取材中に見つけた○○なもの
「自宅で使えるPCR検査キット」がアキバのモバイルショップに入荷、結果はメールで通知
近隣の別ショップでは山積み販売やタイムセール
2021年1月23日 00:20
自宅で新型コロナウイルスの検査ができるというキットが、秋葉原のモバイルアクセサリー専門店「リギルド」に入荷しています。販売元は東亜産業で、店頭価格は税込4,180円。
これは、唾液を採取し、郵送すると、キットの受領後最短3時間で検査状況をメールやLINE、SMSで通知するというPCR検査キット。感染症予防の一環として定期的にPCR検査を行うなど、医療行為が不要にもかかわらず検査の必要性がある人を想定した製品で、「新型コロナウイルスに特徴的なRNAが検出されるかといった検査状況を高リスク/低リスクで報告する」(東亜産業)としています。
なお、製品のQ&Aページなどによると、「検査通知から推測できるのは、唾液から取り出した検体の中に、新型コロナウイルスが存在するかどうかについてのみ」で、「新型コロナウイルス感染症に感染しているかどうかの判断については医療行為にあたるため、医師の診察を受けないと判断できない」とのこと。そのため、「感染の有無については専門病院や地域の保健所に相談してほしい」「発熱などの症状がある人や濃厚接触等感染の疑いのある人は検査の対象外」としています。
こういった検査キットがモバイルショップで販売されているというのも驚きですが、近隣のウィゲット秋葉原店(東亜産業のショップ)では、同キットの山積み販売を実施中。22日(金)はタイムセールも行われていたので品薄ではないようです。
今回の様子を見て、至るところでマスクが販売されていた時の光景を思い浮かべたのは筆者だけでしょうか……。