Pentium III 1GHzの単体バルク品が近日登場、予約始まる

　今はメーカー製やショップブランドのPC一式を購入しなければ手に入らないPentium III 1GHzだが、来週にはいよいよ単体での入手が可能になりそうだ。

　24日(土)時点で4店がPentium III 1GHz（SECC2、バルク）の入荷予定を明らかにしており、コムサテライト1号店は予価138,000円で28日(水)に入荷するとアナウンス、コムサテライト2号店は6月末入荷としている。TWO-TOP秋葉原1号店は27日(火)に入荷するとして、予約の受け付けも始めている。同店は店内で予価を明らかにしていないものの、TWO-TOPのWeb通販ではすでに138,000円で注文の受け付けを始めている（納期は1週間）。さらに、フェイスも価格未定ながら、27日(火)に入荷する予定を明らかにしている。

　このほか、単体販売ではないものの、USER'S SIDE本店はIntel純正のPentium III 1GHz採用ベアボーンキットを288,800円で近日販売する予定と予告している。並行輸入品で受注発注扱いとのこと。キットの内容は、SECC2版Pentium III 1GHzとIntel製マザーボードのVC820、PC800対応128MB RIMM（ECC付き）、ケース、FDD、CD-ROMドライブだそうだ。

　複数のショップの話によれば新型Athlon（Thunderbird）の1GHzも入荷間近とのことで、うまくいけば新型AthlonとPentium IIIの1GHzモデルがほぼ同時期に単体でデビューすることになりそうだ。自作PCユーザーにしてみれば、2次キャッシュ統合コアという性能面での条件、単体入手可能という入手性の条件で対等になるこれからが、1GHz対決の本番というわけだ。

□Pentium III（インテル）
http://www.intel.co.jp/jp/PentiumIII/index.htm

（Pentium III）

[撮影協力:TWO-TOP秋葉原1号店とコムサテライト2号店とUSER'S SIDE本店]