Dual FC-PGAでIEEE-1394対応のMicrostar製マザーが展示中
「MS-6321」は最新機能を詰め込んだ注目の最新マザーボード。基本はApollo Pro133Aチップセットを搭載したSocket 370のDual対応マザーボードで、最新コアのCPUであればFC-PGA版Pentium IIIでのDual運用が可能。これが製品として出てくれば、FC-PGA版Pentium IIIのDual対応マザーボードとしては初の製品になる。2つのSocket 370の設置位置がユニークで、横に平行して並ぶのではなく、互いに45度曲がるかたちで設置されている。
これだけでも注目に値する製品だが、このほかにTI製のIEEE-1394コントローラーまで搭載している。また、マザーボード上には「秘密」というシールで目隠しされたチップもあり、このチップの機能次第で、さらに凄いスペックになりそうだ。ちなみに、このチップに関する情報と思われる記述として、貼り紙のスペック表には「ひみつなUltra ATA3けたコントローラ搭載 なにかは聞かない『お・や・く・そ・く』 きっとRAID機能対応(0/1/0+1?)」との意味深なコメントが入っている。拡張スロットはPCIが5本でISAはなし。AGPが1つで、DIMMは4本。ただし、製品版ではレイアウトや構成が変更される可能性もある。
Apollo Pro133AのDualマザーボードというだけでも現状は珍しいが、そのうえFC-PGA版Pentium III対応で、オンボードのコントローラーがIEEE-1394+αとまさになんでもあり。入荷時期や価格などは不明とのことだ。
なお、同コーナーではmicroATXフォームファクタのi820チップセット搭載マザーボード「MS-6302」も展示されている。
[撮影協力:ツクモ10号店]
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