USER'S SIDE本店では、アキバで初めてとなるApollo Pro133Aチップセット搭載マザーボードによるDual CPU動作デモを実施中。マザーボードは近日入荷予定のTyan製Dual Slot1マザーボード「Tiger 133」で、店先に「店頭でがりがりデモ中」と書いた貼り紙を出してデモをアピールしている。同店によると、到着したばかりのサンプル品ではあるものの、20時間以上の連続運転でも特に問題は出ておらず「予想外に安定している」とのこと。過去に他店で行われたTiger 133のサンプル品展示では、マザーボード上にIntel製のIOAPICが搭載されていたが、現在同店がデモで使用しているTiger 133にはそれがなく、完全にApollo Pro133Aだけで動いている点が興味深い。同店での予価は26,800円。また、同店では同じくTyanのServerWorks製チップセットを搭載したハイエンドマザーボード「Thunder 2500」の展示、Apollo KX133搭載Athlon対応マザーボード「Trinity K7」のデモも実施中。 □Tiger 133(http://www.tyan.com/products/html/s1834.html) |
ASUSからFC-PGA版Pentium IIIをサポートした最新のSocket 370対応マザーボード「CUBX」が発売された。Socket 370用としては珍しく440BXチップセットを採用した製品で、ほかにUltra ATA/66対応コントローラーを搭載、さらにUSBハブコントローラーを搭載して5つのUSBポートが使えるという特徴がある。なんとも新旧混在のユニークな組み合わせだが、確かにi8x0シリーズが不評の自作PCマーケットでは、当面のFC-PGAサポートのプラットフォームとしては、技術的に枯れて安定感のある440BXに最新機能を別チップでプラスするという設計のほうがウケる可能性はありそう。すでに初物ながら在庫ショップが20店を超えているなど広く出回っている。価格は16,700円~19,799円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □CUBX(http://www.asus.com.tw/products/Motherboard/pentiumpro/cubx/) |
カシオから、話題の腕時計型MP3プレイヤー「Wrist Audio Player(WMP-1V)」がついに発売となった。価格はおよそ29,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。32MBメモリを搭載し、PCからのデータ転送はUSBを介して行う。デザインや質感に対しては賛否両論ありそうだが、“世界初の腕時計型MP3プレイヤー”という栄誉ある製品であることに変わりはない。人に自慢するためだけに買うのもあり? □WMP-1V(http://www.casio.co.jp/flash/0004/wmp.html) |
ワークステーション向けの新しいフォームファクタであるWTXに対応した初のマザーボードがIwillから登場。製品名は「DCA200」。i840チップセットを搭載したDual Slot 2マザーボードで、先に発売された5V/12V供給の最新Pentium III Xeonをサポートする初めてのマザーボードでもある。WTXのためとにかくサイズが大きく、電源コネクタも専用タイプで、動作させるにはWTX用のケースと電源が必要になるが、これらはいずれもまだ単体販売されていない。システムとして動作する環境が全て整うには、まだもう少し時間がかかりそうだ。価格は59,800円~79,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
□DCA200(http://japan.iwill.net/products/spec.asp?ModelName=DCA200&SupportID=) |
AMDからの出荷が止まって以来、K6-IIIはアキバでも流通量が確実に減少傾向にあったが、ついに今週、最後のK6-III/400のバルク品が品切れとなり、単体販売のかたちでは事実上姿を消してしまった。現状K6-IIIを手に入れるには、中古品を探すか、アップグレードキットとして販売されているサードパーティ製のリテールパッケージを購入するしかない。残るK6-2やM IIなども流通量はだいぶ少なくなっており、Socket 7用CPUの勢力は確実に縮小している(詳細は「CPU最安値情報」参照のこと)。
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