登場したばかりのGeForce2 GTSを搭載した最新ビデオカードが早くも3万円を割っている。突如として無名メーカーの格安バルク品が売られ始めたもので、メーカーはイギリスの3DPowerという。カードの外観は、部品配置や配線パターンも含めてリファレンスデザインそのままで、高級ブランドELSAのGLADIACなどと並べて比較してもほとんど違いはない。ビデオメモリは32MBのDDR SGRAMを搭載している。販売しているのはT-ZONE. PC DIY SHOPで、価格は29,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。店頭で製品名は特に表示されていないが、メーカーのWebを確認する限りでは「Ultimate GeForce2GTS」という名前のようだ。とにかく安くGeForce2 GTSを手に入れたいという人なら、これが狙い目。 □Ultimate GeForce2GTS(http://www.3dpower.com/productsnservices/GeForce2_Spec.htm) |
総アルミケースの次は総透明プラスチックのPCケースがトレンドになるかも知れない。T-ZONE. PC DIY SHOPとOVERTOPには、近日発売予定の製品として、韓国製の総透明プラスチックPCケース「Submarine」が展示されている。金属部品は電源とI/Oコネクタ用のバックパネルなどごく一部で、徹底して金属部品を廃した設計になっている。拡張カードのブラケットカバーまでプラスチックで、マザーボードの金属製ベースボードや基本骨組みとなる金属ケースもないため、中にパーツを入れていない状態だと、完全に透けて反対側の風景が見えてしまうほど。色はブルーとイエローの2色がある。いずれのショップも予価は12,800円。電磁波対策などは一切ないので、買おうと考えている人はそのつもりで。T-ZONE. PC DIY SHOPでは予約を受付中。 |
4月初旬からバルク品での販売が始まっていたFC-PGA版Celeronに、リテールパッケージが初登場。販売が始まったのはCeleron 566MHzのリテールパッケージで、Pentium IIIと同様に「Flip Chip PGA」という文字がパッケージ正面右下に入っただけで、パッケージ全体のデザインは基本的に従来のまま変わっていない。出始めながら在庫を持つショップは16店と多く、価格は13,799円~16,700円となっている(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。これと同時に値下がりしたバルク品と比較した場合、価格はほぼ同等か若干安い程度だが、CPUクーラーがセットになっていることを考えると、リテールパッケージのほうがトータルではかなり安いと言うことができる。 |
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