取材中に見つけた○○なもの

ステンレスボディ採用の防水・防塵PC「ロストフリット」

完全密閉型のファンレスPC、防さび・耐塩性を強化

 エム・コーポレーションの産業用PC「プロテクションPC」の新モデル「ロストフリット」が発表されています。受発注品で、価格は標準仕様で税抜き25万円前後から。

 プロテクションPCは、ファンレス仕様でIP68対応をうたう防水・防塵仕様のPC。完全密閉型で、専用ボックスなどに収納しなくても、屋外や寒冷地といった悪環境で利用できる点が特徴で、同社では製造工場や海岸作業などに適しているとアピールしています。

 今回のロストフリットは、プロテクションPCシリーズの新モデル。筐体がアルミ製からステンレス製に変更されており、防さび性や耐塩性がさらに向上しているようです。ユーザーの用途に合わせて構成を大きく変えられる点も特徴で、CPUやメモリ、ストレージはもちろん、USBやLAN、映像出力などインターフェース部分のカスタマイズも可能となっています。

 一般のPC用途でここまでの環境が必要になることは無いと思いますが、最近では、NHKが水没PCのレポートをあげるなど、注目度は高いようです。今回のPCは10月31日(月)~11月2日(水)に開催される「産業交流展2016」に出展されるようなので、興味がある方はそちらもチェックしてみてください。

 ※10/5更新初掲載時に価格やスペックに誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

【ロストフリットの紹介】