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様々な憶測を呼ぶ中、メモリ価格は再び急落。ついにPC100 SDRAM(CL=2) 128MBは最安値が9,100円にまで下がり、一気に8,000円台に突入する可能性も見えてきた(詳細は「メモリ最安値情報」参照のこと)。今週は9,500円以下の価格で販売するショップが多数あり、最安値ショップ上位5傑は9,100円~9,240円の中でもみ合い状態になっている。このほか、PC100 SDRAM(CL=2)の256MBも最安値が先週比1,000円安、512MBも同4,000円安と急落している。メモリ価格は今週から反発するという観測もあったが、見事にハズレ。やはり、メモリ価格の動きは先が読めない。 |
価格が大きく下がったのは何もメモリだけではない。海外で1.2GHzのフライング販売が始まった影響もあってか、アキバではAthlonの価格が上位モデルを中心に急落した(詳細は「CPU最安値情報」参照のこと)。1.1GHzは実に最安値が先週比12,000円安の59,800円となり、7万円台から一気に5万円台に突入した。また、1GHzも同8,000円安の42,800円と、3万円台突入が目前となった。このほかのAthlon各モデルも最安値が先週比で2,000円前後下がっており、値下がりの動きはAthlon全体に及んでいる。これでますますPentium IIIとの価格差が広がり、コストパフォーマンスの高さは独走状態に。そして、あるショップの話によると、Athlon 1.2GHzのアキバでの販売開始も間近という。 |
ドライブベイが足りなくて困っているという人に便利な製品が2製品発売になっている。どちらも基本的に同じ構造のもので、薄型FDD+薄型CD-ROMドライブ+2.5インチHDDマウンタの3つを組み合わせた、5インチベイ用のコンボドライブになっている。ノートPC用製品を組み合わせたもので、もともとは産業用のPCなどで使われていたもの。それが昨今の省スペースPCブームで一般向けにも販売が始まったらしい。これを使えば、現状でドライブベイが全て埋まっているPCでも、確実に空きを作ることができる。価格は白ベゼルと黒ベゼルの2タイプがある「I-Drive」が27,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、黒ベゼルのみの「EZDRV-300NCF」が34,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 |
携帯電話やPCなどさまざまな機器をワイヤレスで相互通信する規格として注目を浴びているBluetoothが、やっと製品になって登場した。東芝から初のBluetooth対応機器が発売されたもので、ノートPCなどで使うPCカード「Bluetooth PCカード(PABTC001)」が18,799円~19,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、56Kbpsモデムの「Bluetooth ワイヤレスモデムステーション」が59,799円~59,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)で販売されている。2製品とも対応規格はBluetooth Ver.1.0Bで、通信可能距離は見通し最大100mとなっている。Bluetoothはまだ真新しい規格であり、対応製品が少ないため現時点ではさほど使い道はないが、この先の可能性は未知数。いち早く利用してみたいという人には要チェックの製品と言える。ただし、対応機種はWindows 98 SEまたはWindows Meを搭載した東芝製ノートPCに限られいてるので注意が必要。 □PABTS001(http://www2.toshiba.co.jp/pc/catalog/shuhen/bl_tooth/bt_mdmst.htm) □PABTC001(http://www2.toshiba.co.jp/pc/catalog/shuhen/bl_tooth/bt_pccrd.htm) |
カシオからUSB接続の変わった小型ラベルプリンタが発売された。手のひらサイズのUSB接続ラベルプリンタとマウスパッドが合体した、妙な組み合わせの製品で、パッケージには「思い立ったらすぐラベル!」というキャッチコピーがついている。確かに、ラベルプリンタつきのマウスパッドだと思えば、必要な場合にすぐ手元で印刷結果を受け取れて便利ではある。印刷用のラベルは、カシオのネームランドシリーズで使われている9mm幅のシール式小型テープが使えるので、文房具店などでも手軽に入手できる。もちろん、マウスパッドとラベルプリンタを切り離して使うことも可能だ。Winodws 98のほかWindows 2000でも使える。「MP-1000-L」という型番で、価格は9,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。なお、同社からは、小型ラベルプリンタ内蔵のマウスも今後発売される予定になっている。 |
PCパーツショップ激戦区のど真ん中にヤマト運輸の宅急便受付センターが誕生する。場所はブロックD1-[d5]で、オープンは16日(月)の予定。14日(土)時点ですでに工事はほぼ終了しており、あとは内部の準備を整えるだけの状態になっている。名前は「外神田3丁目サテライトセンター」。この周辺はまさにPCパーツショップがひしめく激戦区で、新製品や特価品を見つけて思わぬ買い物をしてしまう“魔のゾーン”。手荷物が増えて大変になったら、今後はここを利用すると便利だ。営業時間が8:00~20:00と長く、電気街各ショップの営業時間をほぼ全てカバーしているのも大きな魅力。クロネコのロゴが目印だ。 |
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