Pentium IIIのFC-PGA版への移行はゆっくりとしながらも確実に進み、今週はPentium III 533EB MHzと600E MHzのFC-PGA版が新たに発売になっている。前者はリテールパッケージで価格は26,800円。後者はバルクで39,800円~49,799円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。これでFC-PGA版Pentium IIIは500E/550E/533EB/600E/750 MHzの5種類になった。 |
ソニーと富士写真フイルムが共同開発した“次世代FDD”がようやく発売になった。HiFDは'97に発表されながら製品化が遅れ、米国では'99年冬に出荷されたものの、その直後にリコールとなるなど紆余曲折があり、国内ではすでに発表から2年以上が経過してのデビュー。HiFDは従来のFDとの互換性を持ちながら200MBの容量を実現した新規格FDで、データ転送速度は最大3.6MB/sという高速転送を実現している。アキバでは富士写真フイルム製の外付けドライブと共に、メディアも発売された。価格はドライブが約28,000円、メディアが約1,600円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。ただし、ドライブはパラレル接続のため、データ転送速度は600KB/sしか出ない。自作PCのユーザーとしては内蔵用のドライブが出て欲しいところだ。 □HiFD(http://www.fujifilm.co.jp/hifd/) |
ASUSからFlexATXフォームファクタを採用したマザーボード「CUW-FX」が発売された。価格は17,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。microATXよりもさらに小さな製品で、比べるとI/Oパネルを手前にして奥行き約5cm、幅約1.5cmほど小さくなっている。拡張スロットもAMRとPCIが1本ずつしかない。DIMMスロットは2本で、CPUはSocket 370に対応している。過去にイベントなどではFlexATX用に斬新なデザインのケースが多数参考出品された実績もあり、あとはこうした製品の登場が待たれるところ。今のところFlexATX専用のケースは発売されておらず、既存のmicroATXケースなどを利用するしかない。 □CUW-FX(http://www.asus.com.tw/products/motherboard/pentiumpro/cuwe-fx/) |
メルコから11Mbpsの高速通信に対応した廉価な無線LAN製品が登場している。発売された「AIRCONNECT 11Mbpsシリーズ」は、同社製の2Mbpsタイプの製品とも通信が可能で、将来的にはMacintoshのAirPort改めAirMacとの相互通信も実現する予定という製品。価格はPCカード型の通信カードが約22,000円、有線LANとのブリッジ機能を持つアクセスポイントが約45,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。対応OSはWindows 95/98のほか、NTと2000にも対応している。低価格な高速モデルが登場したことで、そろそろ個人環境での無線LAN普及に弾みがつくかも知れない。 □AIRCONNECT(http://www.melcoinc.co.jp/product/musen.html) |
以前から予告のあった通り、ピーシーアドバンスド4丁目店は中央通沿いの共益外神田ビル6Fに移転し、5日(土)から営業を開始した。現在開店記念セールを実施中。また、C'zは「店舗移転の為、当ビル1階での営業を一時休止させていただきます」との貼り紙を出し、移転の意向を明らかにした上で一時的に店舗運用を停止した(サポートなどは店舗の4F事務所で受け付けている)。ただし、今のところ移転先や移転の時期など詳細については明らかにされていない。このほかにも移転計画や新規出店の予定があると話すショップがあり、しばらくはこうした動きが続きそうだ。 |
[↑前の記事]: | 3Dグラス付きSiS300搭載ビデオカード「WinFast VR300」登場 |