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AOpenからIEEE-1394をオンボード搭載したApollo KT133チップセット搭載Socket Aマザーボード「AK73-1394」が発売になった。今ではIEEE-1394オンボードの製品など珍しくもないが、この製品は動画データの編集ソフトとしてジャストシステムの「MegaVi DV」を同梱している点がユニーク。マザーボードに限らず、IEEE-1394カードなど、ほとんどの製品で動画データ編集ソフトとしてUleadのVideo Studioが同梱されており、すでに複数所有しているという人も多いに違いない。Socket Aの環境でIEEE-1394と目新しい編集ソフトを同時に手に入れたいというならば、この製品がいい候補になるはず。実売価格は19,800円~20,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □AK73-1394(http://www.aopen.co.jp/products/mb/ak73-1394.htm) |
COOLERMASTERの「GALILEO」に続いて、新たに「ThermoEngine」という名のヒートパイプ内蔵Socket A/370用CPUクーラーが発売になった。一見すると、ただの普通のCPUクーラーにしか見えないが、発売元のワイドワークによると、ヒートシンクの中央部に“特殊溶剤”が注入されており、これがヒートパイプと同じ機能を果たすという。「GALILEO」と違ってヒートパイプが見えるわけではないため、見た目のインパクトはないものの、冷却性能は確かに高いようで、Athlonでは1.5GHzまでPentium IIIでは1.13GHzまで対応しているという。ファンはSUNON製でヒートシンクがThermoSonic Technology製とのこと。ちょっと変わったCPUクーラーをお探しの人は要チェック。実売価格は4,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 |
今週はもう1つ新しいチップセットを搭載したマザーボードがデビューしている。TridentのビデオチップBlade 3Dコアを統合したApollo PLE133チップセットを搭載しているSocket 370用マザーボードで、製品はEPoXの「EP-3VWM」。フォームファクタはmicroATX。過去にApollo PLE133搭載マザーボードを採用したCRT一体型PCが販売された実績があるとはいえ、マザーボードの単体販売はこれが初めて。廉価な統合型チップセットという位置づけのため外部AGPをサポートせず、IDEもUltra ATA/66までとなっているなど、パフォーマンスの点ではあまり多くは期待できないが、マザーボード単体で実売価格が8,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)と安いのは魅力。ただし、マニュアルによると、マザーボードとしての対応CPUは800MHzが上限。NorthBridgeの型番は「VT8601」。 □EP-3VWM(http://www.epox.com/html/english/products/motherboard/ep-3vwm.htm) |
年明けからのAthlonの品薄状況がかなり深刻になってきている。特にリテールパッケージ品は壊滅的な状況で、20日(土)の調査ではAthlon 900MHzの在庫ショップ4店を最高に、ほかはアキバ全体で1店、もしくは1.1GHzや950MHzなどのように0になってしまったモデルもある(詳細は「CPU最安値情報」参照のこと)。Athlonをリテールパッケージに限定して販売していたある大型店の話によると、CPUの売り上げ全体の7割を占めていたAthlonの在庫がなくなってしまったことで、同時にマザーボードの売れ行きも落ち込んでしまい、店全体の売上はまさに大打撃だという。アキバ全体では代わりにバルク品の流通量が若干増しているため、Athlonがまったく手に入らないというわけではないが、Athlonの流通状況はしばらく要注意の状況が続きそうだ。 |
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