【不定期連載】レトロな○○ギャラリー

~ ゼルダのゲーム&ウォッチ ~

マルチスクリーン上でリンクが大活躍

GAME & WATCH ZELDA

 今回、ご紹介するのは、任天堂の人気ゲーム「ゼルダの伝説」のゲーム&ウォッチ版「GAME & WATCH ZELDA(ZL-65)」です。

 1989年に海外で発売された上下2画面(マルチスクリーン)対応のゲーム機で、日本国内では未発売のようです。たまたま、実家の押し入れを漁っていたら出てきたもので、購入時期は恐らく15年くらい前。アキバの街をうろうろしていた時に買ったような気がするんですが、所有していた事すら忘れていたので、購入時の状況はあまり憶えていなかったりします。

 肝心のゲーム内容は、主人公のリンクがゼルダ姫を救うために、ゴブリンやドラゴンと戦いながら8つのダンジョンをクリアしていくというもの。ゼルダの伝説では、おなじみのお宝「トライフォース」も登場します。

 ゲーム&ウォッチというと、個人的にはタコの足を避けながら財宝を運び出す「オクトパス」や、落下してくる工具を避ける「ヘルメット」のように、単純な内容のゲームが多いという印象だったので、本作のようにRPG風要素を持ったタイトルが有ったことにはちょっとびっくり。

 ちなみに、子供の頃は、ゲーム&ウォッチ=カウンターストップになるまで遊び尽くす、という感じだったんですが、今回のゼルダはちょっと無理かも。今の筆者は、スーパーマリオブラザーズの一番最初に出てくるクリボーに体当たりするようなレベルなので……。

 なお、任天堂のサイトにはゲーム&ウォッチの開発秘話(今回のゲームではありません)が掲載されているので、興味のある方はそちらもご覧ください。

下画面の様子。1つのダンジョンは複数のフロアで構成されていて、右にいるゴブリンのライフをゼロにすると1フロアクリア。これを繰り返して、途中、アイテムを入手しながら、最終フロアまで進んでいきます。
上画面の様子。画面左側にダンジョンのマップや、アイテム、トライフォースの入手状況が表示されます。
ダンジョンの最後にはドラゴンが待ち構えていて、こいつを倒すとトライフォースの欠片が1個手に入ります。そして、次のダンジョンへ……。
本体表面
本体側面
本体裏面
ニンテンドー3DS LLとの比較
ニンテンドー3DS LLとの比較
パッケージ表面
パッケージ裏面
付属品
ゲームのストーリー
スクリーンの説明
登場キャラクター
遊び方
アイテムの説明

(石橋 一衛)