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統一カラーのドライブ類を標準搭載する総アルミ製PCケースが続々デビュー
星野金属工業の製品は(販売元はソルダム)、ATX用の「MT-PRO1100 Millennium Edition」と、microATX用の「MT-PRO7000 Betty 335 Millennium Edition」の2種類で、どちらもそれぞれシルバーとブルーの2モデルが用意されている。この製品は、PCケースの色に合わせたフロントベゼルを持つFDDが初めからセットされているというのが特徴で、ユーザー自身が標準搭載のものと入れ替えられるインジケーター用青色LEDが同梱されているというのもユニークな点。これらは全て限定モデルで、「MT-PRO1100 Millennium Edition」が400台、「MT-PRO7000 Betty 335 Millennium Edition」が150台のみの発売という。
塗装は全て高級感ある半艶フラット塗装になっており、希少価値のある高級ケースが欲しいという向きには最適かも知れない。なお、MT-PRO 700のシルバーモデルに限っては、ドライブ側フロントベゼルとPCケースの色が微妙に異なっており、統一感が薄くなっているので要注意。実売価格は「MT-PRO1100 Millennium Edition」が43,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、「MT-PRO7000 Betty 335 Millennium Edition」が29,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)となっている。
テクノバードからは、9月に発売されて話題を呼んだオリジナルの総アルミ製PCケース「Air」シリーズのカラーモデルが登場している。色は金属質のブルーとピンクの2種類。従来モデルと同様にフロントパネルに肉厚のアクリル板が取り付けられているために、独特の雰囲気を持つ。ただし、従来モデルの特徴のひとつだったオーディオ機器のようなヘアライン加工は、今回のモデルではなくなっている。この製品にも、WiNDyシリーズと同様にPCケースと同色のフロントベゼルを持つドライブが標準搭載されているが、こちらはFDD以外にもDVD-ROMドライブもついているというのが特徴(読み込みスピードなどのスペックは不明)。つまり、フロントベゼルを外に出した状態で使わなければならない最低限のドライブ類は、標準で全て色が揃えられているというわけだ。
色がやや派手なところが好みの分かれそうなところだが、その分希少価値は高い。誰のものとも違う色のPCケースを使いたいという人ならば、こういう製品も有力な選択肢になるだろう。実売価格は、ブルーの「TB-2000SB」とピンクの「TB-2000SP」とも48,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
また、フロントベゼルに色をつけたドライブ単体製品も、今週は新たに2製品登場している。センチュリーが発売したJustLink対応の12倍速CD-Rドライブ「CRW-1210/KIT」と、さらにDVD-ROMの読み込みにも対応した「CRWD-1210/KIT」は、いずれもアイボリーの標準フロントベゼルのほか、交換可能なシルバーのフロントベゼルも同梱したユニークな製品。これならば、普通のPCに使えるほか、必要に応じてシルバータイプに切り替えることで、完全一致はしないまでも素材色をそのまま出した総アルミ製PCケースにはどれにでも合わせることができるというわけだ。「CRW-1210/KIT」の実売価格は19,800円~22,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、「CRWD-1210/KIT」は34,799円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)となっている。
PCの色にこだわる人は、今週はいろいろと要チェックの製品が多い。気になる人は、色の質感などを直接ショップで確かめてみるといいだろう。
□WiNDy Millennium Edition(ソルダム)
http://www.soldam.co.jp/swm/me/
□テクノバード
http://www.tbji.com/
□センチュリー
http://www.century.co.jp/
(星野金属工業 WiNDy Millennium Edition) | |
(テクノバード Airシリーズ) | |
(センチュリー CRWシリーズ) |
[撮影協力:BLESSとTSUKUMO eX.とパソコンCityパーツ館とOAシステムプラザ東京本店]
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