|
Athlon/Duronに対応した初めてのベアボーンキットが登場
PCケースは緑半透明のフロントパネルを採用したスタイリッシュなミニタワー型で、マザーボードはApollo KT133チップセット搭載のSocket A対応マザーボード「K7VZM」を採用している。このマザーボードはmicroATXながら、RealtekのLANチップをオンボード搭載し、10/100Base-TX対応LANインターフェイスに標準対応、さらにAC97仕様のサウンド機能もオンボード搭載するなど、ほとんどの周辺機能をあらかじめ標準で備えている。キットにはキーボードとマウスも付属するため、基本的にあとは好みのCPUとメモリとHDDとビデオカードを選んで取りつければPCが完成するわけだ。
今となってはCPUはPentium IIIよりAthlonの方が圧倒的にコストパフォーマンスがよく、このベアボーンキットと組み合わせることでPC全体にかかるコストはかなり低く抑えられることになる。自作PCの入門機としても、余ったパーツを組み合わせてのサブPCとしても、かなり手軽に使えそうだ。こうした低価格なSocket A対応ベアボーンが続々と出てくれば、自作PCマーケットでの入門層にもAthlon/Duronユーザーが増えるに違いない。
扱っているTSUKUMO eX.によると、ベアボーンキットとしてはすでに店内2位の売れ筋になっているという。実売価格は19,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。なお、同店によるとこのベアボーンキット用には「電源が弱いため700MHz程度のCPUがをおすすめ」しているとのこと。
□K7VZM(Elitegroup Computer Systems)
http://www.ecs.com.tw/product/k7vzm.htm
(Elite EC-K7VZM) |
[撮影協力:TSUKUMO eX.]
[↑前の記事]: | Athlon 1.2GHzが2ヶ月ぶりに再入荷、今度は正規ルートで大量に |
[↓次の記事]: | アスファルト特殊加工の振動・騒音吸収シート「静かシート」発売 |
|