【 2000年3月25日号 】

Pentium III 866MHzが出るも最速の座は3日天下

Pentium III 866MHzPentium III 866MHz
Pentium III 866MHzPentium III 866MHz

 アキバでは今週、Athlon 900MHzと950MHzが出回るより先に、実はPentium III 866MHzの販売が始まっていた。出回り始めたのはSECC2タイプのバルク品で、価格は99,500円~109,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。もちろん、単体入手可能なPentium IIIとしては最速クロックのモデルとなる。

 調べた限り、Pentium III 866MHzがアキバで最初に販売されたのは製品発表直後の21日(火)。この時点で動作クロックで一度Pentium IIIがAthlonを抜き、アキバで単体販売されるCPUとしては単独トップの座についていたことになる。しかし、それも24日(金)のAthlon 900MHz/950MHzの販売開始であっさり陥落。実に短い“3日天下”だったことになる。

 FSBは133MHzで、電圧は1.65V。見た限りでは、特に形状などに変化はないようだ。

 Athlon最速モデルの登場で影が薄くなってしまったのは確かで、なおかつ価格の点でも不利ではあるが、単体入手が可能なPentium IIIとしては最速であることに変わりはない。

 Slot 1の環境で最速を目指しているという人なら、要チェックのCPUだ。

□Pentium III(Intel)
http://www.intel.com/PentiumIII/

[撮影協力:OVERTOP]


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