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SiSのビデオ機能統合型Athlon用チップセットSiS730Sが来週にもデビューする見込みだ。ソフトアイランド秋葉原店では同チップセットを搭載したElite製Socket Aマザーボード「K7SEM」のデモを始めており、予価12,800円で来週販売する予定があるという。また、コムサテライト3号店でも同じマザーボードのサンプル品展示を始めており、こちらは3月中旬入荷で予価13,000円程度になる見込みとしている。製品はLANインターフェイスをオンボード搭載したmicroATXの小型マザーボードで、AGPスロットがあるほか、AMRとCNRのスロットが2つとも載っているなどの特徴がある。FSBは266MHz(133MHzのDDR)をサポート、メモリはPC133 SDRAMをサポートしている。なお、コムサテライト3号店によると、ASUS製の同チップセット搭載マザーボード「A7S-VM」も来週中には入荷する予定とのこと。 □SiS730S(http://www.sis.com.tw/products/slota/730s.htm) |
今週登場の珍品USBデバイスは、何もUSBアロマポットだけではない。ワンズが発売した「GA-AU003」もちょっと変わったアイテムで、これはUSBオーディオアダプタなのに、なぜかマウスの形をしているという変り種。左ボタンはボリュームの下げ、右ボタンはボリュームの上げ、中央ボタンはミュートの役割を持っている。ボディ側面にはLINE OUT、LINE IN、MIC端子などもあり、機能としては完全にオーディオデバイスに特化しており、マウスとしての機能は一切持っていない。なぜ、わざわざマウスの形をしているのか、その理由は不明。ショップでもわざわざ「マウスではありませんっ!!」と書いた値札をつけているあたり、売る側も面白半分といった様子。自慢用のアイテムとしていかが?実売価格は6,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □GA-AU003(http://www.kk-ones.co.jp/hard.html) |
600MHzのSocket 7用CPUが売られていると言ったら信じるだろうか?実はメルコから、600MHzで動作するというモバイルK6-III+がリテールパッケージ入りで発売されており、実際に極少量ながらショップに出回っているのだ。製品名は「HK6-MS600P-NV4」。PC-9821シリーズのアップグレード用として売られているもので、いわゆるゲタとCPUとクーラーが一体になったセット品だ。モバイルK6-III+に600MHzモデルは本来ないはずだが、同社によるとこれはモバイルK6-III+ 550MHzの選別品を用いて独自に動作保証をしたものとのこと。限定市場向けの製品ということで、特に製品発表は行わず、数ヶ月前から出荷を始めていたそうだ。あくまでも保証外にはなるが、PC-9821用でなくとも、ほかのSocket 7採用PCのアップグレード用に使える可能性があるという意味で、現役Socket 7ユーザーの人には要チェックの製品だろう。実売価格は34,799円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □K6-IIIシリーズ(http://www.amd.com/japan/products/cpg/k6iii/) |
5インチベイに収納可能なロジテック製液晶ディスプレイの発売が刺激になったのか、今度は5インチベイ3段を使ってPCにはめ込む、廉価な液晶ディスプレイが近々登場する見込みだ。クロスオーバーが予告しているもので、店内で試作機のデモも実施中。サイズは明示されていないが、3~4インチ程度のカラー液晶を利用したもので、表示できるのはNTSCのTV入力信号。アキバの電子パーツショップでよく売られている、パチンコ機に使われていた中古液晶が使われている。予価未定とはいうものの、おそらく1万円前後程度の価格になると見られる。一方がTV出力になっているマルチディスプレイ対応ビデオカードと組みあわせれば、また新しいPCの使い方ができそうだ。 |
なんとも不思議な電源を搭載したタワー型ATXケースが発売になっている。「IMT-4000W」「IMT-4000M」という型番の製品で、メーカー名は不明。ただし、犬型猫型ケースで有名な韓国SungMin製の「MINION」と酷似している点を考えると、SungMin製である可能性が高そうだ。この製品は褐色の金属板で覆われた電源を搭載しているのが特徴で、目視では銅に見えなくもないが、はっきりした材質は不明。なお、この電源にはSAMSUNGのロゴ入りシールが貼られてある。PCケースとしても全体がオーディオ機器のようなスマートなデザインを採用している点や、両サイドパネルに回転式で開閉可能な大きな円盤状の通風孔が用意されているなど、外観が飛びぬけてユニークなのが印象的。デザインで選ぶもよし、変わった電源のユニークさで選ぶもよし。実売価格は12,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。なお、ケースの色はシルバーとホワイトの2色がある。 □MINION(http://www.sungmin.co.kr/e-jeep.htm) |
GeForce3発表の余波なのか、世代の古いGeForce 256搭載ビデオカードが格安で大量に出回り始めている。なんと、実売価格は6,972円~8,999円という安さだ(詳細は「HIS GF-NV10安値情報」参照のこと)。売られているのはHISブランドの「GF-NV10」という製品で、ビデオメモリは32MB SDR SDRAM、ビデオチップはGeForce 256を搭載している。一世代前の主力製品とはいえ、ハードウェアT&Lの機能もあり、この価格ならまさにお買い得品と言える。同じNVIDIAでも、ありきたりのGeForce2 MXとは違うビデオチップを使ってみたいのなら、この格安GeForce 256カードが狙い目だ。 □GF-NV10(http://www.hightech.com.hk/html/NV10.htm) |
星野金属が始めた新しいPCケースのティザー広告第2弾がスタートした。先週に続く第2弾のポスターは第1弾より一歩踏み込んだ内容になっており、新たな「A3シリーズ」が3月に発売されることがはっきりと明記されている。また、WiNDyシリーズの過去の歴史を列記した年表が追加され、いかにもまた“新しい歴史を書き加える”という気概を感じるものになっている。相変わらず製品の仕様については一切触れていないが、総販売元のソルダムのWebでは、Q&A形式で詳細な予告を出ている。それによると、どうやら高品質な総アルミ製ケースを廉価で投入するというのが基本コンセプトらしい。いまだ具体的な製品の姿はイメージできないが、非常に気になる動きではある。興味のある人は、まずはこのA3シリーズに関するQ&Aページを参照してみるといい。 □The New Concept A3(http://www.soldam.co.jp/new/0103/0302.html) |
ソニーからMP3対応のUSB接続ポータブルCD-RWドライブ「CRX10U」が発売された。4倍速でCD-R/CD-RWメディアへの書き込みができるほか、CD-Rメディアなどに記録したMP3ファイルを単体で再生できるのが特徴。もちろん、通常の音楽CDの再生も可能だ。電源はACアダプタまたはリチウムイオンバッテリーを利用し、音楽再生時には2.5時間、CD-R/RWドライブとしての動作では最大2時間の連続動作ができる。ポータブルのドライブにしてはややサイズが大きいのが難点だが、ほかに同類の製品はなく、これが今のところ唯一の存在。頻繁に持ち歩くのでなければ、割り切って使えそうだ。実売価格は42,800円~44,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
□CRX10U(http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/Peripheral/CRX/CRX10U/) |
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