AGP Proに対応したビデオカードが初登場。3DLabsが発表したばかりのOpenGL向けハイエンドビデオカード「OXYGEN GVX210」が一部のショップで早くも販売開始になったもので、実売価格は20万円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。AGP Proは、大きな消費電力に対応したビデオカード用のインターフェイスで、コネクタのサイズがやや大きくなってはいるものの、AGPとの下位互換性を持つ。このカードも、マニュアルにはAGPとAGP Proの両対応と明記されている。ただし、カードの消費電力が3.3Vで18.4W、5Vで8Wと大きいため、マザーボードによっては動作しない可能性もある。GLINT Gamma G2を1個、GLINT R3を2個搭載し、1枚のビデオカードで同時に2台のディスプレイに出力して独立して制御できる。メモリは64MB。 □OXYGEN GVX310(http://www.3dlabs.com/press/releases/gvx210avail.html) |
T-ZONE. PC DIY SHOPといい、ツクモParts王国といい、外神田3丁目付近のPCパーツショップ激戦区では「通り抜け」構造にするショップが急増中。ショップの構造自体を便利な“道”にしてしまうことで、激戦区の中で人の流れを有利に導こうというわけだが、この構造を今度は中央通り沿いのカクタソフマップが採用した。同店はもともとL字型に2個所出入り口を持っていたが、今度はDOS/Vパラダイス本店前にも新たに“裏口”にあたる出入り口を設置、これで“ト”の字型に3個所の出入り口を持つことになった (イメージ図を参照) 。この新出入り口ができたことで、同店はまさにPCパーツショップ激戦区のど真ん中と一等地の中央通りとを結ぶ通り抜け構造となり、また大きな人の流れをつくることになりそう。激しい競争によってショップの構造まで目まぐるしく変化し、地図だけではわからない独自の道がアキバにできつつある。 |
今週はFC-PGA版Pentium IIIに700/733/750 MHzの3モデルがリテールパッケージで登場(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、これで発表済みのFC-PGA版Pentium IIIが500E~750MHzまで10モデルが全て出揃うかたちになった。また、アキバではFC-PGA版Pentium IIIの流通量が急増しつつあり、逆にSECC2版Pentium IIIが減少傾向にある。Intelが公言しているPentium IIIのFC-PGAへの移行が、アキバでも急速に進んでいるのがわかる(詳細は「CPU最安値情報」参照のこと)。 |
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