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専用カードでSCSIとLANを搭載する搭載マザー「CUSL2-LS」登場
「CUSL2-LS」は、言わばi815Eチップセット搭載のハイエンドマザーボード。ASUSCONNECT対応の専用カードを同梱することで、2チャンネルUltra160 SCSIと10/100Base-TX対応LANインターフェイスが利用でき、実質的にこれらはオンボード同然の製品構成になっている。Ultra160 SCSIのコントローラーチップはAdaptecのAIC-7899、LANは3Comの3C920。
ASUSCONNECTはCNRとの共用スロットになっており、コネクタの色は黒。コネクタの外形サイズはPCIとほぼ同じだが、端子部はちょうどUltra160 SCSI用コネクタのような高密度タイプになっており、PCIスロットと違うことはすぐに識別できる。この拡張スロットに関して詳しい仕様は不明で、これに対応したカードが今後追加で発売されるかどうかも現時点ではわからない。こうした方法を採用することで、オンボード実装するよりマザーボードの省スペース化や他製品との部品共用化が可能など、いくつかのメリットがメーカー側にとってはありそうだが、ユーザーにとっては、実質的にオンボードの機能が後から取り外しが可能という程度のメリットしかなく、ASUSCONNECTにどれほどの可能性と意味があるのかは、よくわからない。
小型サーバー用として実用に使うか、単なるレア物のコレクターズアイテムとして手に入れるかは悩ましいところ。なお、スタンダードな「CUSL2」と比較すると、最大利用できるPCIスロットが6本から5本減っている点に要注意。実売価格は44,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)
(ASUS CUSL2-LS) |
[撮影協力:高速電脳]
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