|
メモリ価格は大幅続落、128MBが今度は6,000円割れ
11日(土)時点で確認できたところでは、PC100 128MB(CL=2)の最安値は5,600円。安値上位を順に見ていくと、このあとに5,770円や5,780円、5,800円など6,000円割れの価格が当然のように続き、調べた限りでは、実に20店以上のショップが6,000円割れの価格をつけている。また、店頭では「128MBが世紀末特価」、「うぉぉぉぉ~!! 128MBメモリが6,000円を割ってしまいました!」、「驚天動地!!もはや言葉もない!」といったメモリ価格の安値を訴えるド派手な貼り紙もあちこちで見られ、売る側も買う側と同様にかなり興奮している様子が伺える。
そして新たな動きとして、この急落の影響からメモリの市場標準モデルが128MBから256MBのモデルに移りはじめている点も見逃せない。128MBの単価がここまで下がった影響で、売る側も買う側も関心が256MBのメモリにシフトし始めているようで、徐々に貼り紙でアピールする内容も256MBの価格になっているケースが目立ち始め、ショップも買い物客もメモリ価格の指標とする対象を自然と256MBに変えつつあるという。すでにPC100 256MB(CL=2)は最安値が13,880円となっており、PC133 256MB(CL=3)でもほぼ同様の価格と、少し前の128MBと同じ価格帯にまで下りてきている。今回の値下がりが、256MBをメモリの標準とするきっかけとなる可能性が大いにあると言えそう。
メモリの価格動向ほど予測が難しいものはないが、少なくとも今のところは下げ止まりこそあっても値上がりする気配は微塵もないという。一体どこまで行くのか、まだしばらくメモリの価格動向から目を離せない状況が続きそうだ。
(メモリ) |
[撮影協力:あきばお~3号店]
[↑前の記事]: | Pentium 4の1.4GHzと1.5GHzの製品版がフライング販売スタート |
[↓次の記事]: | DDRメモリ対応のAMD-760搭載Socket Aマザーが20日に発売? |
|