取材中に見つけた○○なもの

アビーのオーディオPC「ADIVA」が登場、AMD E1搭載で16万円から

“ハイレゾロゴ”を国内で初めて取得したPC

ADIVA K1。

 アビー×オンキヨーのハイレゾPC「ADIVA」が22日(水)から発売開始、アビーのWebサイトにて受注が始まっています。納期は約1週間。

 ADIVAは、PCとしては初めてハイレゾ認定を受けたオーディオ向けPC。独自にカスタマイズを加えた音楽再生ソフト「foobar2000」がインストールされているほか、ハードウェア面でもノイズを抑制する様々な工夫が施されています。例えば、ケースの内側にノイズを除去する非磁性体のシートが貼付されているほか、ストレージはHDDではなくSSDを搭載、電源はACアダプタタイプが採用されています。

 製品のラインナップは上位のK10と下位のK1があり、それぞれにオンキヨー製スピーカーの有無で2モデルずつ用意されています。このほか、さらに上位の「P10」が今年6月に発売予定ですが、このモデルの詳細は未発表。

 K10の主な仕様は、CPUがCeleron J1900(2GHz/クアッドコア)、メモリが4GB、ストレージが256GB SSD、OSがWindows 8.1 Update(64bit)など。Blu-rayドライブが内蔵されているほか、オンキヨーのUSB接続DAC「DAC-1000(S)」が付属します。アビー直販サイトの販売価格はスピーカーレスモデルが税抜229,800円、スピーカー付きモデルが同259,800円(5月6日注文確定分までは2万円引き)。

 K1の主な仕様は、CPUがAMD E1-2100、メモリが4GB、ストレージが256GB SSD、OSがWindows 8.1 Update(64bit)など。Blu-rayドライブが内蔵されているほか、オンキヨーのサウンドカード「SE-90PCI」が搭載されています。こちらの販売価格はスピーカーレスモデルが税抜159,800円、スピーカー付きモデルが税抜179,800円(5月6日注文確定分までは1万円引き)。

上位モデル「ADIVA K10」
前面はシンプルながらも高級感のある造り。
ファンレス仕様。
振動を抑制するアルミ削り出しインシュレーターを搭載。
背面部分。
ハイレゾ認定ロゴ。
ノイズを除去する非磁性体のシートが貼付されている。
USB接続DAC「DAC-1000(S)」(画像上)と重ねて設置できる。
背面の様子。
設置例。
下位モデル「ADIVA K1」
前面の見た目は上位のK10とほぼ同じ。
背面の様子。
設置例。

(森 篤司)