【 2000年5月5日号 】

Pentium III 1GHz搭載PCのデモと予約受付がスタート
FREEWAYブランドのPentium III 1GHz PCがLAOXでデモ中

展示風景ついに登場!
【展示風景】【ついに登場!】
フロントパネルサイドパネル
【フロントパネル】【サイドパネル】
巨大な吸気口業界超品薄
【巨大な吸気口】【業界超品薄】

 Athlon 1GHz搭載PCの登場から遅れること約2ヶ月、ようやくPentium III 1GHz搭載PCもアキバに姿を現した。フリーウェイが4月27日(木)に発表した「ViP CAX-MAX1000 Special Edition」の店頭デモが始まったもので、予約受け付けも同時に始まっている。入荷予定は5月中旬という。

外観は評価機と同一

 4日(木)からデモと予約受け付けを始めたのはLAOX THE COMPUTER館。デスクトップPCの専門フロアとなっている5Fには、以前からSONYやIBMといったメジャーメーカーと並んでFREEWAYブランドのコーナーもあり、ここに既存モデルと一緒に「ViP CAX-MAX1000 Special Edition」が設置されている。誰でも触れる状態で公開されており、同店の販売員に確認したところ、特に安定性確保などを理由に動作クロックを落とすようなことはせず、そのまま1GHzで動作させて公開しているとのこと。

 PCケース本体の外観は、4月4日(火)付けのAKIBA PC Hotline! Hot Hot REVIEWで使用した評価機とほとんど同一。正面左側のサイドパネルに巨大なCPU冷却用の吸気口がついている点も同じで、形状としての違いは特に見当たらない。違っているのは、フロントパネル下部とサイドパネルの吸気口部に「FREEWAY」という文字が入っている点のみ。

 内部については残念ながら公開されていないものの、フリーウェイの直営ショップであるTWO-TOPがWeb上で公開している内容によると、i820搭載マザーボードのVC-820とKingston製128MB RDRAMなどが使用されており、CPUに装着されているクーラーは評価機とは違って、ファンが2つ付いたものが使われているという。

価格は478,000円

 基本スペックを挙げると、i820搭載マザーボードVC-820、128MB RIMM、Pentium III 1GHz(SECC2)、7,200rpm 30GB IDE HDD、16倍速ATAPI DVD-ROMドライブ、CD-R8x/CD-RWx4 ATAPIドライブ、GeForce 256搭載ビデオカード(DDR 32MB)、5.1CHスピーカーシステム、56Kbpsモデム、10Base-T/100Base-TX LAN、Windows 98 SE日本語版、という豪華なスペックになっている。

 同店での予価は、基本モデルが478,000円。入荷予定は5月中旬。なお、TWO-TOP秋葉原本店でも来週中にデモを行う予定にしているほか、8日(月)から受注を始める予定があるという。

 Athlonに続き、Pentium IIIの1GHzが入手可能になる日ももう間近。まずは一足先にスピードを体感してみたいという人は、このゴールデンウィークがちょうどいいチャンスだ。

□ついに登場!インテルPentium IIIプロセッサ1GHz搭載パソコン(LAOX)
http://www2.laox.co.jp/the_com/campaign/freeway/index.html
□ViP CAX-MAX1000 Special Edition(フリーウェイ)
http://www.freeway.co.jp/new/00_4/cax_max1000.htm
□Pentium III 1GHz情報!!(TWO-TOP)
http://shopinfo.twotop.co.jp/news/
□高速なメモリの性能を引き出すギガヘルツCPU(AKIBA PC Hotline! Hot Hot REVIEW)
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20000404/hotrev57.htm

[撮影協力:LAOX THE COMPUTER館]


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