンチマークモードを実行。平均フレームレートを計測した。

グラフィックプリセット「エクストリーム」では、デフォルトモードとX3D Turbo Modeはともに平均180fpsで横並び。グラフィックプリセット「ミディアム」ではデフォルトモードが平均253fpsを記録し、X3D Turbo Modeはそれを約3%上回る平均261fpsを記録した。
全てのゲームでX3D Turbo Modeが有効とまでは言えないが、Forza Horizon 6のようなモダンなタイトルでもX3D Turbo Modeがデフォルトモードと同等以上のパフォーマンスを得られたことは興味深い。ゲーム性能の向上を期待するなら一度試してみても良いだろう。
ともあれ、超解像やフレーム生成無しでForza Horizon 6をここまで高いフレームレートで動かせるのは流石GeForce RTX 5080と言ったところ。その性能をここまで引き出せているのは、Ryzen 7 9850X3Dとそれを支えるB850 AORUS ELITE-P ICEの実力でもある。
Ryzen 7 9850X3Dの高負荷動作中でもVRM温度は50℃以下長時間の安定動作も可能な優秀な冷却性能
B850 AORUS ELITE-P ICEで構築した検証用PCは、Ryzen 7 9850X3DとGeForce RTX 5080から期待通りのパフォーマンスを引き出すことができた。
これが継続的に実行可能なものなのか、CPUに高負荷が生じるCinebench 2026のMulti Threadsを最低実行時間30分で実行し、VRM温度をはじめとする各種パラメーターの変化をグラフ化した。テスト環境は室温約26℃。
水冷クーラーとオープンフレームケースの環境はマザーボードのVRMを冷やすエアフローに乏しい状況となるので、安定動作が得られるのであれば、冷却面も含めたVRM周りの性能は優秀ということになる。
Ryzen 7 9850X3Dの平均CPUクロックは、デフォルトモードが約5,234MHz、X3D Turbo Modeは約5,327MHzを記録しており、いずれもスロットリングの影響を受けることなく終始一貫したクロックでの動作を継続している。
このとき、CPUの平均消費電力はデフォルトモードで約146.6W、X3D Turbo ModeはSMT無効分だけな分低約124.8Wを記録した。これらの電力はB850 AORUS ELITE-P ICEのVRMを介して供給されているわけだが、そのVRMの平均温度はそれぞれ約42.3℃と約42.1℃とかなり低く、最高温度はどちらも44℃と50℃以下をキープしている。
比較的VRMから近い位置で水冷クーラーの冷却ファンが吸気を行っているが、約1,400rpmという低い回転数に保っている状況でのエアフローはかなり弱々しいものであり、これだけで150Wの電力供給中に50℃以下をキープできるB850 AORUS ELITE-P ICEのVRMはかなり優秀だ。
Ryzen 7 9850X3DやRyzen 7 9800X3Dなどの人気ゲーミングCPUを余裕で動かせることはもちろん、消費電力が200Wを超えることもあるハイエンドCPUの運用も無理なくこなせるだろう。
色物と侮るなかれ、キュートな見た目の実力派B850マザーボード
猫パジャマ神鷹凛のキュートなデコレーションが特徴のB850 AORUS ELITE-P ICEだが、かわいい見た目とは裏腹に、その実態は高性能ゲーミングPCの構築にも耐えられる実力派のB850マザーボードだった。
キャラものPCパーツはしばしば見た目だけの色物として避けられることもあるが、GIGABYTEの上位グレード「AORUS」シリーズのモデルだけあってB850 AORUS ELITE-P ICEは高い実用性を備えている。猫パジャマ神鷹凛のデコレーションが琴線に触れたなら、キュートかつ高性能なPCを構築してみるのも一興だ。
●【神鷹凛マザーボード購入者特典】特製マウスパッド & フィギュア・キャンペーン
9月27日(日)までに“神鷹凛マザーボード”のB850 AORUS ELITE-P ICEまたはB850M AORUS ELITE WIFI7 ICE-Pを購入したユーザーを対象にプレゼントキャンペーンが行われている。
対象マザーボードを購入し、AORUS メンバーサイトで製品登録後にキャンペーンページへアクセス、製品のレシートをアップロードしたユーザーに神鷹凛特製マウスパッドがプレゼントされる。また、対象マザーボードとGIGABYTE製電源(日本正規販売流通品の全現行モデルが対象)を同時に購入したユーザーには、マウスパッドと合わせ神鷹凛フィギュア(4種類の中からランダムで1種類)がプレゼントされる。
なお、中古品 (リファービッシュ品)や並行輸入品、展示品などは対象外。プレゼントの応募申込受付期間は9月30日(水)まで。詳細はキャンペーン公式サイトを参照のこと。





























