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RADEON 64MB DDRメモリ搭載バージョンのリテールパッケージがアキバに上陸した。8月頭からバルク品は販売されていたが、リテールパッケージ品が販売されるのはこれが初めて。ビデオカードマニアの間では、このRADEON 64MB DDRリテールパッケージ版のみ、ビデオチップの動作クロックが特別高めに設定されているという海外経由の噂が話題になっており、以前から登場が待たれていた。実際に入手して調べたところでは、バルクの32MB版が166MHzだったのに対し、リテールの64MB版は182.3MHzで、この比較では確かに若干早くなっている(バルク64MB版とリテール32MB版は未確認)。豊富なメモリ量を持ち、3D描画が早くてビデオ入出力機能も持ったビデオカードが欲しいという人なら、この製品が確実。ただし、扱っているのは1店のみで、2日(土)時点ではすでに完売になっていた。輸入版で、価格は43,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □RADEON 64MB DDR(http://www.ati.com/na/pages/products/pc/radeon64_ddr/) |
データ転送速度が10MbpsにスピードアップしたHomePNA 2.0規格対応の製品がNECから発売になっている。HomePNAとは、既設の電話線を利用してLANを構築するための通信規格で、家庭内の電話用モジュラージャックにケーブルを接続するだけでLANが構築できてしまうという優れモノ。従来のHomePNA 1.0では1Mbpsの速度だったが、2.0では10Base-Tと同じ10Mbpsになっている。製品はPCI版とUSB版の2種類があり、価格はPCIカードの「HomePNAボード[10Mbps]」が19,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)で、USB版の「HomePNA USBボックス[10Mbps]」が25,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。対応OSの特徴として、どちらもWindows 2000への対応も含まれている。手軽にLANを構築したいと考えている人なら要チェックの製品だ。ただし、ISDNやADSLを利用している環境では使えないので要注意。 |
高機能なMPEG-2キャプチャカード「REALmagic VHRecorder」が出回り始めた。ハードウェア的にはSI向けに販売されている上位モデルと同等ながら、サポートOSをWindows 98に限定することで価格を抑えたという言わばパーソナル向け高級MPEG-2キャプチャカード。キャプチャ用のエンコーダーのほか、DVD-Videoを再生するデコーダーも搭載しているのが特徴。パッケージの表記によると、MPEG-2は704×480ドットの解像度で取り込むことができ、ビットレートは固定/可変0.5~10Mbps、キャプチャ中の画像をプレビューして画質をリアルタイムに調整するという高度な操作もできる。標準価格は150,000円と高値だが、現在は2,000本限定で98,000円のキャンペーン価格が設定されており、実売価格は81,980円~89,000円になっている(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □REALmagic VHRecorder(http://www.vertexlink.co.jp/multimedia/vhrecorder/) |
DOS/Vパラダイス本店は、Matroxの最新ビデオチップG450を搭載したビデオカード、Millennium G450のサンプル品展示を開始した。G450は現行のG400をベースに、TV出力エンコーダーやセカンダリRAMDACなどを統合して0.18μmにシュリンクした改良版ビデオチップ。展示している製品は、G450を搭載して2つのVGA出力を持つDualHeadタイプで、「近日販売開始」という札とともにショーケース内に置かれている。このサンプル品を販売する予定もあったそうだが、デバイスドライバが付属していないことがわかり、販売予定はキャンセルして店内での展示にとどめたとのこと。国内代理店は日本語版を9月下旬に発売すると発表しており、確かに英語版ならそろそろ登場してもおかしくはない。Matroxファンで、実物をぜひ見てみたいという人は、同店に足を運んでみるといい。 |
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