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GeForce2 Ultra搭載ビデオカードの第1弾がCreativeから登場
GeForce2 UltraはGeForce2 GTSの上位版にあたるビデオチップ。動作クロックが高くなっているのが特徴で、ビデオチップはGTSの200MHzからUltraでは250MHzに引き上げられている。また、搭載しているメモリも333MHzから460MHzのDDRメモリに強化され、トータルの性能はフィルレートで1.6Gテクセル/sから2Gテクセル/sへ、メモリ帯域幅は5.3GB/sから7.4GB/sへとアップしている。
各部品の動作クロックを引き上げているために熱対策の強化も行われており、ビデオチップ上には大型の冷却ファンが搭載され、さらにメモリチップ上にまでヒートシンクが取り付けられている。このため、カードの見た目はかなり派手な印象だ。
今時のビデオカードとしてはかなり高価だが、高速なOpenGL環境が欲しいという人や、ハイエンドなゲームを快適に楽しみたいという人にとっては見逃せない製品に違いない。
なお、eVGAというメーカーからは、GeForce2 MXのワークステーション向けバージョンであるQuadro2 MXRを搭載した「SPECTRA-GF2MXQ」というビデオカードも登場している。32MB SDRAMを搭載した製品で、実売価格は19,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
□3D Blaster GeForce2 ULTRA(クリエイティブメディア)
http://japan.creative.com/products/graphics/geforce2-ultra/
□GeForce2 Ultra(NVIDIA)
http://www.nvidia.com/Products/GeForce2ultra.nsf
□Quadro2 MXR(NVIDIA)
http://www.nvidia.com/Products/Quadro2mxr.nsf
(Creative 3D Blaster GeForce2 ULTRA) | |
(eVGA SPECTRA-GF2MXQ) |
[撮影協力:PCiN秋葉原とパソコンCityパーツ館とクレバリー1号店とOVERTOP]
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