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AthlonとDuronのシリーズ最上位モデルがリテールパッケージ入りになって出回り始めた。Athlon最上位モデルの1.33GHzは正式発表から約2週間を経ての発売で、実売価格は35,500円~35,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。Duron最上位モデルの900MHzは正式発表から約1週間の間をおいての発売になる。実売価格は14,500円~15,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。どちらも、バルク品に関しては発表前からアキバでは販売が行われていた。 □Athlon(http://www.amd.com/japan/products/cpg/athlon/) |
発売から1週間しかたっていないMicrostar製Socket A対応マザーボード「K7 Master」に、早くも新リビジョンの製品が登場している。実売価格は20,800円~23,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。AMD761+VT82C686Bという組み合わせのチップセットを搭載したこの製品は、先週の時点では基板上にVER:1と記され、FSBのサポートは200MHz(100MHzのDDR)となっていたが、週明けから出回り始めたVER:1.1の製品はFSB 266MHz(133MHzのDDR)までをサポートしている。間のないリビジョンアップだったこともあり、現在店頭では仕様の違うものが混在した状態になっているので要注意。新リビジョンは、パッケージ表面のシールに「EV6 システムバス 266MHz対応」と明記されているので、これで見分けることができる。なお、中には旧リビジョン製品をいきなり処分価格で売り始めたショップもある。 □K7 Master(http://tw.msi.com.tw/showroom/mainboard/eng/k7master.htm) |
対応マザーボードの増加や価格の低下など、DDR SDRAMが普及するのに必要な条件が着々と整いつつある中で、今度は容量の選択肢という点でまた状況が前進した。これまでDDR SDRAMは最大で256MBのモデルまでしか店頭に並んでいなかったが、今週からメルコの「DD266-512M」という512MBのPC2100 DDR SDRAMが発売になっている。CLは2.5で、同社の発表によるとIwill KA266やGIGABYTE GA-7DXなどのマザーボードで動作確認が取れているという。実売価格がSDR SDRAM 512MBのほぼ倍にあたる78,000円と高いのが難点だが(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、これもこれから徐々に値下がりしてしていくのは確実と見られる。DDR SDRAM対応マザーボードはDIMMスロットが3本と少ないケースが多いので、大量のメモリを搭載したい人は、こうした大容量のモデルが必要になる。 □DDR266(http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/catalog/item/d/dd266/) |
Pentium 4のパフォーマンスを引き出すための肝と言われる拡張命令群SSE2に対応したアプリケーションソフトがようやく登場した。しかも、それが現在パーソナルユースでもっとも負荷の高いビデオ編集ソフトだというのだから、注目せずにはいられない。製品はUleadの「VideoStudio 5.0」で、同社の発表によると、Intelのエンジニアによって25種類のトランジション(場面転換の効果)がSSE2で最適化されたという。逆にいえば、それだけなのだが、SSE2対応の貴重な市販アプリケーションソフトであることに変わりはない。SSE2対応以外にも、範囲指定をまとめて行なって一括でキャプチャするバッチキャプチャや、シーンごとに自動的にタグを挿入するシーン検出機能を搭載するなど、多くの機能向上がはかられているので要チェック。実売価格は製品版が10,800円で、アップグレード版が7,480円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □VideoStudio 5.0(http://www.ulead.co.jp/vs/runme.htm) |
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