IDT製Socket 370用CPUに対応したマザーがEliteから
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もちろん、実際にはIDTとCyrixのx86事業はすでにVIAに買収されているので、どちらのCPUもVIA製というのが本来的には正しい。
Eliteから発売されたのはi810Eチップセットを搭載したSlot 1/Socket 370兼用のATXマザーボード「P6IWT-A+ V2.0」。Slot 1×1、Socket 370×1、DIMM×2、PCI×5、AMR×1という構成で、ほかにPOST(Power On Self Test)コードを表示するLEDが搭載されている。
一見すると少し変わったi810E搭載マザーボードという程度の印象だが、マニュアルをよく見てみると、マザーボードに「Select an Intel or an IDT Processor Jumper」というジャンパが用意されており、それはSocket 370用CPUを使う場合にIntel製かIDT製かを指定するものだと書いてある。このIDTのSocket 370用CPUというのは、おそらくVIAに買収されてから開発されているCPU「Samuel」のことだと考えられるが、これに対応したという製品が販売されるのは初めて。Joshuaに続いてSamuelもいよいよ市場への投入が近いのかも知れない。
「P6IWT-A+ V2.0」を販売しているのはソフトアイランド秋葉原店で、価格は13,800円。なお同店によると、CoppermineコアのPentium IIIには対応しているものの、Slot 1で利用する場合のみFSB 133MHzは非対応とのことだ。
□P6IWT-A+ V2.0(Elite)
http://www.ecs.com.tw/ecs/ecs/p6iwt-a+/p6iwt-a+20.htm
[撮影協力:ソフトアイランド秋葉原店]
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