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Apollo KT133A搭載マザーの新種がABITとSOLTEKから登場
ABITから出たのは「KT7A」と「KT7A-RAID」。前者はスタンダードモデル、後者はIDE RAIDコントローラー(HPT370)をオンボードにしたRAID対応モデルとなっている。ABITの製品らしく、オーバークロック用の機能が多数用意されており、100~155MHzまで1MHz刻みのFSB設定機能、+28MHzまで1MHz刻みのPCIクロック設定機能、I/O電圧とコア電圧設定機能などを備えている。
また、SOLTEKからは「SL-75KAV」が出ている。先行して発売された「SL-75KAV-X」の下位モデルにあたり、起動エラー発生時に音声で内容を通知するSoltek Voice-Diagnosis Technologyの機能が省略されている。ABITのマザーボードと同様、オーバークロック用の機能が豊富で、FSBやコア電圧の設定が可能なほか、DIMMの電圧設定もできるようになっているのが特徴。また、わざわざAthlonとDuronの倍率固定解除を行うための解説書がついているのがユニークな点だ。
いずれもDDR SDRAMには対応していないが、あまりコストをかけずにFSB 266MHz対応Athlon用環境を整えたいという人には向いた製品と言える。低価格かつ設定項目が豊富な新Athlon用マザーボードを探している人なら要チェックだ。
実売価格は「KT7A」が16,800円~18,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、「KT7A-RAID」が20,580円~21,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、「SL-75KAV」が14,800円~17,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
□KT7A/KT7A-RAID(ABIT Computer)
http://www.abit.com.tw/english/product/motherboards/kt7a-raid.htm
http://www.abit.com.tw/english/product/motherboards/kt7a.htm
□SL-75KAV(Soltek Computer)
http://www.soltek.com.tw/English/products/75kav.htm
(ABIT KT7A/KT7A-RAID) | |
(SOLTEK SL-75KAV) |
[撮影協力:パソコンハウス東映とPCiN秋葉原とOVERTOP]
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